記事提供:カラパイア

手を動かそうと頭で思ったら、実際に手が動くように、心が体を動かしているとわたしたちは思ってきた。

しかし、場合によっては、同じように体もあなたの心や考え方に影響を与えることがある。体の姿勢や動きが、思考や感情にどのように作用するのか、5つの例を見てみよう。

1. 前屈みになると気分がふさぐ

米オハイオ大学の心理学者によると、デスクに突っ伏したまま、ストレスのたまる仕事をしていると、まっすぐに座って仕事をしている人よりもよりネガティブな気分になり、仕事のスキルも鈍るという。

しかし、人気のパワーポーズ(足を開き、腰に手を当てて胸を張る)をすれば自信をもって行動できるかというと、そうでもない。

いくら威勢の良い姿勢をとっても、自信に満ちたふるまいには影響しないし、ホルモン的な変化も見られないことは最近の研究でわかっている。

2. 仏頂面をやめると、ふさぎの虫を抑えることができる

ボトックス注射をして額を麻痺させると、実際に眉間にしわを寄せるのを防ぎ、ふさいだ気分を改善することができるという。悲しい気分になると、人は眉をひそめるが、眉をひそめるとますます気分が落ち込むことは研究でわかっている。

ネガティヴなサインを表に見せないだけで、嫌な感情を最小限に抑え、負のフィードバックの連鎖を避けることができる助けになるかもしれない。

3. 言葉でだけよりも体を動かして覚えるほうが楽に身につく

2004年の研究で、子供たちに農場での生活についての文章を読んでもらった。一部の子供は読んだ内容をおもちゃを使って身振りを交えて語ってもらい、ほかの子供にはただもう一度繰り返して読んでもらった。

すると、身振りを交えて読んだ子のほうが、読解力が良く、二度読みした子よりも、数日たっても話の細部までよく覚えていた。

俳優たちは、芝居が終わって数ヶ月たっても、ただ立ったまま暗唱したセリフよりも、動きながらしゃべったセリフのほうをよく覚えているものだという。

4. 人はタイプしやすい言葉のほうを好む傾向にある

パソコンの普及により、OMG!と言ったりするだけでなく、わたしたちの話し言葉は変化している。

例えば、人気のある赤ちゃんの名前は、最上列がQWERTY配列の一般的なキーボードで、右手でタイプできる文字がよく使われる傾向があるという。

ほとんどの人は右利きなため、これらの文字はタイプしやすいのかもしれないし、それほど差はないが、LOLのように、ほとんど右手でタイプできる文字のほうをより好意的に見るのかもしれない。

5. 体を動かすとよりクリエイティブになれる

2014年のスタンフォード大学の研究によると、研究室でずっと座りっぱなしよりも、散歩をしたほうが結果的にクリエイティブなアイデアが浮かぶという。

一見、散歩はなにもない壁に向かってトレッドミルをやっているような非生産的な場に思えるが、歩き終わった後でも効果は同じだ。だから人はなにかを集中して考えているときに、そこらへんをうろうろ歩き回るのかもしれない。

出典:mentalfloss

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