記事提供:カラパイア

宇宙飛行士のスコット・ケリーさん、チェリ・リンドグレンさん、油井亀美也さんが国際宇宙ステーション(ISS)で育てた赤いロメイン・レタス「アウトレッジャス(Outredgeous)」を試食した。

収穫物はまずクエン酸で洗ってから美味しく頂いたそうだ。半分だけ食べて、あとは冷凍して、分析のために地球に持ち帰られる。宇宙から届けられた動画には笑顔でレタスを頬張る3人の姿が映されている。

出典 YouTube

NASAが研究する宇宙での野菜栽培技術「ベジー(Veggie)」は、将来的な宇宙での自給自足を目的としたものであり、推進中の有人火星探査計画を成功させるには不可欠だ。

太陽系のさらに奥深くへ分け入ろうとしているNASAにとって、ベジーは長期的な宇宙飛行における食料源になってくれる。また、宇宙船内での趣味として、船員をリラックスさせる効果も期待できる。

栽培が開始されたのは2014年5月のことで、第39次ISS長期滞在ミッションにおいてスティーブ・スワンソン技師が世話を担当した。33日後に収穫され、同年10月に地球へ持ち帰られたのち、NASAケネディ宇宙センターで安全性検査を受けた。

今回のVeg-01は、今年7月8日にケリーさんによって栽培が開始され、33日後に収穫された。種は15ヶ月間、国際宇宙ステーションに保管されていたものが使用されている。

折り畳み式のベジーユニットには、植物の成長と観察用の赤青緑のLED照明が取り付けられている。LEDで植物を育てるアイデアは、1990年代後半にNASAが考案したものだ。

ベジー内で栽培される植物を彩る赤紫色は、赤と青を混ぜた照明の結果である。

赤と青は光合成に最も使われる波長であるため、その2色は緑のLEDよりも強い光を放つように設計されている。緑のLEDは、紫の野菜では美味しそうに見えないために取り付けられたものだ。

出典 YouTube

出典:twistedsifter

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