記事提供:カラパイア

アメリカが生んだ「カルトの帝王」、デヴィッド・リンチがフィラデルフィア美術アカデミー在学時代(1968年:当時22歳)に作ったというショートフィルム「The Alphabet」は、

デヴィッド・リンチならではの世界観で血塗られたアルファベットが演出されており、アルファベットを覚えたいという子供たちが見たら、二度とアルファベットと向き合いたくなくなること請け合いだろう。

出典 Vimeo

この映像は、実写とアニメーションを組み合わせた作品で、リンチ監督初となる短編映画『Six Men Getting Sick(Six Times)』の翌年に作られたものだ。

リンチによるとこの作品は、妻のペギーの姪(当時6歳)が悪夢を見てうなされながらも、ABCを口ずさんでいたところからひらめいたもので、少女の悪夢と無意識の恐怖が視覚化されている。

妻のペギーによると、この作品は、非言語的な性質を持っている人間の地獄を垣間見たもので、リンチのフラストレーションを表現する一つの手段だったという。

ちなみにこの作品「The Alphabet」は、AFI(アメリカ映画協会)で高く評価され、これによりアメリカン・フィルム・インスティチュートの奨学金を得ることに成功し、次の短編『グランドマザー』が生まれた。

出典 YouTube

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