いつからか言われるようになった「最近のテレビはつまらない」という言葉。

「面白くないのでテレビ自体を見ない」という人もいますよね。

そういった視聴者や見なくなった人達の空気を感じているのか、テレビに出ている芸能人の人達も、よくテレビや雑誌などのインタビューでそのことについて語っています。

そこで、今回はテレビはなぜつまらなくなったのか?その理由や原因について語っている芸能人の方々のコメントやインタビュー記事をまとめてみました。

それではご覧ください。

テレビ局側の自主規制の問題?

よく芸能人の方が言われているのが、テレビ局側が視聴者やスポンサーに配慮して、自主的に規制してしまうことです。

放送作家でタレントの鈴木おさむさんはブログで動画コンテンツの会社を立ち上げたことについて書きながら、自主規制について触れています。

テレビって今、ギリギリ出来ないこと増えているんですよね。

例えば、パワースポット一つ取り上げるにしても、パワースポットと堂々と言って取り上げちゃいけない局もあるし、色んな規制がある。

だからより難しくなってるところもあって。

出典 http://ameblo.jp

ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんも自主規制について語っています。

「コンプライアンス(法令順守)からくる自主規制です。自由な表現が奪われ、見る方も安心・安全ばかりを求めて、くだらない番組がなくなっていく。そうしたら、テレビが面白くないと言われ始めて……。悪循環だと思います」

出典 http://www.yomiuri.co.jp

大御所ビートたけしさんは自分の話を交えて…

最近「たけしはテレビであんまり毒舌を披露しないし、そもそもあんまり喋らなくなった」なんてツッコミを入れられることが多いんだけど、実はガンガン喋ったって放送ではカットされちまうんだよな。

出典SAIPO 2014年5月号

「アレ言っちゃだめ」「これもダメ」でテレビ局の「自主規制」は年々ひどくなっている
最近、テレビじゃ何も面白いことがいえなくてムカムカしてるんだ

出典SAIPO 2014年5月号

マツコ・デラックスさんは雑誌のインタビューで昔の好きだった番組にドリフターズの番組を挙げ、今だったらアウトだよねと語ります。

すると、インタビュアーの大根仁監督は「ドリフって基本は『差別』の笑いですからね。」と返します。

それにマツコさんが規制によって、テレビであまり取り上げなくなった「あること」を「自分の存在」に絡めながら語ります。

それが無いから、いまのテレビはつまらなくなったのよ。笑いって差別でしょ?

私が自分で常に承知しているのは「私は差別されているから笑われているんだ」ってことなの。

出典クイックジャパン 88号

おそらくみなさん自覚してないだろうけど、「コイツは私たちと違う人」って思われてるのが私にはわかるし。

出典クイックジャパン 88号

やっぱオカマって最後は「お前はこっちじゃない」って言われる性別だからね。ましてやこんなおかしな格好して太ってるわけで、異形の極致みたいな存在だもん(笑)。

出典クイックジャパン 88号

司会者の力不足?

自主規制に続いてよく見るのが、出演者の力不足では?という声。

特にMCや司会について書かれているネットの記事を見るような気がしますが、そのことについてフジテレビ系の番組、ワイドナショーに出演した際にヒロミさんがこのように語っています。

同番組で司会を務める東野幸治が「何か感じることはあるんですか?」と最近のバラエティ番組に対する印象を聞いたところ、ヒロミは「MCが下手だなと思う」とズバリ。

出典 http://news.mynavi.jp

ゲスト出演した際に「あれ? こんなんでいいんだ」と疑問に思うことがあるそうで、「テレビを面白くするためにはMCってすげえ大事だと思っている」と司会業の重要性を説いた。

出典 http://news.mynavi.jp

「(司会の役割が)小さくなっているというのをすごく感じる。だからテレビがあまり面白くないのかなとか思っちゃう」

出典 http://news.mynavi.jp

「最近はどこに行っても『テレビつまんないですよね』って言われることが多い」から。「この子たち、大丈夫なのかなぁ。もっと面白くできるのに面白くしないのかなって思ったりする」

出典 http://news.mynavi.jp

「(収録の)時間なんかもいくらでもコントロールできる。MCはそういう立場。スタッフが出してきたものを、多少なりともプラスで返さないと。高い金もらってるんだからさ、申し訳ないじゃんか」

出典 http://news.mynavi.jp

このヒロミさんの話にレギュラー出演者のダウンタウン・松本人志さんは・・・

「今の人はそこまで一人前になってない人もMCやったりするから、たぶん彼らもどうしていいか分からへんかもね。なんならスタッフとの力関係がスタッフの方が上だったりするよね

出典 http://news.mynavi.jp

制作側の問題?

ダウンタウンの松本さんの話でスタッフについて触れていましたが、テレビ番組を制作しているスタッフについて問題があるのでは?というものも目にします。

自主規制の項目でも取り上げたロンドンブーツ1号2号の田村淳さんは出演した関西の番組でこのように語っています。

同番組がほとんど編集なしで流されるという話を受け、「それをやれなくなってきてるんですよ、今のテレビ業界」と淳が言うと、女子アナが「何でそうなってきてるんでしょう」と質問。

出典 http://wjn.jp

淳は「怒られたくないからです。管理者が出世したいから。本当なら『おれが責任持つからやりたいことやれ』というのがプロデューサーなんだけど」と答えた。

出典 http://wjn.jp

「監視役ですよ。揉め事が起きないために。オンエア前にチェック機関が何個もあるんですよ」と淳。「それでも問題が起きると、チェック不足を指摘された人が出世できなくなる。それでチェック体制がより厳しくなり、テレビ番組が面白くなくなってきている」

出典 http://wjn.jp

似たような番組が増えた?

自主規制…司会や出演者、制作側の問題…様々な問題がありますが、それらが関係しているのか、似た企画をやっている番組が増えたというのもよく見ないでしょうか。

所ジョージさんもそう感じているのか…

テレビはみんな放課後みたいな番組になっちゃったね。学生が仲間とたまってなかなか家に帰らない……そんなリラックスの部分だけ出ちゃってる番組。授業がないんだもん。

出典 http://www.ohtabooks.com

だからといって『これが授業です』と情報番組作っても、どこかにがやつきがあったりして、そこも結局、放課後になっちゃう

出典 http://www.ohtabooks.com

つまらないのではなく「わからない?」

ここまで、「なぜつまらなくなったのか?」ということを取り上げてきましたが、そもそもそれ以前の問題なのでは?という話を。

博多華丸・大吉の大吉さんは後輩芸人さんが連れきた20代の彼女さんと話をしたことから、テレビを見なくなったと言われている若い世代について、このように語っています。

「そもそもテレビ自体を、本当に見ないんですって。普通の20代。」

「LINEとか。友達と繋がってるし、見たい動画があれば、Youtubeで見てるし。」

「なんでテレビ見てくれないんだ?って聞いたら、『面白くないんじゃないんです。ただ、分からないんです。』と。

出典TBSラジオ たまむすび

「そこから詳しく話をしたんですけど、結局、お笑い芸人の平均年令だって、35~6歳でしょ。」

「35~6歳が面白いものって、21、2歳は面白くないんですよ。」

出典TBSラジオ たまむすび

「結局、自分のことを考えたんですけど、自分は43歳でしょ。昔はああだった、こうだったとか、『昔はこんなことが流行ったね』とか、そんなことも言うし、実際、テレビを見たら『懐かしのあの人』とか、『2000年代ヒットメドレー』とか。」

出典TBSラジオ たまむすび

「よくあるけど、20歳の子に言わせたら、例えば2007年の曲なんか、6歳の頃の曲だから、記憶はあっても、全く思い入れ無いし。」

「そういうのの積み重ねで、『見ない』って言ってて。もう、一気に酔いが冷めましてね。『マジか!』ってなって。」

出典TBSラジオ たまむすび

「見ないっていうのは、面白くないんだろうな、とばっかり思ってたんです。でも、そうじゃなくて、やってることの意味が分からないって言われるとは思ってなかった。」

出典TBSラジオ たまむすび

ピンチはチャンス?

しかし、「つまらなくなった」「見なくなった」「必要ない」と言われようになってしまったテレビにはまだまだ可能性がある。価値がある。と語る方々も多くいます。

ダウンタウン・松本人志さんは出演した番組で少年事件の話になり、抑止力としてテレビに力があると語ります。

「絶対にテレビでできることは俺はあると思う」

出典 http://news.mynavi.jp

プロデューサーであり、タレントのテリー伊藤さんは…

今、テレビはニューメディアの渦の中で漂流しているかもしれない。でも、それはテレビにとって大きなチャンスでもある。今までには考えられなかったことをテレビがやるチャンスでもあるし、今までとはまったくちがう番組を作るチャンスでもある。

出典 http://books.rakuten.co.jp

とんねるず・石橋貴明さんはラジオのポッドキャストで熱くこう語っています。

「あまりにも今、若い奴らもテレビを観ないじゃん。」

「でも、それでテレビ観ないからで諦めちゃうとアウトで。」

「家政婦のミタが40%を取ったってことはテレビの可能性がまだ十分にあって。」

出典TBSラジオ JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD

「今の状況でテレビ60%も観てないよねってところで、みんなが納得しちゃって。15%くらいでいいやってことになってるところが問題なんだよね。」

「だから、やらなきゃいけないし。一昨日、40%って数字を見た時に、負けられないなって単純に思ったの。」

出典TBSラジオ JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD

「『まだ面白いじゃん、テレビ。』『まだ面白いじゃん。ラジオ。』って振り向かせていくってことを演者も含めて制作者が考えていかなきゃいけないな。だって、家政婦のミタが40%取ってるんだから。」

出典TBSラジオ JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD

「可能性はあるんだから。可能性に懸けなかったら、何も無い。0.01%でも、0.001%でも可能性があるんなら、突っ込んで行くんだよ。」

出典TBSラジオ JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD

他にもネットなど新たなメディアの台頭、娯楽の多様化など、他にも「つまらない」と言われるようになってしまった原因はあると思いますが、芸能人の方々が語っている理由としては以上のものが多くみられました。

個人的にはテレビ自体がつまらなくなったとは感じてはいないのですが、
面白い番組の数が減ってしまったかな…と感じています。

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