うのたろうです。
お酒を飲むとき異性といっしょがいいですか?
それとも同性どうしで飲む方が気楽にお酒を楽しめますか?

世のなかには「絶対に女となんか飲みたくない」という男性や「男の人がいない飲み会にいってもつまらない」という女性というのはたくさんいます。

ここで質問。
なぜ彼らは「異性がいると嫌なのか」あるいは「異性がいないと嫌なのか」?

答えは簡単です。
単純に「いた方が楽しいから」あるいは「いない方が楽しいから」です。

つまり、男性も女性もお酒には楽しさを求めているということです。楽しいお酒を飲みたいと思うこと――まあ、あたりまえっちゃあたりまえのことですよね。せっかく飲むんですから楽しくなくちゃお酒の意味がありません。つまらない飲みというのは健康診断のバリウムで充分みんなまにあっています。

そしてその飲みが楽しいか楽しくないかという判断は、その人がいっしょに飲む相手の性別に「楽しい」という価値を見出しているかどうかということなのです。
そんなわけで、ある人にとっては同性が良かったり、またべつのある人にとっては同性が嫌だったりするだけで本来性別は関係ありません。結局のところ、自分といっしょに飲んでいるのは実際は男性でも女性でも同性でも異性でもかまわないのです。

……と、まあ。
やけにコムズカシイ話をしていますが、よーするにみんな楽しいお酒が飲みたいんです。
お酒なんて楽しければいいんです。

というわけで、本日、そんな飲み屋のお話し。

楽しいお酒を飲みたいならば、同性どうしで飲むよりも、異性を交えて飲むよりも、もっと楽しい飲み屋があります。

オカマバー。

新宿二丁目が有名ですよね。
実は最近、オカマバーは若い女性にも注目されているスポットだったりします。だって、楽しいんだもん。それがオカマバーが現在人気の理由だったりします。

そんなわけで今日は、オカマバーの魅力についてのぞいてみましょう。

簡単なルールとマナーさえ覚えれば初心者歓迎で、しかもひとりで楽しめるお店が意外とたくさんあったりします。

お酒なんて、けっきょく楽しいちゃんぽんです。
なにを飲んだか、誰と飲んだか、そんなことより、もっとだいじなことがあります。

どれだけ楽しくごちゃ混ぜられるか。
それがお酒の味とその場の雰囲気を決めてくれるものなのです。

ドリンクも、性別も、ね……

オカマバーとは?

①オカマバーのシステムは?

キャバクラやホストクラブとおなじようなシステムの飲み屋です。セット料金+飲み放題で2時間3000円とかそういった形態をとるお店です。

お店にいるのはキャストやホストではなくママと店子(店員)。オカマの方がテーブルにつきお酒をつくってくれて、それを飲みながらフリートークするといった形です。

料金は、お店によってまちまちです。安いお店もあれば、そこそこ値が張るお店もあります。入店まえに店の看板などを見て料金形態を確認してみてください。数店ぶんの料金を眺めれば、その場所のオカマバーの相場というのもわかってきます。

②オカマバーの予算は?

新宿二丁目の場合、どれだけ飲み食いするのかにもよりますがお財布に5000円~1万円ていどはいっていれば充分に楽しむことができます。
またチャージ料(席料=居酒屋でいうところのお通し代のようなもの)がかかるお店がほとんどですので、そういったことも念頭にいれておくようにしてください。ちなみに、チャージ料は500円~2000円といったところ。店によってまちまちです。入店時に支払う場合もあれば、会計に含まれている場合もあります。

また料金については、入店するさいに「初めてなのでよくわからないのですが……」と伝えると店子さんがていねいにお店のシステムを説明してくれるのでわかりやすいと思います。これは初心者のうちは毎回いってもかまいません。そちらの方が明確にいろいろなことがわかるからです。わからないことや疑問はなんでもきく。それがコミュニケーションの第一歩でもあります。

料金を訪ねる際には一点、注意があります。
それは、料金のことをハッキリと教えてくれないお店は、ちょっぴり怪しいおそれがあるということです。たずねた時点できちんとした説明をしてくれなかったり、料金があいまいだったり、はぐらかされたりしてしまう場合は、その店をでた方が賢明です。

また、お店によっては店子やママが「いっしょに飲んでいいですか?」とおねだりしてくることがあります。そういった場合はセット料金に+1000円~2000円ていどかかると思っていれば頭のなかで計算もしやすいでしょう。お気にいりのお店ができたらボトルキープするのもオススメです。

③女性だけ・ノンケでもOK?

ちなみに。
たいていのオカマバーやゲイバーはノンケでも全然OK。もちろんなかには「女性・ノンケは入店お断り」というルールのあるお店もあるのでそういったお店を避ければいいだけです。ルールがなければきちんと女性も楽しめるように配慮されています。

お店によって、さまざまな色を持っているのがオカマバーの特徴です。
たとえばシットリと飲むという雰囲気のオカマバーがあったかと思えば、みんなでワイワイ騒いで飲むといったオカマバーがあったり、オカマたちのオカマたちによるオカマたちだけのための(?)ダンスやショータイムがおこなわれるバーがあったりと、本当にバラエティ豊かです。

オカマバーは女性に対してアタリが強い――

そう思っている方も多いことと思います。たしかにオカマの方に「あんたブスねえ」といわれたりすることは、お店によってはあります。ですが、それは悪意のあるセリフではなくコミュニケーションの一環です。たいていオチがついています。「あんたブスねえ、ドラえもんみたい」や「アンパンマンみたい」なんていうように、クスッと笑える場合がほとんどです。もちろん、そういった客イジリのようなことをしないお店もたくさんありますので、いろいろなお店を通い歩いて、自分にあったオカマバーを見つけることも楽しみ方のひとつだったりします。

そんなオカマバーですが、ほかの飲み屋同様に基本的なマナーがあります。そのマナーとは……

オカマバーの基本マナー3つ

【ゲイのお客さん】
オカマバーには、ゲイのお客さんがもちろんいます。なかには女性客やノンケが苦手な人もいます。そういった人たちがいるのがオカマバーの醍醐味であり、これこそちゃんぽんの極意なのですが、酒に酔った勢いで初対面の相手に失礼な質問などをしてはいけません。興味本位での質問責めは、性別や状況関係なく気持ちの良いものではありません。仕事の取引先の相手(初対面)の毛髪が薄いからといって「なんでカツラかぶらないんですか?」ときいてはいけないように、そういった質問は絶対にしてはいけないのです。無礼講などというのは大学生の延長であるサラリーマンのただの甘えのセリフにすぎません。

オカマバーはお店によっては、常連のお客さんどうし仲が良い場合もあります。そういったお店を見つけた場合は、自分も何度か通って常連になり、その仲間うちの輪にはいっていくと、いろいろな話ができるようになるはずです。


【一杯どうぞ】
オカマバーではオーダーしたさいに、店子さんにも一杯飲んでくださいとお酒をすすめる暗黙のマナーがあります。キャバクラの「ドリンクおねだり」のようなものですが、オカマバーの場合は、店側からのおねだりをすることがほとんどありません。
そのため客側がチップのように店子に一杯お酒をすすめてあげるのです。もっとも女性どうしが初心者でいく場合などは、そこまで気をつかわなくてもOKです。問題ありません。べつに「一杯どうぞ」をやらなくてもマナー違反や失礼にはあたりません。こういった暗黙のルールやマナーは通い慣れていくうちに「ここでお店をやってくれてありがとう」といった意味などもこめておこなうのがスマートな方法です。


【お酒を飲むうえでのマナー】
これは単純に「飲みすぎないこと」です。悪酔いしたり、飲みすぎて吐いたりするのはスマートな遊び方じゃありませんものね。
お酒はほどほどにして、店の迷惑にならないよう場の雰囲気を楽しんでください。

また大学生にありがちな10人とかの大人数でお店にいってはいけません。お店の規模、座席のことなども考慮し2~3人ていどの少人数でいくようにしてください。オカマバーにいくとき、4人だと少々人数が多いという認識を持つようにすると良いでしょう。


さて。
マナーも覚えたところで、そんなオカマバーですが、初めてのときは、いったいどんなお店にいったら良いのでしょうか? じつはノンケで初心者の方にオススメなお店というものがあります。それが……

初心者にオススメのオカマバーの見わけ方

「観光バー」と呼ばれるお店です。

観光バーとは、男女問わず入店が可能なオカマバーのこと。初心者大歓迎で、当然、女性も全力で楽しむことができます。

観光バーの探し方は簡単です。お店の前の看板に「観光バー」あるいは「ミックスバー」という表記があるので、文字さえ読めれば誰でもすぐにわかります。では……

新宿二丁目のオカマバーを楽しむための2つのポイント

そんな新宿二丁目のオカマバーを楽しむためには2つの重要なポイントがあります。それは……


1.店選び
2.時間帯


どれもあたりまえのことのようですが、この2つは新宿二丁目のオカマバーで遊ぶために重要です。それぞれ見ていきましょう。

1.オカマバーはにぎやかさで選べ!

まずは1番。オカマバーを楽しむために重要な店選びですが、これはいったいどういうことなのでしょうか?

具体的には、こぢんまりとしていて静かに飲むタイプのお店よりも「繁盛していてもりあがっているお店にいく」のが断然オススメです。

新宿二丁目のオカマバーはにぎやかなところにいくべし。

これを肝に銘じてください。せっかく新宿二丁目のオカマバーで遊ぶのですから、全力で楽しんだ方が良いに決まっています。

それには理由があります。
といいますのも繁盛してもりあがっているお店というのは「お店の人やほかのお客さんとの交流ができる」というのが大きなポイントだからです。

とくに初心者の場合は、オカマバーの最大限の楽しみ方がわからなかったりします。しかし、まわりが最高に楽しんでいるお店ならば、自然とそういった楽しみ方を目にすることができ、そんな楽しみ方をしている人たちにふれることで自分にも自然とそういったスキルが身についていきます。

ですので「初心者だから人が多いお店は居づらい」と考えるのではなく、初心者だからこそ人が多いお店に積極的に遊びにいくようにしましょう。

2.時間帯はゴールデンタイムを狙え!

次にだいじなのは時間帯。
つまり「もりあがっている時間帯にお店にいく」ということです。

では新宿二丁目がもりあがる時間帯はいったい何時なのでしょうか?

新宿二丁目がもりあがるのは21:00以降というところでしょうか。
店によっては19:00ころからオープンしているところもありますが、やはりまだその時間帯ではにぎわいに欠けます。

また23:00をすぎると終電組みがぞろぞろと帰宅を始めるのでやはりもりあがりに欠けてしまいます。

したがって新宿二丁目のゴールデンタイムは21:00~23:00の2時間といったところになります。

週末など人気店はこの時間になると席がいっぱいになってしまうため、せっかく遊びにいっても入店を断られてしまったり、入店はできるけれど立ち飲みになってしまったりすることもあります。

また0:00をすぎ日付が変わると、街に残っているのはオール組だけになります。
すると今度はそういった人たちがお店のはしごを始めたり、お店側は客を逃さないためにイベントを始めたりと、街がふたたびもりあがりを見せます

そんな様相で真夜中から深夜にかけて人がわあっと増えたりして、オカマバーは再度息を吹き返します。そして、客側はそんな渦のなかにのまれ、そのまま朝までコースで楽しむという楽しみ方もできます。

しかし、女性でとくに初心者の場合は、まずは21:00~23:00までのゴールデンタイムを楽しむことから始めるのがオススメです。

新宿二丁目のオカマバーの注意点①「心構え」

とはいえ、新宿二丁目のオカマバーを利用するうえでの注意点というものもあります。どちらかといえば、オカマバーにいくうえでの心構えというものですが、それは……


1.接客に期待するな
2.酒の味に期待するな


ということです。
まず1の「接客に期待するな」ですが、これはホストクラブやキャバクラと同等のサービスが受けられると思ったら大間違いだということです。

たしかに、オカマバーのなかには素敵な接客をしてくれるお店もありますが、それはオカマバーの趣旨に反しています。
オカマバーは基本的には疑似恋愛をする場所ではなく、みんなでワイワイ楽しく飲むところ。そのため接客は普通のバーやスナックのような感じだと思ってください。

店子はテーブルについてくれますが、客にぴったりと寄り添ってくれるというわけではありません。とくにお客が女性の場合は割りと距離をおかれます。べったりとした接客は期待できないので注意してください。

次に2の「酒の味に期待するな」ということですが、これは単純にオカマバーではカクテルなどの凝ったお酒が絶妙のバランスででてくるわけではないということです。

だいたいの感じのだいたいのお酒が、だいたいの分量ででてくる。それがいい。男の料理のような感じといえばわかりやすいでしょうか。

決して繊細なものではなく、かといってラッパラッパ飲みするほどワイルドでもなく、ちょうどそのごちゃ混ぜ感のお酒を楽しむことができるといった感じです。焼酎の水割り、みたいなね。

かしこまって飲むよりも気楽な飲み会のような雰囲気なので、おいしいお酒をオシャレに飲もうと思ってはいけません。そういった目的の場合は、オカマバーよりももっとふさわしいお店があります。

新宿二丁目オカマバーの注意点②「振る舞い」

そして次に守るべきルールというのはその場に居合わせた他人に対しての振る舞い方です。


3.客の素性を詮索しない
4.色恋ざたには近よらない


3の「客の素性を詮索しない」というのは単純です。
名前、職業、その他もろもろ……などをいちいちたずねたりしてはいけないということです。

二丁目では誰でも本名とは別の二丁目ネームを持っています。インターネットのハンドルネームのようなものです。ぼくでいうところの「ライター・うのたろう」、というところです。

ですが、この名前を「本名ですか?」などと詮索してはいけません。それは野暮というものです。

もし仲よくなれば自然とおたがい本名を名乗りあうようにもなるかもしれませんし、そうならないかもしれません。ですが、名前なんてなんだって、べつにいいじゃないか、気があって、楽しければ。そういう雑さと無責任さが二丁目の良いところでもあります。

次に4の「色恋ざたには近寄らない」というのはこのなかのルールでもっとも重要になってきます。

たとえば店子を好きになっていまったりしても意味はありません。相手は仕事で愛想よく接客をしているのです。

また彼女持ちの男女に近寄ることもしない方が無難です。新宿二丁目にはオカマやゲイだけでなくレズビアンの方も多くいます。
そして、オカマバーで飲んでいるとそういった人たちと知り合う機会が驚くほどに多いです。

しかし、レズビアンのコミュニティというのは狭いので、なにかあればすぐに情報が街じゅうに広がってしまいます。

そのため、彼女持ちの男性、彼女持ちのレズビアンの女性には近づかない方が無難です。そういったカップルに横から他人が近づいてしまうとどうしても恋愛トラブルに発展してしまうおそれがあり、そうなると今後、その界隈のオカマバーで楽しみづらくなってしまいます。

以上4つが、新宿二丁目のオカマバーで遊ぶための注意点です。では……

オススメの観光バー&ミックスバー有名店紹介

初心者大歓迎の観光バーやミックスバーで有名な店舗は以下の4つです。テレビなどのメディアにもよく登場するので、もりあがりは間違いありません(ただしそのぶんオカマバー初心者のお客さんがとても多いので本来の楽しみ方が全力でできるかというと微妙です)。
しかしながら、まずは基本として雰囲気を知るためには以下の4つのお店は断然オススメです。

【MARROAD】

【ゲイバー プラチナ】

【BAR Asian】

【JET-★】

まとめ

いかがでしたか?
以上が、新宿二丁目のオカマバーのルールやマナー、そして楽しみ方です。

自分は女性で、しかもノンケで、そんな世界は……なんて思っていた方も、ちょっぴりいきたくなったのではないでしょうか?
オカマバーは実はホストクラブやキャバクラよりもずっと敷居が低くて、気軽にふらっと飲みにいくことができるオススメのスポットだったのです。

彼氏と飲みにいくときはオシャレなホテルのラウンジでカッコつけるのも良いけれど、少人数の女どうしはこういった場所で気兼ねなく飲んでちゃんぽんになるのも悪くありません。

二丁目ネームをつかって、その夜かぎりは無責任になって、仲のよいその場かぎりの他人と騒いで、日ごろのストレスを発散させれば、また明日からの毎日をスッキリと気持ちよく始められたりします。慣れてきたら、ひとりでふらっといっても良いですしね。

さて、ここで質問です。

あなたは、お酒を誰と飲みますか?
同性ですか? 異性ですか?
それともどちらでもないオカマバーの店子さんやそこに客としてきている仲の良い本名を知らない他人ですか?

今夜の気分は……?

お酒を交えて、楽しい夜を。
うのたろうでした。

この記事を書いたユーザー

うのたろう このユーザーの他の記事を見る

Spotlight公式ライター/プラチナユーザー。ライターしたり小説書いたりしています。ライターのお仕事は随時受け付け中です。サンプル文章はこちらにもあります。http://unotarou.com/
きてくれた、すべての人を、愛しています。
【twitter】@unotarou

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス