文化部の顧問をしています

こんにちは。部長ナビです。

私は、高校の教員をしておりますが、文化部の顧問をしております。

生徒は必ず何かしらの部活動に所属し、活動をしているんですが、私の担当する部活は、女子が非常に多い「手芸」の活動がメインの部活です。

先日、部活動終わりに、数名の生徒と話したんですが、そこで、面白い話が出ましたので、紹介したいと思います。

「ベイマックス」を作っていた生徒たち

生徒たちは、手芸の作品として、今年「ベイマックス」を作っています。

ほぼ全員が女子という部員で構成されておりまして、それが数人ずつ、グループを作って、作品を作っています。

部活のあと、数人の生徒が私のところへ来ました。

最初に来た生徒

最初に来た生徒は、私にこう言いました。

「先生、ベイマックスを作るのに、中に詰める綿と、フェルトが足りなくなりました」

そうか・・・。足りなくなったか。

ということで、私は「どのくらいベイマックス用のものを買ってくればいいんだ?」と聞いてみました。

すると、生徒は

「今、7体のベイマックスを作っているので、結構な量です」


7体・・・


そんなに作っているのか(笑)

ベイマックスだらけだな、と思いましたが、

「わかった!たくさんの綿とフェルトを買ってくるから、ちょっと待ってろ!」

といって、生徒をかえしました。

生徒がベイマックスに詰めたもの

しばらくすると、次の生徒が来ました。

内容は同じでしたので、別の質問をしました。

「綿がなくなったら、みんなどうしてたの?」

すると、生徒はこう言いました。

「みんな、自分のティッシュを詰めてました。エヘヘ」

ティッシュをベイマックスに詰めていたのか!(笑)

ウケてしまいましたが、生徒は真剣でした。一生懸命考えて、ベイマックスの中身になるようなものを身近で見つけ、代用したのでした。

私がベイマックスに詰めてほしいもの

その生徒は、笑う私を見て、こう言いました。

「先生、じゃ、何を詰めればよかったんですか?」

私は、職員室の中で、声を出してこう言いました。


「ベイマックスに詰めるものは「人を思いやる気持ち」だ。それを詰めてあげなさい」


一瞬、職員室が静まり返りました。

生徒はビックリしていましたが、少し考え、よく見ると、目が潤んでいました。

ベイマックスは困った人を治すケアロボットです。

いくらぬいぐるみとはいえ、それを作るのであれば、こういう思いを持って作ってほしい。それを伝えたのです。

生徒はどうやら、私の思いを受け止めてくれたようで

「先生、頑張ります!」と言ってくれました。

実際に詰めるのは綿ですけど、そこに、生徒の「思い」が詰まったベイマックス

どんな作品に仕上がるのか、今から楽しみです。

「心を育てる」

ちょっとした一言で生徒は大きく変わります。

このぬいぐるみ製作を通して、生徒の心が少しでも育てばと思った8月の午後でした。

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