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海は素晴らしい場所ですが、人間にとって危険な生物もたくさんいる場所でもあります。海水浴客サーファーにとって主に危険な生物はクラゲ、エイ、サメなどです。

それぞれの予防と対処法は、海に行く人なら全員知っておくと良いでしょう。

今回は毎年必ず発生する危険な生物、クラゲについての予防と対処法をご紹介します。クラゲは95%が水分でできている、考える脳が無い、浮遊生物プランクトンの一種です。しかしクラゲを甘くみてはいけません。

クラゲについて

クラゲはミズクラゲ(日本では一般的なクラゲ)などの危険度は低いものから、アカクラゲ、ハブクラゲ、カギノテクラゲ、カツオノエボシ(電気クラゲ)、沖縄にしか生息しないハブクラゲなど危険度の高いクラゲまで、色々な種類のものがいます。

ちなみにカツオノエボシは厳密にはクラゲでなくヒドロ虫。よく太平洋側で、暖流やオンショアによる大量発生のニュースを耳にしますね。

・日本ではポピュラーなミズクラゲ

・危険なカツオノエボシ

クラゲに刺されると

クラゲの種類にもよりますが、みみず腫れや水泡、炎症などの症状があります。更にはエイ、スズメバチと同様、アナフィラキシーショック(急性/重度の過敏症アレルギー反応)により血圧/脈拍低下、呼吸障害で死に至る事もあります。

これは過去に一度でもクラゲに刺された時に身体に抗体が作られ、次に刺された時にアレルギー反応が起きることもあります。特に毒性の強いクラゲに刺されたことがある場合、アレルギー反応が出現する確率が高くなります。

またクラゲに刺された時の重度は、小さい子供の方が高いので気をつけましょう。浜に打ち上げられたクラゲもまだ刺すので子供が触らないよう要注意です。

クラゲに刺されないために

海水温度が上がっている時期(8月後半目安)オンショアが吹いているときは長袖のラッシュガードなどで肌の露出を少なくしましょう。またクラゲに刺されにくい日焼け止めなどを活用。

これはクラゲは浮遊しながら側に寄ってきた物を敵や餌と感じて刺しますが、クラゲに仲間だと思わせる特殊な成分が配合された商品。クラゲを寄せ付けないのではなく、クラゲが寄ってきても刺されないということだそう。

人によって差はあるかもしれませんが、私はこれを使用してから刺されなくなりました。

クラゲに刺されたときの対処法

1. 症状悪化を抑えるため触手を抜く。素手でなく、手袋、タオル、ピンセットなどを使用。
2. 海水で洗い流す。真水で洗うと浸透圧で毒が胎内に回ってしまう。
3. 患部に消毒液を塗り、冷やすか、40℃以上のお湯で暖める。
※暖めるとクラゲ毒のタンパク性毒を抑える効果があります。冷やすと患部の熱を冷やして血管を収縮させ、痛みや腫れを和らげます。応急手当としてはどちらでも良いそうです。
4. 呼吸困難になった場合、ライフセーバーを呼ぶなどして人口呼吸を。重症の場合、病院に行くか救急車を呼ぶ必要もあります。

お酢アルコールをかけると良いと言われていますが、クラゲの種類によって悪い場合もあるのでかけない方が無難です。ちなみにおしっこ(尿)をかけると良いといいますがこれも微妙です。

アンモニアが効くクラゲ毒もありますが、人の尿は90%以上が水分のためアンモニアは少量で、期待する効果は得られません(笑)

クラゲを甘くみてはいけません。軽いものから危険なものまで種類もたくさんいますし、過去刺された時は軽度でも2度目はアレルギーにより症状が悪化することもあります。

このような知識があれば、少しでも危険のリスクを減らすことができます。海に行く人は、このようなリスクと対処法を一度は読んでおいた方がよいでしょう。

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