米・テキサス州に住むMarya Roselesさん34才。
彼女が ”1/2トンの殺人鬼” と呼ばれ殺人罪で逮捕・起訴されたのは2008年の事。

当時彼女の体重はなんと460キロ越え!
460キロと言うと、成人男性約6人分
サイズにしてキングベッドの大きさ

身体を動かすこと自体が困難な程のサイズでありながらなぜ殺人罪で起訴されてしまったのか。

そこには思いもよらない悲痛な背景がありました…

その日、Maryaさんは2歳になる甥っ子、エリセオくんが母親からヘアブラシで何度も叩かれている姿を目撃しました。

腕や足、そして頭を複数回叩かれていたエリセオくん、その日の夜遅くに容体が急変、息を引き取ってしまったのです。

そしてエリセオくんの母、Maryaさんの実の妹であるジェイミーさんから言われた衝撃の言葉、それはエリセオくんの死因を、Maryaさんが押し潰したと言う事にして欲しい。罪をかぶってほしい。という事でした。

”私はどうせすぐに死んでしまうだろうから・・・”

出典 http://www.gettyimages.co.jp

ベッドから起き上がれない生活を数年続けていたMaryaさん。
自分はそんなに長生きも出来ないだろうし、このままではすぐに死んでしまうだろうから
と、妹をかばう為に自分がエリセオくんを押し潰して死なせてしまった、という嘘の供述をしたのです。

異例の裁判風景

体重460キロという巨体だったMaryaさん、
裁判所での公判も、毎回出入りするたびにドアを外さねばなりません。
そこで彼女の弁護士はキングサイズのベッドを室内に運び込み、
陪審員の結果が下るまで裁判所内でMaryaさんが生活できるようにしたのです。

始まった公判では、Maryaさんがエリセオくんを押し潰した、という証拠が探し出せず、かつエリセオくんの身体に複数の傷があったこと、そして頭蓋骨の損傷が複数個所に及んでいる事などがあげられ、その結果ジェイミーさんの嘘が発覚。ジェイミーさんは15年の刑務所生活を言い渡されMaryaさんは無罪放免となったのです。

裁判後、Maryaさんは減量を専門とする医師のもとへ行き治療を開始。
始めたわずか10日で46キロ、その後胃の縮小手術を受けさらに230キロ。

11回の様々な手術を経て最終的に360キロの大減量に成功したのです。

”私は生きることを諦めかけていたの。でも生きる変わりに全てを変える決意をしたのよ”
”今は糖尿もないしコレステロール値も血圧も正常。健康に何の問題もないわ”
そう語るMaryaさん。

この大激変はテレビ番組でも取り上げられ、夫婦での出演依頼も度々あったものの、夫はMaryaさんの元を去り、離婚。故郷に帰ってしまいました。

現在のMaryaさんはというと。

驚きの大減量に成功したMaryaさん、
現在の体重は約90キロと、決して細身ではありませんがふくよかで健康的な女性になっています。
新しい恋人も出来、新たな人生を歩み始めた彼女。

刑務所にいる妹の代わりに、残された他の子供たちを引き取れるよう親権を得る手続きをしているのだとか。
彼女のフェイスブックには18000人を超えるファンがいて、
体重管理に悩むフォロワーにダイエットのコツやポイントなどアドバイスをしているのだそう。

妹をかばう為とは言え一時は”1/2トンの殺人鬼”と呼ばれていたMaryaさん。
これからは新しい彼、そして子供たちと幸せな人生を過ごせます様に。

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