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Doctors Me 編集部です。
桜島はいつも噴煙を上げており、あの富士山も活火山といわれています。そんな活火山が身近にある日本ですが、噴火の予測は難しいようで、昨年の御嶽山の噴火は残念ながら死者が出る大惨事となってしまいました。また先日の口永良部島の噴火では大きく上がる噴煙から切迫したようすで避難する動画がニュースになりましたね。

そんな噴火と隣り合わせの今、火山灰による健康被害と、もし火山灰が降ってくる状況になった場合、どうしたら良いのかを医師に伺いました。

火山灰とは……

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噴火時や、高温の溶岩が雪崩のように火山の山腹を落ちていく時などに生じる火山岩が、粉々になった直径2mm以下の細かい粒子のことを言います。山頂近くでは噴火の勢いで空高く雲のように高く舞い上がりますが、離れた場所では降灰という形で空から降ってくるのが特徴です。

火山灰による健康被害

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火山灰は、とても細かい粒子の為、肺の奥まで届きやすいのが特徴です。
また、噴火直後の火山灰は、表面が酸性で刺激が強いといわれており吸い込むことで次のような症状が一時的に現れます。

<火山灰による呼吸器症状>
・鼻水
・咽頭痛、乾いた咳
・息苦しさ
・喘息などの呼吸器系の疾患がある人は、 気管支の攣縮症状(空咳、喘鳴、息切れ) が数日間続く可能性があります。

<目の症状:火山灰が粘膜を刺激>
・異物感
・目の痛み、かゆみや充血
・流涙
・ひどい場合では角膜剥離や急性結膜炎:目の充血、ひりひり感、羞明(まぶしく感じる)

火山灰による健康被害を防ぐには?

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<ハイキング中の噴火>
・急いで避難小屋や山小屋に向かう
・ 間に合わない時は、タオルを水で濡らして鼻と口を覆う
・目はしっかり閉じる
・ 火山弾が飛んでくることがあるので、岩陰などにしゃがんで頭を下にして身を守る

<市街地で降灰があった場合>
外出は避ける(特に子どもは呼吸器症状を起こしやすい為、注意が必要)
ドアや窓はすべて閉める
・どうしても外出が必要な際はマスクを着用
・火山灰を家に持ち込まないように玄関に入る前に履物と、一番上に着ていた衣類も脱ぐ

医師からのアドバイス

火山情報は気象庁のホームページから確認することができますが、噴火は予期せぬ天災です。いざという時の為にどうしたらよいか、覚えておくとよいでしょう。

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