記事提供:TRiPORT

TRiPORTライターのレティです。

近頃、日本を訪れる外国人観光客がよくテレビで話題になります。「ガイコクジンが訪れる日本の観光スポット」「ガイコクジンが買う人気お土産」など、毎日のようにこのようなニュースを見かけます。

その中で、しばしば話題になるのが「マナーが悪い中国人観光客」です。このようなニュースを聞く度に「なぜその観光客の国籍を強調するのだろうか?」と、不思議に思います。国籍に関係なく、失礼な観光客はどこにでもいるはずなのに。

例えば、日本人はどうなのでしょう?世界のどこでも、一般的には日本人観光客の評判がとてもいいです。しかし、礼儀正しい日本人でさえ、海外を訪れる際に、その国の人々に対して失礼な行為をしていることもあります。

今回は、日本に住む中で「これはヨーロッパではありえない!」と思ったエピソードを紹介します。ヨーロッパ旅行に行く前にチェックしましょう!

1. 鼻をすするのをやめよう

花粉が多い時期や風邪が流行ると、自分の周りに鼻をすする人がどんどん増えます。日本では鼻をすする音よりも、鼻をかむ音のほうが不快感を覚える人も多いようです。しかし、ヨーロッパなどで鼻をすするのはNGです。

公衆の場で鼻をかむことに少し抵抗があるかもしれませんが、旅している国で出会った人を不快にさせることは避けたほうがいいでしょう。

2. 「あなたの扁桃腺には誰も興味がない!」

「あなたの扁桃腺には誰も興味がない!」という台詞は、イタリア人ならば小中学生のとき、きっと一度は聞いたことがあるでしょう。授業中に退屈で、思わず大きなあくびをしたら、先生にそのように注意されます。

なぜなら、あくびすることは相手に対してとても失礼な行為とされているからです。どうしても我慢できないときは、必ず口の前に手をつけて口を隠します。

日本では、朝早く出勤する人、仕事から帰る人、男女問わず電車の中で大きなあくびをする人を毎日見かけます。「仕事が大変で、きっと疲れているんだろう」と思いつつ、不愉快になって仕方ないです。

日本ではあまり気にしなくてもいいかもしれませんが、欧米を旅するときは必ず手で口を隠すことを覚えておきましょう!

3. 政治的・宗教的なシンボルに要注意

日本の雑貨屋では、変わったデザインのものをよく見かけます。ほとんどの品物は、使うか使わないかは好みの問題です。しかし、ヨーロッパの人として絶対にありえないものをたまに見かけます。

例えばスターリン、キリストやハーケンクロイツ(※)のブローチ。ヨーロッパの歴史を知らない人にとっては何の意味もないデザインなのかもしれませんが、欧米の人にとってはとても強いシンボルであり、ファッションアイテムとしては許せません。

国によっては法律上で禁じられていることもあり、罰金を科せられる場合もあります。政治的・宗教的に強い意味を持っているアイテムを身につけようと思ったら、その悲劇的な歴史を生きてきた人、またその神様を崇める人の気持ちを考えてみてください。

(※)ハーケンクロイツ(ドイツ語: Hakenkreuz)は、鉤十字のドイツ語。古代よりヒンドゥー教や仏教、また西洋でも幸運の印として使用されており、日本では家紋や地図記号などで「卍」(左まんじ)が多く使われている。

しかし20世紀以降にドイツで民族主義運動のシンボルとされ、1920年にナチスが党のシンボルに、1935年にはドイツ国旗に採用した影響により、ナチズムやネオナチのシンボルとも見なされることが多い。

なおナチスが使用したのは主に「卐」だが、欧米などでは逆向きの「卍」も同様にみなされる場合が多く、法律で使用を禁止している国もある。

出典 https://ja.wikipedia.org

4. レディーファーストは映画だけではない

洋画でよく見るレディーファースト。ドアを通るときや椅子に座るときなどに、女性を優先するマナーのことです。ヨーロッパは国によって差はありますが、男女平等社会だといえるでしょう。とはいえ、レディーファーストがなくなったわけではありません。

紳士なら必ず女性に電車の席を譲り、重たそうな荷物を持ってあげるのです。しかも、それは妻や彼女、友達などに対してだけではなく、全く知らない人に対してもとる行為なのです。

日本でもレディーファーストの考え方が普及していないわけではありませんが、男性が自然に身につけている習慣でもないと思います。どっちがいいか悪いかという話ではありませんが、ヨーロッパを旅する際には、積極的にやってみてもいいかも。

ドアを通るとき女性を優先するのはとても簡単なことですが、とても好印象を与えるのです。

5. たくさんお酒を飲めるからといってカッコいいわけじゃない

日本では大人(特に男性)ならたくさんお酒が飲めると何となくカッコいいとされています。お酒に強ければ強いほど、イメージアップできるわけですね。しかし、ヨーロッパでは必ずしもそう思われているとは限りません。

大学生ぐらいの若者が酔っぱらって楽しむのは問題ありませんが、仕事をしているいい年の人は、他の人の前で恥ずかしいことをするまで酔っぱらうことは許されていません。

また、家族を持っている人なら、酔っぱらって家に帰るのはみっともないし、アルコール依存症と思われがちです。

日本では飲み過ぎて道や電車の中で寝てしまうサラリーマンやOLなどよく見かけますが、ヨーロッパを旅するときには自分の限界を意識しながらお酒を楽しみましょう。

さいごに

中国人であれ日本人であれ、海外旅行に行く前にその国の文化・歴史を少しでも調べないと、知らぬ間に失礼に当たる行為をしてしまう可能性も少なくありません。

英語では「When in Rome do as the Romans do」(「ローマにいるときにはローマ人がするようにせよ」)ということわざがあります。これに倣って、今度旅に出るまえにはローマ人の習慣を覚えておきましょう!

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