女性は妊娠発覚と同時に身体や心が「ママ」へ向けての準備を始めます。
出産までに物凄いスピードで心も身体も変化をしますよね。一方、男性はと言うと子どもが産まれて、産まれたての我が子を胸に抱いてようやく自分が「パパ」となったことを実感するという人がほとんどではないでしょうか?

最近では“イクメン”という言葉があるように、育児に積極的に参加するパパも多くなってきました。それでも、一般的には、男性は子育てに直接的に関わるというよりも働くことで家族の大黒柱となって養っていく役割を期待されている側面があります。

父親が子育てに、より積極的に関われば関わるほど、身体的にある良い変化が起こるということをご存じですか?

母乳を出すホルモン「プロラクチン」が増える!

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ママが母乳を出すホルモンとして知られる『プロラクチン』が実は男性にも分泌されていることをご存じですか?

バルイラン大学(イスラエル)の心理学・神経科学教授ルール・フェルドマン氏の研究結果によれば、妻が出産直前の時期の男性のプロラクチンの分泌量を調査したところ、子どもの誕生が近づくにつれ、パパも体内のプロラクチンの分泌が高まることがわかったそうです。

しかも、プロラクチンの分泌レベルが高い男性は、赤ちゃん誕生後に赤ちゃんの泣き声をより敏感に察知して、反応することも分かったそうです。

また、生後6ヶ月の赤ちゃんを持つ43人の新米パパを対象にプロラクチンの分泌量を計測したところ、分泌量が最も多かったパパは子育てにより積極的に関わっていて、プロラクチンの分泌量が赤ちゃんの泣き声を聞くとさらに高まることも明らかに。

つまり、ママが妊娠中の頃から積極的に“育児”に参加する姿勢があるパパの身体には高いプロラクチンが分泌されていて、そのことは出産後も、より積極的に子どもと関わりをもつ動機づけになっているようなのです。さすがに母乳は出ませんがね……。

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男性ホルモン「テストステロン」が低下する!

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フェルドマンの調査によると、骨や筋肉の強度・性機能の維持などに関わる男性ホルモン『テストステロン』の分泌量が比較的多い男性は、子どもへの関心が薄いことが分かったようです。

いっぽうで、分泌量の低いパパは、赤ちゃんの泣き声を聞くと深い同情を示し、赤ちゃんの欲求に応えようという思いが強くあらわれたそうです。

つまり、ママや子どものために育児に関心を注ぐ家庭的で穏やかな気持ちがより高まっていくと、テストテロンが低下して男性的な攻撃性が弱まっていくようなのです。良い意味で男性としての特徴的な性質が影を潜め、父性が目覚めていくのです。

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テストステロンの特徴

テストステロンとは、主に男性に多く分泌される男性ホルモンの1つです。
男性の場合は精巣(睾丸)で大半のテストステロンが作られ分泌されます。

女性も男性よりは少ない量ですが、卵巣や副腎などで作られます。テストステロンは性欲の亢進や生殖器の発育に影響を与えるホルモンです。ヒゲや体毛の成長を促し、筋肉や骨格の形成にも働きます。

少年が思春期に男っぽくなる二次性徴という現象は、テストステロンの働きによるものです。

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癒しホルモン、愛のホルモンの「オキシトシン」が増加する!

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癒しホルモン、愛のホルモンとして知られている『オキシトシン』ですが、新米パパのオキシトシンを調査してみると、分泌量が多いパパはそうでないパパと比べて子どもと遊ぶ時間が多く、子どもを可愛がっていることが分かったそうです。

女性は、出産後の授乳によってオキシトシンの分泌量が上がると言われていますが、男性のオキシトシンの分泌量の変化はより直接的で、行動がそのままホルモンに反映されるようなのです。

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オキシトシンの特徴

①オキシトシンの作用を分かりやすく言うと、仲間に対する愛情は高めるがそれ以外の相手に対しては注意深くなり、排他的で攻撃的になるというものだ。 なのでパートナーに対する愛情記憶の形成を深め浮気防止にも有効である。

②オキシトシンが少ないと色々な人と友好的になれる、誰にでも良い顔をするような人はオキシトシンが少ないのかもしれませんね。

③オキシトシンは脳に直接作用する。

④オキシトシンは対人関係が良い時に分泌されるので、初対面の相手でも触れ合ったり見つめあう事でオキシトシンは増加し、相手に対してより仲良くすることが出来て優しくなれる。

⑤オキシトシン細胞は作られると自らどんどん増える

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いかがでしたか?一生懸命に子育てに参加する男性が増えている現代。身体までママと同一化してしまうということに少し驚いてしまいました。

お腹に赤ちゃんがいる女性はどこか柔らかくて優しい表情になるといわれます。
男性もママや子どもと積極的に関わり母性にふれることで、父親としての大きい愛情のようなものを醸し出すのかもしれませんね。

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東京が好きで、昭和が好きで、古い日本のドラマも好きで、カフェが好き。
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