記事提供:Doctors Me

Doctors Me 編集部です。
蒸し暑くてなんだか体がだるい…食欲がない…なんて日はありませんか?
アンケートサイト「みんなの声」のアンケート結果によると、下記のような結果になりました。

【夏バテ対策、心がけることは?】

この結果の真意について、医師に聞いてみました。

Q1 脱水症状とは、どういった状態なのでしょうか。

脱水症状とは、単に体から水分など(体液、電解質)が不足するだけではありません。体液不足により、体を循環する血液の量が減り、血圧低下を起こします。それにより、臓器を巡る血液量が低下し、必要な栄養素を臓器に配る、老廃物を排泄する機能が低下していきます。そのため、脈が速くなる(頻脈)、胸がドキドキする(動悸)事もあるでしょう。脳への血液量が減ると集中力が低下、消化管への血流量が減ると食欲不振にもつながります。

また、体液の濃度を調整する役割をするミネラル(電解質)が少なくなる事で、神経や筋肉に作用する物質のアンバランスをきたし、脚がつる、しびれや脱力が起こるなどの影響が出てきます。

Q2 水分補給のポイントがあれば教えて下さい。

出典 http://www.gettyimages.co.jp

汗には塩分などのミネラルも含まれています。発汗により、水分と同時にミネラルが奪われると、意識がもうろうとしたりする脱水症状が現れる可能性もあります。水分と同時に、塩分を補給することをお勧めします。

最近では、脱水症状対策のための飲料やスポーツドリンク、飴なども販売されています。また、一度に多量の水分を飲むのではなく、時間を決めて水分補給していくなど、体内に水分を適度に循環させておくことが大切です。

Q3 人は1日にどのくらいの水分量が必要なのでしょうか。

人が1日に必要とする水分は、体内に循環する水分、汗などで蒸発してしまう水分(不感蒸泄)を合わせた量となります。体重60キロの人が必要な水分量は、一般的には2500ml程度です。
これは、食事に含まれる水分も含めての量ですので、食事内容、水分摂取内容を含めて、目安を考えればよいでしょう。

Q4 水分のとり過ぎることによる身体への影響は?

出典 http://www.gettyimages.co.jp

水分のとり過ぎにより、電解質のバランスが崩れ、上記に述べたような脚がつる、しびれや脱力などの神経症状が出現する可能性があります。また、一時的に腎臓への負担が大きくなり、身体のむくみが出てくる可能性もあるでしょう。

医師からのアドバイス

脱水症状予防には、自分の身体、状態に合った適度な水分、電解質補給が必要です。症状や対策を確認し、自分に合った対策と実施を心がけましょう。

※参照:夏バテ対策、心がけることは?

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