出典日刊カーセンサー

▲何の気なしに止めたコインパーキング。しかし、こんな落とし穴があったなんて……

車高が高い車はNGなの!?

近頃は、繁華街、オフィス街、住宅街を問わず、どこへ行っても時間貸駐車場、いわゆるコインパーキングが必ずあるもので、仕事でもプライベートでも重宝してるよ! ってドライバーも少なくないことでしょう。

そんな便利なはずのコインパーキングで、先日、「ええっ? そ、そんな! それじゃ…この辺りのコインパ…すべて消えてなくなっちゃったのと同じじゃん…(泣)」という体験をしてしまいました。

筆者は、普段からクロカンタイプの軽4WDを仕事や遊びの足にしています。この日も所用で都内上野付近の某オフィスを訪問するためにいつもの軽4WDで向かいました。そして、オフィスからちょっと離れたところにあった、乗り入れると金属のロック板がせり上がるタイプのコインパーキングに車を止めたのです。

この時、その異変にはまったく気付かずに……。そう、何の悪気もなく、当たり前に……。

数時間後、所用を終えて駐車場に戻ってくると、ワイパーに挟まれた1枚の紙。

「ナンダコレハ?」

見てみると「お客様のご利用方法が適正でない可能性があり…」という警告めいた内容。足元を見ると、ロック板は上がっておらず、精算機に駐車番号を入力しても「駐車番号をお確かめください…」との音声が流れるのみ。

出典日刊カーセンサー

▲ウインドシールドに貼られていた警告書。普通に止めただけなのに、かなり心外!

そう、異変とは、本来せり上がるはずのロック板が作動せず、料金を支払わずとも出庫できてしまう状態だったのです。

「おおっ! これは頑張った俺に神からのご褒美か!(嬉)」と一瞬喜びかけたのですが、その貼り紙の内容をもう一度確認して、一気にテンションは急下降。

「不正駐車の疑いがあるので連絡されたし」

「ナンバーは控えてあるからね、料金踏み倒したら罰金取るかもね」的な一文も盛り込まれていて、なかば容疑者扱いとも取れる内容が……。

しかし、考えてみれば、自分は何も不正はしていない。ただ普通に駐車しただけ。機械が正しく作動しなかったのは、駐車場側の整備不良&管理不足でしょ? 何? この態度…と、ひとり激おこしつつ電話しようとするも、既に連絡先となっている管理会社の営業時間は過ぎていたので、とりあえずその場は料金未払いのまま(支払いようがないので)出庫したのでした。

そして翌朝、戦闘態勢を整え、いざ電話してみると、その管理会社の担当者はとても低姿勢で、感じの良い対応をしてくれたので、闘うつもりで電話した筆者は少々拍子抜け。

いわく、「車両を感知するセンサーは、下まわりの金属部分に反応するよう出来ているが、最低地上高の高い4WDには反応しないケースもあります。申し訳ないが、そのような車は、入庫時に駐車券を取って出庫時に出口で精算するタイプの駐車場のみのご利用をお願いしたいのです」だそう。

つまり、ロック板式に最低地上高の高い車は止めちゃダメ! ってことなのですと!

「そーゆーことなら、それは前もって利用者に知らせるべきでしょ!」と食い下がると、「すみません、最低地上高の制限も含めて明示してあります」と言う。

「だったら、駐車後ロック板が上がったことを確認すればいいわけですね? ね?」とさらに必死に食い下がるも、「それが……一度上がっても、しばらくたつと下がってしまうケースもあるのでダメなんです」

って、「えぇっ? そうなのー?」

な、なんとも納得しがたいお話だが、どうしようもないか……と、電話を切った次第。

後日、現場に行き再度確認してみると、確かに大きな看板に細かい字で、最低地上高の上限値と下限値(シャコタンなど、低すぎてもロック板が上がらない)が明記され、さらに、これらの規準値を満たしていても「車両入庫認識装置が作動しないおそれのある形状の車両」は不可……と明記されてました。

出典日刊カーセンサー

▲駐車場内に立っていた看板。よく読んでみると確かに車高規定が…

念のため、いくつかの主要なコインパーキング会社に電話して、コトの顛末を話し確認してみたところ、同様なセンサー&ロック板方式を採用している駐車場に関しては、どこも概ね同じような規定を設けている、とのことでした。

そんなわけで、ただでさえその高い屋根のせいで駐車場に制約のあるSUVやクロカンは、最後の砦、平地のコインパでもNGを食らうケースがある、ということがわかりました。

今後、センサー技術が向上するか、全く別な課金方式が主流になるか、に期待しつつ、最低地上高の高いSUV&クロカンオーナーの皆さん! ともにこの受難の時代を乗り切ろうではありませんか!

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