記事提供:TRiPORT

TRiPORTライターのAnnaです。

現在、「LGBTの権利」については世界的な問題となっており、今後どのようになっていくのか、まだまだ議論がなされています。

現時点においてLGBTに対して否定的な国を挙げよと言われた場合、おそらくイエメン、イラン、サウジアラビア、スーダン、ソマリアの5カ国が挙げられるのではないでしょうか。

どうしてこれらを真っ先に挙げたのかというと、これらの国はLGBTであるというだけで、死刑になることもあり得るからです。

例えばイランでは同性婚が認められていないのはもちろん、同性間の性交渉が発覚した時点で死刑になり、サウジアラビアも同様に同性間の性交渉が発覚した場合は死刑、または懲役、罰金、鞭打ちのいずれかが処罰としてくだされます。

そのほかの3つも似たような状況なので、これらの国は、世界的に見ると、LGBTに否定的な5カ国として挙げられるのではと思います。

これら以外にも、例えばアフリカでは数多くの地域でLGBTが違法とされていたり、アジア地域だと北朝鮮やマレーシアなどが違法と定めています。

欧米などを中心に、世界的にはLGBTの肯定をするべきという流れがありますが、一方でまだまだLGBTに否定的な地域が存在しているのも事実です。

なぜLGBTに対して否定的なのか

LGBTに対して否定的な考えを持つ理由は様々ですが、その中でも特に強いものとして存在しているのが「宗教上の理由」です。

世界には様々な宗教がありますが、その中でもイスラム教とキリスト教には、同性愛という概念そのものを否定する要素が含まれています。

イスラム教においては聖典であるコーランの中に同性愛を禁止する記述があり、キリスト教ではヨハネパウロ2世がLGBTを認める発言をしたものの、旧約聖書内に同性愛を否定する箇所があるため、本質主義者からは批判の的となりました。

宗教というのは、それが伝統的なものであるほど人の生活を左右するものです。よってそれらの宗教が根強い地域の人々にとって、同性愛者は認めてはならない存在になってしまっているのです。

さらに、否定されるシンプルな理由となっているのが「非生産的だから」ということです。人間は男性と女性が性行為を行うことで子を成して繁殖していきます。

しかし同性では、繁殖のための性行為を行うことがそもそもできないので、非生産的であると批判をされることも少なくないとか。

近頃は、最新医学などで同性間でも子供を作ることができるような研究も進んでいるので、「非生産的だ」という批判は正しいものではなくなりつつありますが、それでもこうした意見は根強く残っています。

LGBTに否定的な国や地域には、まだまだ根強い問題が存在しているのです。

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