「こんな汚い家、燃えちまえばいいんだ」それを聞いた老人は悲しい表情を浮かべながら、ポーチにじっと座っていました・・・

オレゴン州に住む、Josh Cyganikさんは、毎日通勤途中である家の前を通ります。その家は、外見がとてもみすぼらしくなっていましたが、ひとりの老人が暮らしているようでした。老人は、毎日ポーチの椅子に座り、一日を過ごしていました。

ある日、ジョッシュ(Josh)さんが、通りかかったとき、2人の少年が話している声が聞こえました。

こんなボロ家、焼けちまえばいいんだ!

出典 http://abcnews.go.com

ジョッシュさんは、話したこともないこの老人がとても悲しそうな顔をしたのが忘れられませんでした。老人の名前はレオナルド(Leonard Bullock)さん75歳。

ジョッシュさんは、老人に「この家にペンキを塗らせてください。」と申し出ました。
申し出を老人は、とてもうれしそうに受け入れました。

ジョッシュさんは、材木店に向かい、ペンキを寄付してもらえるように交渉しました。ペンキの準備が整うと、次に起こした行動は、ボランティアを募ること。友人知人はもちろんのこと、Facebookにもこんな投稿をしたのです。

出典 http://pulptastic.com

この家について、そして浴びせられた少年たちの罵声のことなど事の経緯を説明し、ボランティアの集合場所と時間を投稿しました。6500以上もシェアされているのがわかります。

カリフォルニア、ワシントン州のみならず遠くテキサスからも集まったボランティア

出典 http://nowbuzzing.com

出典 http://nowbuzzing.com

人のパワーってすごい。100人ものボランティアが集まりました。

週末が終わるころには、あの家は生まれ変わりました。

生まれ変わった家

出典 https://www.youtube.com

1人の男性の善意が、大きな善意の輪を大きく広げました。その家に住む老人の心はもちろんのこと、そこにいた全員の心も明るくしてくれたに違いありません。

ジョッシュさん(左)とレオナルドさん(右)

出典 http://nowbuzzing.com

見知らぬ他人だった2人が、今は良き友になったそうです。

ニュース番組でも報道

出典 YouTube

ひとりではできないことも、大勢の人が一緒になって挑戦すれば、きっと実現する、それを目の当たりにした気がします。心無い少年の言葉がきっかけになり、見知らぬ人々が集まり甦らせた家。老人はもちろん、携わった人たち、町の人たち、みなの心にこれからもずっと残っていくことでしょう。

悪いことばかりが取り沙汰されがちなSNSですが、正しい使い方をすれば、見知らぬ人が繋がって、素晴しいことを始めることができる、それも忘れないでいたいと思います。

この記事を書いたユーザー

LittleD このユーザーの他の記事を見る

公式プラチナライター。テキサス州在住。料理研究家でフリーランスのコラムニスト

得意ジャンル
  • 話題
  • 動物
  • グルメ
  • 育児
  • 料理
  • 暮らし
  • カルチャー
  • 感動
  • おもしろ

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス