私自身が障がい児の母親だから、余計に目につくのかもしれませんが、最近スーパー等の「障がい者スペース」に平然と駐車している人々の姿をよく見かけます。猛暑だから少しでも店舗の入り口に近い場所に停めたい、という季節的なことも多少は影響しているのかもしれませんが、そういう問題では済まされないことです。

息子が障がい児なので、我が家の自家用車には「障がい者マーク」を貼っています。ただこれが誤解を受けやすく、このマークの本来の正しい意味は「障がい者の方も利用できる施設、場所です」というものなのですが、福祉に縁のない方は「車いすの人のマーク」だと、見たまま捉えています。

息子は重度障がい児のため、各都道府県の公安委員会が発行している「駐車禁止除外指定車 歩行困難者使用中」という許可証を、車のフロントガラスに置いています。それでも「車いすユーザー」ではなく歩行が可能な為、「障がい者スペース」に駐車することを毎回躊躇して、結局停めることは出来ずに一般駐車場へ駐車しています。

息子はもう、女の私には抱き上げることが出来ないほどの体格です。そんな息子が、歩くのを嫌がって地面に這いつくばる子でも、散歩中の犬が抵抗するように、押しても引いても梃子でも動かないくらい踏ん張って歩かない子でも、車いすの方のことを考えたら一般駐車場へ停めなければいけないと思っています。

ですが、最近よく見かけるのは「障がい者スペース」に駐車しながらも平然と降りてきて、サッサと走ることが出来る人々の姿。もちろん車に「障がい者マーク」などの提示はありません。それだけでも嘆かわしいことなのに、先日耳にしてしまったオバサマ達の驚愕の会話・・・

「コレコレ!!この障がい者マークって便利よぉ~!混んでる店でもスイスイよ!あんたも買ってきなさいよー。100円ショップで売ってるからさっ!」と得意げに話している姿に目が釘付けになってしまいました。また違う場所では、駐車場の係員に注意を受けていたオジサマが「腰が痛いから、ワシは障がい者だ!」と言い張っていました。あまりの頑固さに、係員が障がい者手帳の提示を求めていましたが、当然のことながら持っている様子もなく、我儘な主張が延々と続いていました。「障がい者」の意味をはき違えた典型的な例だと思い、ガッカリする気持ちを抑えられませんでした。

災害が起きて、被災者の方達へのボランティアを名乗り出る人々も沢山いる。幼児虐待や悲しい事件に、涙したり、怒りを露わにする人々もいる。どれも「人間らしい温かい心」「道徳心」の表れなのだと思います。

その反面「自分さえ良ければ他はどうでもいい」「不幸ごとは他人事」そんな感情を持ち合わせているのも人間の本質の一部なのかもしれません。それでも人間社会にはルールがあり、理性を備えているのも人ならでは。

社会の秩序を守るためにある様々なルール。そして法律。著名人や議員、公務員等の不正には大騒ぎして、自分の犯した些細なルール違反は誤魔化していいものなのか?見て見ぬふりをする人々が増える中、今一度「なぜルールがあるのか?」その根本を考え直すべき時なのかもしれません。



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著者は、重度自閉症児の母 兼 カウンセラーです。
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「自分が歩けなくなった時に初めて気づく、自己中の愚かさ」

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自閉症児
たっくん。
16日(金)に、放課後デイでいただいてきたインフルエンザが、
異常に長引いて、明日まで出席停止となりました…

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