「進撃の巨人よりはるかに残酷」

<観客に希望なんか与えなくていい! 殺気と絶望しかない世界!>
<ほぼ不快感MAX これが狙いなの?>

出典 http://www.nikkan-gendai.com

『野火』(のび)は、大岡昇平の小説。1951年に『展望』に発表、翌年に創元社から刊行された。作者のフィリピンでの戦争体験を基にする。死の直前における人間の極地を描いた、戦争文学の代表作。第3回(昭和26年度)読売文学賞・小説賞を受賞している

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ネット上で、「進撃の巨人」の残酷性がとりだたされるなか、さらなる「残酷性を持った映画」として注目をあびている映画だ。

第2次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島。
日本軍の敗戦が色濃くなった中、田村一等兵(塚本晋也)は結核を患い、部隊を追い出されて野戦病院行きを余儀なくされる。

出典 http://nobi-movie.com

塚本晋也監督による映画「野火」。監督であるともに主演の田村一等兵を演じている。

空腹と孤独、そして容赦なく照りつける太陽の熱さと戦いながら、田村が見たものは・・・

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彼の目の当たりにする、自己の孤独、殺人、人肉食への欲求、そして同胞を狩って生き延びようとするかつての戦友達という現実

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映画「野火」は1959年に一度映画化されている。その中で、人肉を食べるシーンは「栄養失調で歯が抜け、食べられなかった」という処理が行われている。映画が持っている直接性を考え、「食べなくてよかった」と感じさせるための変更。

「歴然とした事実」

事実を事実として認めたうえで「戦争」について考える機会が必要なのではないか?

「何と戦っているのかすら分からない世界」

他にも、赤裸々な描写に切なくなる人が多いようだ。

「ホラー映画」と違う所は、現実にあったという事実

それでも、現実よりは「緩和した状態」だとするなら…

「戦争映画の役割は大きく二つある。戦争による喪失を実感とともに情緒に訴える。もう一つは、戦場という理不尽な場所の追体験。その無慈悲な暴力、非人間性をシズル感を伴って伝える。『野火』はその二つ目に力を入れる」

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残酷性を抑え、情緒的に語りかける映画が多い中、少し異質な雰囲気をもつ「野火」


戦後70年の節目を迎える今

本当に残酷なのは人の心の中にあり、それを麻痺させてしまう「戦争」にあるということを知らなければならないのかもしれない。

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