2014年12月東京・大手町にソフトオープンした「アマン東京」でいちやく日本でも認知度が上がってきたアマンリゾート。それ以前、1980年代後半から世界各地に高級リゾートを展開するホテルチェーンなのです。

《まず、「アマンリゾーツ」とは何?!》

シンガポールを本拠地とし、東南アジアを中心に欧米や中国などで、部屋数を抑えた贅沢で小規模なリゾートを展開しているホテルチェーンなんです。東京にも2014年12月大手町に「アマン東京」が出来て高額にもかかわらず連日大人気なのは記憶に新しいところです。

《世界的に高級リゾートホテルを展開する会社》

1988年、タイのプーケット島にフラッグシップとなる「アマンプリ」をオープンして以来世界中に高級リゾートを展開しています。少数の部屋数で質の高いおもてなしをモットーにしているだけあって予約が取れにくいことがあるのは「アマン東京」でご存知のとおり。

《世界の「アマンリゾート」ってどんなのがあるの?!》

アマンの第一号ホテル タイ・プーケット「アマンプリ」

1988年開業。アマン初のホテルがタイ・プーケット島の西海岸にオープンしました。プーケットの中でも美しいパンシービーチに位置し、各コテージは丘の斜面に点在しています。各室は古都アユタヤの王朝様式を取り入れており、ハウスキーピングによって季節のフルーツやお菓子、花飾りがしつらえられています。また、オリジナルなオーガニックコスメ使用のスパも要チェック!他のアマンでも供されるアフタヌーンティーも楽しみ。また、ホテル使用のジャンク船やクルーザーなどのアクティビティーも楽しみ。頼めば、アンダマンだけでなく他の国まで足を伸ばしてくれるそうです。

バリ島の宿泊が変わった?!バリ島内最初のアマン「アマンダリ」

1989年にオープン。バリ島で初のアマンであり、デンパサール国際空港から車で1時間という奥地「ウブド地区」に位置しています。今はウブド地区も開けて観光地化されましたが、1989年オープン当初といえばそのローカル色はかなりのもの。激暑の中、ウブドの繫華街に出るのも一苦労、といった感じです。ですのでゲストは外に出かけなくてもホテル内で1日が完結できるタイプが望ましいです。といってもホテル側はローカルの村や朝市、そして現地の家庭で習う料理教室など魅力的なアクティビティーをも用意してくれていますのでヒマつぶしに出かけてみるのもいいでしょう。料金は1泊950ドル税別ですが、1室の料金、朝食、さらに空港からの送迎も含まれているので意外にお得です。さらに3泊すると2400ドル税別で朝食とアクティビティー1回、それに送迎がついたプランもあります。

バリ島の「段々畑」を模したプールが印象的「アマンキラ」

1992年オープン。日本の雑誌「Tarzan」にこのアマンキラのプールが載っており、ショーゲキを受けた筆者。なんとバリ島の「段々畑」を模して作られているのです。バリ島内のアマンでは唯一の「オンザビーチ」。プールに入りながら水平線も見渡せるという贅沢さ。客室は伝統的建築を踏まえ装飾を抑えたモダンな造りになっており、随所に取り入れられた貝殻や椰子細工の調度品がさりげなく飾られています。少し歩くとプライベートビーチもあり!料金は1泊950ドルで朝食つき。空港からの送迎は1台75ドルです。

バリ島南部 高台に位置する風光明媚な「アマヌサ」

インドネシア・バリ島のヌサドゥア地区にある「アマヌサ」。アマはアマンの「平和」、ヌサは「波」を意味します。風光明媚なヌサドゥアの高台に建てられているので海を見渡せてとても気持ちがいいです。1992年のオープンですのですでに20年以上経っており、いまやアマンの中でも「老舗」です。すべてヴィラタイプで庭には東屋がついています。シャワーも部屋の内外に2つ。料金はスタンダードで1泊950ドル(税別)。ただし朝食と送迎も含まれているのでリーズナブルかも!3泊2400ドルという「お得なパック」も用意されているので問い合わせてみる価値はあるかも!

なお、泊まらずとも海を見渡せる「ザ・ラウンジ」でお茶だけでも非日常が楽しめます。フルーツジュースがアマンなのに600円くらいでした(2000年当時)スタッフもフレンドリーでとても良かった思い出があります。

中国のシックなアマン「アマンファユン」

2010年1月に中国、杭州にオープン。 唐代から続く村の面影を変えないことが大原則とて、なんと中国政府から委託されたアマンなんです。場所は上海の南、中国の七代古都のひとつ、風光明媚な杭州市内から車で約20分。うっそうと茂る竹林の中にアマンファユンはあります。中国語ではアマンは「安饅」と書くそうです。なんだか重厚ですね。42棟ある客室はどれもが違う造りで、昔ながらの瓦屋根、土壁に木材の梁を残したまま、昔から伝わる技術により客室として修復されました。お値段は1泊1人700ドル(税別)と送迎1台75ドルとアマンにしては意外にリーズナブル!ファースト・アマンにねらい目かも知れません。

ユニークなテント形式の「アマン」もある!インド「アマニカス」

インド北部、ジャイプール近郊に2003年にオープンしたアマニカス。ラジャスターン動物保護区内だけあって、たった10棟のサファリテントがあるだけ。夜に到着するとエントランス近くのパブリックスペースには焚き火が焚かれます。モンスーン時期には滞在できないため、毎年10月1日~翌年4月30日までの滞在となります。料金は宿泊1泊1025ドル(税別)、食事1日(125ドル・キングフィッシャー、インドワイン付き)、送迎車1台200ドル、デリーより列車1人215ドルかかるので、ざっと見積もって1人15万は軽く超えます。でもワイルドなテント式、話題のタネにも是非泊まってみたいところです。

故ダイアナ妃も宿泊!アマンワナ(インドネシア・バリ島)

バリ島から水上飛行機で行く「モヨ島」という小さな島にあるアマンワナ。アマンは「平和」「ワナ」は「森」を表しています。1993年の開業でかつて故ダイアナ妃も宿泊したことがあるという伝説のホテル。なんと「テント」で造られています。海に面したテントと森に面したテントがあり、当然海に面した方は、US900ドル(税別)とちょっと高額。送迎の海上飛行機代(1人400ドル・しかも1泊はバリ島で待機の可能性もあり)、3食代(1日1人135ドル)は別途ですので軽く日本円で1泊10万は越えます。でもせっかく日常逃避するならこのくらいのインパクトがあるホテルがいいかも!

そして2014年末に満を持して開店した「アマン東京」

それまで日本には存在しなかった「アマンリゾート」。京都が先なのではないか、いや、他だ、という話が浮かんでは消えしていたのですが、ついに東京、それも大手町という東京駅から歩いていける距離に2014年12月にソフトオープンしました。客室はほんとうに「和」にこだわった造り。たとえば、いまどき日本人でも使っている人が少ない「ヒノキの桶」も完備した浴室。ちゃんと日本式の「浴槽」もあります。「浴室に障子」という若干勘違いな部分も盛り込みつつ、イメージカラーの「黒」にこだわりシックにまとまっています。窓からスカイツリーが見える浴室、ってのもそうそうないですね。

世界のアマンを泊まり歩く「アマンジャンキー」って何?!

世界中に点在するアマンの小規模で質の高い客室に魅せられ、次々と泊まり歩く熱烈なファンのことを愛情と敬意を込めて「アマンジャンキー」と称しています。筆者も宿泊さえしたことはありませんが、見学だけならバリ島3店、東京1店。「見学だけジャンキー」です。しかし1泊最低7万円はする世界のアマンリゾートを泊まり歩く生活。考えただけで憧れますね。

《魅力的なアマンリゾートの設計は誰が手がけているの?》

2014年12月にオープンした「アマン東京」を手がけたのが「ケリー・ヒル」というオーストラリアの建築家。アマンリゾートでは他に「アマヌサ」やカンボジアの「アマンサラ」を設計しており、件数は少ないながらその直線的な建築美には熱狂的なファンも多く、ケリー・ヒル設計のホテルを巡るツアーも出ているほど。他にアマンリゾートを数多く設計しているのは「エド・タートル」という米国人建築家はアマンジウォ(インドネシア・ジャワ島)、アマンプリ(タイ・プーケット島)、アマンジェナ(マラケシュ)、アマンガニ(アメリカ)、アマンバグ(インド)、アマンゾイ(ギリシャ)とアマンを数多く設計されていて、「隠れ家設計」のパイオニアとされています。

アマン京都(京都市北区の鷹峯(たかがみね)地区、21室)2015年9月オープン予定[4]合歓の郷ホテル&リゾート敷地内[3]三井不動産が合歓の郷ホテル&リゾート敷地内にアマンリゾーツを誘致。2014年10月に基礎工事に着手しており、2016年までの開業を目指すとしている[3]。

《それで日本に出来る「アマネム」とは?!》

「アマネム」ではアマン東京と同様、日本家屋をイメージした内装になる予定で、障子など和紙や木、竹などを多用する予定。24室のスイートと4室の2ベッドルーム・ヴィラの全室にプライベートの温泉風呂を完備するそう。また、併設される「アマン・スパ」には水中リラクゼーションのワツ専用プールや4室のトリートメント・スイート、ジム、ヨガスタジオを揃え、貸切温泉風呂2棟を併設。レストランでは古代から朝廷や神宮に海産物・穀類などを献上していた「Miketsukuni(御食国)」の伝統を踏襲した日本料理メニューを提供するんだそう。アマン初の温泉リゾート、楽しみですね。

出典 YouTube

ちなみに水中リラクゼーション「ワツ」(Watsu)とはこれです!

おりしも2016年の主要国首脳会議(サミット)候補に選ばれた伊勢志摩ですが、サミット会場となる近鉄志摩線の終点「賢島」にほど近い「合歓の里」の一角に出来るのが「アマネム」だそう。現在、エクシード合歓の郷、ホテル合歓の2件のホテルがあります。2007年から管理をしている三井不動産がアマンリゾートを誘致。すでに2014年10月から基礎工事に着手しているようで、2016年中の開業を目指しているそうです。

合歓の郷

出典 YouTube

《それで、「アマン京都」はいま?!》

アマン東京よりも前に出来るのではないかと噂されていた「アマン京都」ですが、「2015年の開業予定」と言われるものの、具体的な計画は伝わってきません。アマンリゾートのHPにもアマネムは出ているものの、アマン京都の名前はなく・・・。

リゾートが佇むのは 、本州西部の三重県志摩市、東京から南西に約300km。名古屋からは列車なら2時間の風光明美な旅であり、ヘリコプターならば25分というアクセスに恵まれています。

出典 http://www.amanresorts.com

「ヘリコプターならば」って(笑)客選ぶなあ。。。東京からヘリなら何分?って聞いてみようか?

すでに「日経電子版」にも発表されているんですけどねえ。

京都北区鷹峯にはすでに建設計画が掲げられているそうです。アマンとは一言も書いてないですがここがそうなのではないかという噂。すでに今年1月に着工していますね。

《実は京都はアマンの再進出。以前の計画は中止》

かつて「アマンニワ」と題されたプロジェクトが存在し、「アマンホテル京都」の建設プロジェクトだったのですが、その計画はなんらかの原因で中止となり、現在は温泉付き豪華リゾート「東急ハーベストクラブ鷹峯」となっています。場所をそのすぐとなりに変えてのアマンの京都再進出となる予定です。

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