わが家の6歳になる息子の子育ては、3歳までが修行だったなぁ…… と振り返って思います。思い通りにならない子育てに疲れ、怒って、泣いて、自己嫌悪。この繰り返しに「もう、いやだ!」と何度思ったことか。子どもの成長を楽しむヒマなんて、正直なかった……!

でも、幼稚園入園して初めての母の日のイベントで「ああ、私むくわれた……。もうこれですべてを帳消しにしてもいい……」という、ものすごい感情があふれたので、ここでご紹介しようと思います。

クラスのみんなで歌う、童謡「おかあさん」

子どもが通う幼稚園では「制作」という時間があり、月ごとにイベントにそった作り物をしていることを知り、「さては母の日も何かやるな?」と他のママさんと話していました。

母の日も近くなったある日、「迎えにきたお母さんたちに教室にはいってもらいましょう」ということになり、円になったママたちの前にそれぞれ子どもがスタンバイ。「ああ、これ歌とプレゼントあるなー」と感じていたところ、思いもかけずぼろ泣きしてしまったのです。

ママ心を刺激しすぎる歌詞

童謡の「おかあさん」という曲をご存じでしょうか?

恥ずかしながら私はこの曲をまったく知りませんでした。ピアノの前奏が始まり、目の前のわが子が「おかあさん」を歌いだしたのですが、この歌詞の破壊力がすごかった……!

おかあさん なあに
おかあさんて いい におい
せんたく していた においでしょ
しゃぼんの あわの においでしょ
 

出典 http://j-lyric.net

曲を聴きはじめたときは「かわいいなぁ~」という感じで息子をみていたのですが「おかあさんて いい におい」のところで、なぜか涙腺が刺激され「せんたく していた~」のところでは涙で視界がぼやける…… という事態に。

最初の恩返し

それまでお世話をする側、叱る側、守る側とプレッシャーにおしつぶされそうになりながらも日々経験値をつみ、母親としての立ち振る舞いはどうにか身につけていった3年間でしたが、子どもからみて私は「愛すべき母」となれているだろうかという不安は常にありました。

この日、子どもが照れくさそうに私に向けて歌を歌う姿をみて「ああ、この子は私が母であることを喜んでくれていたんだな」と気づいたのです。

子どもからの感謝の気持ちを、初めて目の当たりにした瞬間でもありました。

母として、自信をもって、やっていこう。

この出来事があったおかげで、「ああ、このままでいいんだな」と、子育てにより前向きになれました。

意外なことにまわりに泣いているお母さんはおらず、「ぐぬぬぬ……」と歯をくいしばりながら泣くのを耐える母を、息子がどう思ったのかはわかりませんが、今は「ありがとね」と笑顔でいえるくらいに成長したので、良しとしよう。

この記事を書いたユーザー

ぷっち このユーザーの他の記事を見る

プチプラファッション大好きなアラサー主婦です( ´ ▽ ` )ノ

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス