筆者、お陰様で12年間自営業をやっていますが、開業前後は色々ありました…

出典弊店専属カメラマン撮影

ド素人から飲食業へいきなり飛び込んだ筆者でしたが、色々知らないことにぶつかり、最初の頃は思った通りにいかなかったものです。

そんな筆者の起業・開業前後のことを思い出しながら、思いもよらぬトラブルについて今回は書いていきます。起業・開業をされる方の参考になればと思います。

宜しくどうぞお付き合いください。

先ずは起業・開業直前…

出典筆者撮影

お金を調達するという話になりますが、筆者は流石に都市銀行は相手にしてくれないであろうということは想像出来ましたが、まさか地銀とか信用金庫とか金融公庫とかも、そんなイマイチだとは思わなかったです…ということです。

基本的に、アイデアしか無い段階で、金融機関に「お金を貸してくれ」というのは厳しいようです。夢を担保にお金を貸します的な粋な金融機関など無いということです。

筆者は何人かの銀行員や金融機関の人とお話しをした感触で、お金を金融機関から借りない方法を検討し、殆どを自費でまかない、どうにか開店の日を迎えました。

開業資金調達は金融機関からの融資はあまり望めない…

出典筆者撮影

なので、開業前の担保なしでの金融機関からの借金の方法等を、具体的に皆様にお教えすることは出来ませんが、思いのほか金融機関は厳しい印象があります。その後も暫く運転資金その他で金融機関の方とはお話しをしましたが、基本的に無担保でプロパーでお金を貸してくれる世界はほぼ無く、担保を入れるか保証協会の扱いで借りるのがマックスな感じでした。なので開業10年は無借金で闘いました。

初期段階で一番良いのは、自分で蓄えておくことですが、借入先の種類として一番いいのは、やはり家族からお金を調達することだと思います。家族の理解があって都合を付けてくれる方が身内にいれば、やはり最初はそこにお願いして頼るのも一つの方法だと思います。使途や返済期間の融通が利きそうなのも魅力です。

さてと、悲願の開店後…

出典弊店専属カメラマン撮影

悲願のお店の開店をしました。

筆者のお店は洋楽(ロック)バーです。

日々、結構爆音な感じでやってました…

営業開始から数ヶ月がたちました。

その日も、店は満員でノリノリでした。

制服警官が数名入ってきました。「騒音の苦情です」と…。

それから数ヶ月の間に4回も制服警官が店の中に入ってきました。

正直可也凹みました。「この先やっていけるか…」と思いました。

いろいろとアンプのボリュームの設定や、深夜は低音部を下げるなど、調整をした結果、どうにかクレームは無くなりましたが、隣に住まう人の通報だと知り、人間関係は最悪です。

最悪な近隣住民との関係…

出典弊店専属カメラマン撮影

隣家の人と道端て会っても、無視は当然として、場合によっては少し睨み合うくらいの感じです。あんまり良いものではありません。

その後数年経って、調子こいて大音量で営業していたら、またまた警察官が…。

それが2006年のことなのですが、それからは上手くやっています。

出典弊店専属カメラマン撮影

そんなトラブルを想定しておいてから起業・開業をお考え下さい。

未だ見ぬ店を手に入れたとき。思いもよらぬ出来事は沢山起こります。

想定外の良い事ならば大歓迎でしょうが、やはりその逆もありえます。

備えあれば憂いなしということで、色々なイレギュラー・ケースをしっかりと想定し、より良い起業が皆様のものとなることを願います。

その点において、現在はというと…

出典弊店専属カメラマン撮影

先ずは借金ですが、筆者は10年間、自己資金を元手に無借金経営をしました。そして一定の金額をメインバンクにしている信用組合で積立て続けました。

開業数年後に、自分の実力を試すための、「100万くらい借りたいんですけど…」と言ってもイマイチ聞いてくれなかったのが、今では、「え~、よく10年間も無借金経営されましたねぇ…」「融資は出来ますよ」「また借りてもらえます?」「出資金募っているんですが…金利3%ですよ!」など、同じ金融機関の人とは思えない対応の変わり振りに…。

会社員の時は系列の都市銀行が「お金借りませんか?」って来たのに、自営業になるとそのレベルの信用を付けるのに10年以上かかるのかと…ガッカリですが、今はいつでも必要な資金は調達できる立場になりました。

但し保証協会扱いです。次の目標はプロパー貸しの扱いを受けることですかね…

出典弊店専属カメラマン撮影

そして騒音問題ですが…。

場末の比較的静かな場所で住居も混在する場所でしたから、10年以上前は筆者の店も音で目立ってしまいましたが、今となっては周囲の新しい店がもっと派手にやっているので、隣家も筆者のことより他のことに注目するようになって、苦情も来なくなりました。

勿論筆者も周囲の騒音を感じさせないような策を幾つか施しましたが、比較的今は自由に出来ているので有難い状況です。

そして、肝心な隣家との最悪な人間関係でしたが、筆者に通報をしなくなってきたので、ある朝、筆者は人が変わったように「お早う御座います!」と挨拶してみました。

相手はビックリした様子で「ご苦労様です!」と言ってくれました。

それからそれをずっと繰り返しています。会ったら元気に挨拶!

ということで、その辺りの問題は解決させました。

そのようなことがあったというお話ですが、参考になりましたか?

出典筆者専属カメラマン撮影

ということで、起業・開業は良く知らないで始める場合が殆どですから、色々な想定外な事が起こり得ます。

少々くじけそうになる時もありますが、一つ一つが良い社会勉強です。色々な問題に直面しながら、「こうやって僕は、社会的な経験値を上げているんだなぁ…」とか、「これは将来、本を書いたり講演したりするときのネタになるなぁ…」等、その状況を少し楽しむくらいの、そんな気概で臨むと、自ずと道は開けてくるものです。

これから始まる起業・開業の道には、どんな障害物があるかは分かりません。しかし、その時どう振る舞うか、どう立ち向かうかが経営者として問われることになりますから、負けない様に強くなりましょう!

最後までお読み頂き有り難う御座います。


この記事を書いたユーザー

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東京都大田区大森生まれ。立正大学附属立正高等学校、尚美学園短期大学音楽ビジネス学科、放送大学教養学部生活福祉専攻卒業。STAY UP LATEオーナー。 ライター業と、セミナー講師、司会業も実質少々。江戸川区在住、一児の父。愛猫家。

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