衝撃を与えた夏のニュース

これまで、衝撃的で、今でも記憶に残っているニュースはいくつかある。これは、その中のひとつだ。

杏林大病院割りばし死事件。「割り箸事件、割り箸事故」とも呼ばれている。

割り箸の破片が小脳にまで達する

杏林大病院割りばし死事件(きょうりんだいびょういんわりばししじけん)とは、東京都杉並区で綿菓子を食べていた男児が転倒して、のどを割り箸で深く突き刺し、その後、死亡した事故のことである。

出典 https://ja.wikipedia.org

7月12日、司法解剖が行われ、初めて喉の奥に深々と割り箸の破片が刺さっており、小脳まで達していたことが判明した。

出典 https://ja.wikipedia.org

当時、僕は高校生だったけど、今でも鮮明にこの報道を覚えている。

特に綿菓子やはしまきなど、割りばしや棒に巻き付けられた食べ物を歩きながら食べるのをやめようと思ったぐらい。

親や保護者たちが外堀を埋めてやるべき

今、子を持つ親の立場になって、亡くなられたお子さんの親御さんの心中を察すると胸が張り裂けそうになる。

「あのとき、綿菓子を買わなかったら……」
「あのとき、立ち止まらせておけば……」
「そもそも、お祭りに行かなければ……」

「たら」「れば」を考えても仕方ないというのは客観的な指摘であって(純粋に励ましや慰めといった優しさであるかもしれないが)、自分自身を強く激しく責め立てたかもしれない。

子どもたちは元気よく走り回るのが好きだ。それは家の中でも外でも同じ。

「『あれもダメ。これもダメ』というのは教育上、良くない」という話はよく聞く。でも、だからといって何のリスクヘッジもしないのは、やはり無責任になるかもしれない。

子どもの注意力や危機管理能力は低く、視野は狭い。だからこそ、親や保護者たちが、子どもたちが自由にのびのびと遊べるように、外堀をしっかり埋めてやる必要がある。

家の中なら、走り回る専用の部屋を作ってあげるとか、マットを敷いてあげるとか、テレビボードの角にクッションを付けてやる、とか。

情報が氾濫し、すぐに忘れ去られる世の中で

情報が氾濫するようになって、現実世界でもSNSやキュレーションのフィードみたく、ニュースがどんどん流れ、そして、忘れ去られていく。

同じような悲しい、切ない事件を再び起こさないためにも、過去の教訓を肝に銘じて生かしていく必要があるだろう。もちろん、自戒を込めて。

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marlgoro このユーザーの他の記事を見る

公式プラチナライター。ライター歴、約10年。現在、関西を拠点に活動中。大のテレビっ子です。たまに、ちゃんと取材した記事も寄稿しています。

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