自宅上空を飛んだドローンの運命は?

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ケンタッキー州のルイスビルで、ドローンが
自宅の敷地上空を飛んでいたとして、それをショットガンで
撃ち落とすといった事件が発生した。プライバシーの侵害を訴えるのは、47歳のウイリアム・メリディスさん。当時、彼のバックヤードには16歳になる娘が出ていた。これにより、メリディスさんは逮捕勾留され、三日間を留置場で過ごした。

釈放されて後、メリディスさんはナショナルテレビに出演し、なぜドローンを撃ったのかやその経緯を打ち明けた。それを受け、全米では賛否両論の大論争が起こっている。

粉砕されたドローン

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ドローンを飛ばしていたのは、デビッド・ボグズさん。彼の証言によると、ドローンはかなりの高度を保って飛んでおり、他人のプライバシーを損ねるような行いはしていないという。

アメリカのある著名な法律家は言う。「例え人命にかかわらない場合でも、武器を持つ人間を養護する気にはなれない。だが、隣人が遠隔操作のできる道具で、自宅や家族をスパイしているのを知った時、それをぶっ壊すのは許されないことか?」と。

少年はただ目立ちたくてドローンを飛ばした?

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日本でも、都内でドローンを飛ばしたとして少年が逮捕された。ただし、彼の場合は再三再四の警告にもかかわらず、それを無視した強行に及んだためとされている。この事件でも、ドローンの使用権利を主張する側と司法との間で意見が分かれた。

フライトレコードが示すのは?

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ドローンが自宅の敷地の上空を飛んだからといって、ショットガンを持ち出すのは穏やかではないが、盗撮や機体の落下などを考えると、まんざら理解できないわけでもない。現に軍用のドローンもあり、兵器を搭載しての飛行も可能である。ドローンのフライトレコード(スマホに転送されていた)によると、メリディスさんの自宅上空を飛んだのはわずか数秒。しかし、それまでにも数回に渡り同じことが繰り返されていたそうだ。

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ナショナルテレビで現状を訴えるウイリアム・メリディスさん。

日本においても、許可さえ取れば猟銃の所持は可能である。だからと言って、それを使用できるかは別次元の問題だ。おそらく、今後日本でも多くなるドローンについてのトラブルだが、ショットガンで粉微塵にされることはあるまい。とは言え、現行の法律では裁けない事例だけに、どう対処するかが注目される点でもある。

ルイスビルの事件はまだ解決を見ず、この9月に裁判が予定されている。メリディスさんの罪状は理不尽に危険行為に及んだことと悪戯に犯罪行為に及んだこととなっている。なお、ショットガンにより砕かれたドローンは、1800ドルもする高級品だったようだ。

さて、同じ状況下に置かれた場合、あなたならどうする?

ドローンから見た住宅地の映像

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テクノロジーの発展は目覚ましい。普段は見られない住宅地の上空が、ドローンを使うとこの通り。さて、プライバシーは守られるのだろうか?

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今季おススメのアニメは「うしおととら」。海外ドラマでは「ブラックリスト」。これまでに見た映画の中では、個人的トップ10の常連である、「フィッシャー・キング」です。

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