今月24日、ニュージーランド・パーマストンノースの男子高で、ひとりの名物先生の葬儀が執り行われました。その棺が校内に入る際の出迎えに学生達が舞ったハカが話題になっています。

ハカというのはニュージーランドのマオリ族の戦士が、戦いの前に自分の力を誇示しつつ相手を威嚇する戦闘のための舞踏で、ラグビーのオールブラックスが踊るカマテは特に有名です。

ドーソン・タマティア先生は体育と数学を教えていました

出典 http://www.stuff.co.nz

ドーソン先生は20日の朝、なかなか起きて来ないので家族が見に行ったところ、眠ったまま亡くなっているのが発見されました。日本人留学生も受け入れているパーマストンノース男子高に勤続30年、まだ55歳の若さでした。死因はnatural causes、自然死と発表されています。

まず笑い声が思い出されるほどポジティブな先生

170人余りの寮生も含め、学生1人1人をWhānau(ワナウ=家族の一員)のようなあたたかい気持ちにさせてくれる、たくさんのMana(マナ=神秘的な自然の力)を持った人だったそうです。また自らも先住民族マオリの一員として、マオリの学生会であるTe Reo Maoriの顧問でもありました。

またテニス部、バスケットボール部、ソフトボール部にも携わっていました。

そんな先生を偲んでハカでお迎えするのは、学生達にとってはごく自然な当然のことだったのでしょう。

ドーソン先生も指導していたハカ、全校生徒1,700人余りに卒業生や先生方、スタッフも一緒になっての見事なハカを、どうぞご覧になって下さい。

出典 YouTube

講堂で執り行われた葬儀には、学生達の他に1,000人以上の弔問客が詰めかけたのだそうです。

とても慕われていらしたのですね。

ご遺族はもちろん、学校関係者、学生達、同僚やスタッフの方達の喪失感を思うと胸が痛くなります。

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