ある日、1匹のボロボロの子猫が庭に迷い込んできます。すっかり弱り切った子猫を救うべく、その家の住人はあることをします。

ボロボロで生きる気力もない子猫

シベリアンハスキーのリロは、兄弟犬や猫やウサギなどと一緒にらしています。そのリロのうちにある日、ボロボロの子猫が迷いこんできました。まだ離乳もしていない小さな子猫です。捨てられたのか親からはぐれたのか、すっかり弱り切った子猫は生きる気力さえないように見えました。

そこで、その家の住人はその小さな子猫を救うため、あることを試してみることにしました。シベリアンハスキーのリロにその子猫をくっつけてみました。リロに母親代わりになってもらうためです。

母親モード全開で子猫の面倒を見るハスキー

すると、それまでぐったりして生きる意志さえ見えなかった子猫がリロのお乳を吸い始めたのです。リロも子猫のそんな様子を見て、完全に「ママモード」に!おっぱいを吸わせてあげるだけでなく、おしりをなめて子猫のウンチやおしっこもなめとってあげたのです。これにはリロの飼い主さんもびっくり。

リロは以前も子猫の面倒を見たことはありますが、自分自身が本当の母親になったことはなく、おっぱいも出ません。それでも、子猫におっぱいを吸わせてあげて、さらにウンチやおしっこまでなめとってあげたのです。

本物の親子にも負けないほどの絆

子猫はロージーと名付けられました。ロージーはリロが母親になってくれたことで元気を取り戻しました。もちろん本当にミルクをあげているのは里親さんなのですが、ロージーはリロのことをママだと思っているのです。2匹の結びつきは本物の親子と同じように強いのです。

いつでも一緒に

もしリロが受け入れてくれなければ、ロージーは生きられなかったでしょう。里親さんが介抱しても、まるで生きる意欲を見せなかったのですから。

ロージーはすくすくと育っています。リロとロージーは一緒に公園にも出かけます。そして毎晩寝る時もリロと一緒なのです。

本来は狩猟本能が強いシベリアンハスキー

通常であれば子猫にとって犬はとても危険な存在です。リロはとても母性本能の強い、包容力のある犬なのでしょう。「シベリアンハスキーは本当は狩猟本能の強い犬なので、仲良くさせようと思って安易に子猫をもらわないで欲しい」と里親さんは言っています。

2匹の結びつきがあまりに強いので、ロージーはずっとリロの娘として一緒に暮らすことになりそうだとのことです。

一緒に暮らしていても、動物にも仲がいい・悪い、相性が合う・合わないなど、いろいろな関係があります。リロとロージーにはやはり特別な結びつきがあるのだと思います。

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