「娘に可愛くなってほしい。それが人生の成功への道だからよ。」そうあからさまに話すのは、1歳9カ月の娘を持つ33歳の母親だ。「表面的だとか、浅はかだとか私を批判するママもいるでしょうね。でも、現実、美しければ良い人生を送ってる人はたくさんいるわ。」

もし、あなたが母親なら、彼女の率直な意見をどう思うだろうか。

ママ達の対談で、率直に意見を言ったポリー

出典 http://www.dailymail.co.uk

あるリサーチで、ママ達に「子供が成長した時に、子供に何を望むか」というテーマで意見を出し合ってもらった。あるママは「ただ、幸せになってほしい」、あるママは「人生で成功して欲しい。」「賢い人になって欲しい。」

そんな意見が交わされる中、ポリー・フィリップスは「私は娘にただ、可愛くなってほしいわ。」そう言って他のママ達を驚かせた。

「可愛くなければ、人生はハードなものになる。」

出典 http://www.dailymail.co.uk

「他のママにはどう思われるか知らないけど、少なくとも私は正直だわ。美しく魅力的な人は、良い人生を送っているわ。それに女性は何よりも自分の容姿を気にかけてるじゃない。現実、誰しも美しくありたいって思ってるのよ。」

「娘に私と同じ気持ちになってほしくない。」

出典 http://www.dailymail.co.uk

10代の頃、自分の容姿にかなりコンプレックスがあり、自信がなかったというポリー。自分の娘にはそんな気持ちは抱いてほしくないという。「綺麗で魅力的だったら、上司にも好かれるわ。人生で成功するカギは、美しいかどうかなのよ。」

果たしてそれが真実なのだろうか?

出典 http://www.dailymail.co.uk

リサーチでは、3分の1の女性が、毎朝自分の容姿を見て「魅力的じゃないから仕事に行きたくない」と思っていることも判明した。

可愛くなければ、綺麗でなければ人生がハードになるのは果たして本当なのだろうか。確かに「美人は得」という言葉も日本にはある。今の世の中、そんな表面的な価値観で皆が生きているのだとしたら、ちょっと悲しい。

「美しければ、成功も幸せも全て手に入れられるわ。」

出典 http://www.dailymail.co.uk

今の世の中、セレブが「美」にこだわり「ダイエット」を語らないメディアはない。ほぼ全ての女性が「美」に執着し気にかけていることは確かだ。しかし、美しくなくても賢明な人もいる。見た目が可愛くなくても、性格がとても良い人だって存在する。

そういう大切な中身の判断をいつ、どこで、私たちは忘れてしまったのだろう。ポリーは「あくまでも自分は正直なだけ」と話している。筆者の意見は、「美=人生の成功」となるような社会が続いてほしくない。

世の中には障がいを持つ人も存在する。障がいを持っていても、人生やりたいと思うことがいっぱいある人だっている。そういう人達に、「美しくないと成功できない」というレッテルを貼った社会は、不公平以外のなにものでもないと思うのだ。

容姿の「美しさ、可愛さ」はあくまでもボーナスだと筆者は思う。そのボーナスを当たり前だと思うような世の中を作りあげている大人たちの、根本的概念がどこか狂っていると感じるのは筆者だけだろうか。

成長した子供たちがそういう歪んだ世界で、何が正しくて何が間違っているのかを判断できなくなっていくことに、不安を感じてしまう筆者である。

この記事を書いたユーザー

Mayo このユーザーの他の記事を見る

公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

得意ジャンル
  • 話題
  • 社会問題
  • 動物
  • 海外旅行
  • 育児
  • テレビ
  • カルチャー
  • 美容、健康
  • ファッション
  • 感動
  • コラム
  • おもしろ

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス