■ 実はこんなに役立っている唾液!

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ヒトの唾液分泌量は1日に1~1.5リットルといわれ、口の中には常に2~3ミリリットルの唾液が存在しています。スムーズにしゃべったり、物を食べたりできるのは口の中が唾液で潤っているおかげです。

唾液は3つの大きな唾液腺(耳下腺、舌下腺、顎下腺)と唇や舌、頬粘膜などにある多数の小さな唾液腺で作られています。唾液の成分は99%以上が水分でできていますが、ただの水ではなく以下のような多くの機能を担っているのです。

・酵素がでんぷんを分解する消化作用
・ロ腔内や歯面を洗い流す洗浄作用
・細菌が繁殖するのを防ぐ抗菌作用
・歯の脱灰を防ぎ再石灰化に関与してむし歯を防ぐ抗脱灰作用

■ サラサラ唾液とネバネバ唾液は精神状態に影響される?

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唾液はその性質から、サラサラとした唾液(漿液性唾液)ネバネバした唾液(粘液性唾液)の2種類に分けることができるのですが、その分泌は交感神経副交感神経によってコントロールされています。

リラックスした状態だと副交感神経が優位になりサラサラとした唾液
(漿液性唾液)の分泌が多くなります。反対に緊張したりストレスを感じると交感神経が優位になり粘液性唾液の分泌が増えます

粘液性唾液のネバネバは、納豆やオクラと同じムチンというタンパク質によるものですが、唾液の口腔粘膜を保護する機能に寄与しています。

■ ストレスで唾液が減少する!?

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唾液は安静時にも少しずつ分泌されていて(安静時唾液)、これは粘液性唾液の割合が大きいのですが、食事の時や梅干しを見たときの(刺激唾液)には、耳の下にある耳下腺がサラサラの唾液をたくさん作ります。

しかし、ストレスがかかった状態だと漿液性唾液の分泌が減少し、全体の唾液の量が少なくなってしまいます。そうすると、口が渇いて口臭がしたり、虫歯や歯周病になりやすい状態になります。

また、唾液には食べ物の味物質を味覚センサーに届ける役割もあるので唾液が少ないと味を感じにくくなります。食事の時にはリラックスして楽しい雰囲気の方が、おいしく感じられるのは唾液の種類も関係しているのですね。


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