おそらく「ウミウシ」自体が皆さんにそれほど身近でない生物であることは確かでしょう。いきなり「イチゴジャム」と名づいているウミウシがいるということは筆者にとってもショーゲキでした。このウミウシは赤色加減といい、背中のつぶつぶといい、色艶加減といい、パッと見がほんとうに「いちごジャム」そのもの。こんな生物がいるなんて!しかも日本(沖縄)に!!興味深いウミウシの生態をまとめてみました。

《そもそも「ウミウシ」って何?!》

生物の種類としては「後鯰類」という仲間で、貝殻が縮小、体内に埋没、消失などした種類の生物の総称を「ウミウシ」と言います。漢字では「海牛」って書くんですよ。牛のような一対の触角を持っているからだそうです。一時ブームとなった天使のようなクリオネやアメフラシと言った生物も親戚です。

《架空の生物ではない!「イチゴジャムウミウシ」》

キャラクター界にはよくキティーちゃんのようなキャラクターに被り物をさせたりして本来のキャラクターにバリエーションを持たせているパターンがありますが、このウミウシもそうかと思ったら違った!「イチゴジャムウミウシ」ってキャラクターではなくて(笑)「ガチ」で実在する生物だったんです。

ウミウシはアートになりますね!!しかしこれって文鎮には軽いし(笑)

《「イチゴジャムウミウシ」ってほんとうにいるの?!》

はい、冗談でなくいますよ(笑)。冬から春にかけて沖縄各地や石垣島で観察できるそう。全体の色は赤色で背中の正中線上にクレーター状の孔が2つあるのが特徴。ただし赤いカイメンの着く「トサカガキ」の表面にいる事が多く、赤い色同士で保護色になっているので、見つけるのが困難だそうです。

《「イチゴジャムウミウシ」ってどこに生息してるの?!》

出典 YouTube

動くイチゴジャム(笑)

はい。沖縄や石垣島方面で生息しています。冬から夏場にかけてとかなり長期にわたってみることが出来ます。ただし、赤い色をした「トサカカキ」の表面に張り付いて保護色となり、外からはイチゴジャムとわかりにくくなっているようです。生存競争の知恵ですね。

イチゴジャムウミウシの一生は?!

イチゴジャムウミウシにかぎらず一般的なウミウシの一生は卵→孵化→幼生→変態→産卵となります。その寿命はせいぜい1年くらいだそう。一言でウミウシと言ってもビジュアルなどのバラエティーが恐ろしくあるため、「これがウミウシ?」と思うことも多いようですが、専門家が見ればすぐにわかるそうです。生まれたばかりの時は巻貝のような殻を被っていますが、浮遊し変態する過程でそれも脱ぎ捨てられます。トランスフォーム!カッコイイなあ。

バラエティー番組のクイズでも頻出される!!

レアなネーミング、ビジュアルのかわいさでバラエティー番組のクイズにも出題されることが多い「イチゴジャムウミウシ」。くりーむしちゅーのクイズ番組で出題され、AKB48の指原莉乃が「イチゴジャムウミウシ!」と答えてみごと正解!!知ってる人は知ってるんですね。

《雄雌同体!おそるべしウミウシの生態!》

ウミウシはなんと雄雌同体!!オスもメスもないってこと、したがってセクハラもない、ジェンダー差別もない(笑)。あるいみ平等な生物なんですね。同じ種類が2匹いれば交尾・産卵をするそうです。目が見えるわけではないので、相手の這い跡を頼りによっていくんだそう。また、相手からもらった精子(卵子)を受精するだけでなくなんと「栄養源」として吸収する種もいるそうな。これはなんともパワフルですな!!

《なんともユニークなウミウシの卵》

おもわず昔、不二家から出ていた「ノースキャロライナ」というキャンディーの表面を思い起こしてしまう妙齢の筆者。ウミウシは種類によって卵の形状も違うのですが、このグルグルうずまきの卵は「シロウミウシ」の卵です。ちなみにクロシタナシウミウシの卵は「きしめん」のような形をしているそうです。ユニークすぎる!!

《昭和天皇も食された「ウミウシ」の煮つけ》

秋篠宮はナマズ、そして昭和天皇はなんと「ウミウシ」を研究されていたとか。ある日、研究のためだからとウミウシの「煮付け」を食べられたそうです。結果はそれほど美味しいものでもなく「こりこりしていて噛み切れない」というのが正直な感想だったとか。なかなかチャレンジャーでおられたのですね。

「ウミウシ展」なるものも開催されるのか!流行ってるんですね。

《「イチゴミルクウミウシ」ってのもいるらしい!!》

イチゴジャムウミウシ以上にカラフルなこのウミウシ。名前をなんと「イチゴミルクウミウシ」と言います。可愛い名前で得してますよね。ピンク、赤、白、そして紫と食べてしまいたくなるようなキャンディー色。

「フリーダムすぎる」がツボにはまりました!!

《ネーミングの妙!!是非紹介したいウミウシたち》

ウミウシの名前ってどうしてこうユニークなんでしょうね。ほんとうは学名とか正式名は別にあり、覚えにくいためダイバーたちの呼んでいる名前が「俗称」となって広まったんだそうです。たしかにそのほうが覚えやすいですよね。

パンダツノウミウシ

出典 http://okinawa-zukan.com

たしかにツノが生えたパンダですね!カワイイ!!

ピカチュウウミウシ

ピカチュウやあ!!子供が大喜びしそう。ポニョでおなじみ魚のクマノミもこの系列の配色ですね。

モンジャウミウシ

たしかに土台の色は「もんじゃ」焼に似てますが、無理やりっぽいですね。(笑)

パイナップルウミウシ

なんともカラフルな熱帯を思わせる生物。パイナップルが食べたくなります。

クレープウミウシ

焼きたての甘い香りが漂ってきそう。原宿竹下通りを思い出します。

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