暴風雨の中、6匹の子犬とともに無情に捨てられたハンナ。その後も次々とハンナを襲う試練。逆境の中でも愛情を失わず生きるハンナの姿は、ある一人の少年にも大きな影響を与えます。

暴風雨の中、子犬とともに置き去りに…

ハンナはある暴風雨の日、猫用のキャリーに彼女の6匹の子犬と一緒に押し込められ置き去りにされました。ある女性がそれを発見し、6匹の子犬は全て里親が見つかり、ハンナ自身も見つけてくれた女性が里親になってくれました。

里親がホームレスになったあげくに、次の試練が襲う

ところが、幸せになれると思ったのもつかの間、なんとハンナの里親だった女性がホームレスになってしまいます。ハンナは保護施設に送られました。さらにハンナの悲劇は続きます。保護施設に送られた後に、ハンナはガンに侵されていることが分かったのです。

さらに片目を失明

ハンナは殺処分も行う保護施設から、なんとか治療可能な病院に送られ、そして動物愛護団体セカンドチャンス・レスキューに保護されることになりました。

ハンナを引き取りに来たボランティアのメンバーをハンナは大歓迎したそうです。ハンナのガンは残念ながら進行してしまい、彼女は目を失うことになってしまいました。

母親であることが生きる気力を支える

ハンナは闘病のために目を失いましたが、彼女のかわいらしさは全く変わることがありません。そして、彼女の犬生はいい方向に変わっていきました。ハンナは仲のいい、娘のような友達ができたのです。

「ハンナたちは寝る時も一緒です。引き離すことはできません。゛母親である”ということはハンナの健康状態にいい効果をもたらしています。彼女は母親であることが幸せなのです」と獣医は話しています。

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ハンナとの出会いが少年の心を変える

ハンナは学校へ道徳や動物保護について教えるために行っています。ハンナは学校の生徒たちにたくさんの影響を与えているのです。

ある小学校にハンナが訪問しました。何度も試練に合っても懸命に純粋に生きるハンナに出会ったことは、9歳の少年の心に大きな影響をもたらしました。少年は子犬を買ってほしいと思っていましたが、ハンナに出会ったことで保護された犬を家族に迎えたいと思うようになったのです。

「少年とその家族はプードルの子犬を買おうと思っていました。しかし、ハンナのような保護犬を家族に迎えたいと思うようになってくれたのです。彼らはいくつかの動物保護施設を訪問し、保護された子犬を家族に迎えたそうです」とセカンドチャンス・レスキューのケルシーさんは話しています。

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保護犬の里親になった男の子は、リンダと名付けられたその犬がどんなに素晴らしいかをみんなに話しているそうです。こんな風に、動物保護に対する理解や、保護犬を家族に迎えるということが広まっていくのは本当にうれしいことです。ハンナのおかげで1匹の保護犬に本当の家族が見つかりました。


ハンナがよくなるまで一緒に戦う

ハンナはいまだガンの闘病中ですが、状態は悪くはないそうです。ハンナのガンとの闘いはまだまだ終わらないかもしれませんが、今はたくさんの人に愛されています。

「私たちはハンナがよくなるまで一緒に戦い続けるでしょう。ハンナは私たちにたくさんのことを教えてくれました」と話すケルシーさん。

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度重なる試練に耐えたハンナの姿に心打たれる

子犬とともに捨てられただけでも大変な悲劇なのに、ハンナには次々と試練が襲いかかりました。小さな身にはあまりにも過酷です。それでも、愛情や優しさを失わず生きるハンナの姿にはだれでも心打たれるでしょう。

そして、そのハンナの姿は少年の心に大きな影響を及ぼします。保護犬を家族に迎えるという選択肢を与え、さらに自分と同じように捨てられた保護犬に家族を与えることができたのです。

ハンナがガンを克服するのにはもう少し時間が必要ですが、きっと周りの人たちがサポートしてくれると思いますし、彼女がこれからも精一杯幸せに生きることを心から願っています。

ハンナの姿に感銘した少年のおかげで1匹の保護犬に本当の家族が見つかりました。これからも、1匹でも多くの保護動物たちに幸せになれる道が開かれることを願ってやみません。

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