うのたろうです。
毎日まいにち暑いですね。
頭のうえでは太陽がやけになったみたいな顔してギラギラ笑っています。
まったくもう。笑えないくらい、笑っています。寒いよりはましだけど、太陽と自分のあいだにせめてフィルターでもあればいいのにな。

なんて考えるのは、どうやらぼくだけではないようです。
太陽と自分のあいだにフィルターを……ということで真っ先に思いつくのがマダムの日傘。

あっ、そーだ。
日傘をさせばいいんだ。

なんて思う男性が急増中。
そして現在「日傘男子」なるものが密かなブームになっています。

この日傘男子。
名前はきくけど、本当に存在しているの?
ネットのなかだけじゃないの?
っていうか、男で日傘はアリなの?
女子からの評判は?

なんていう部分を本日、ご紹介いたします。それでは見ていきましょう……

日傘男子とは?

読んで字のごとく、日傘をさす男子です。それ以上でも以下でもありません。ひどくシンプルなネーミングです。

言葉の誕生は2013年。
そのあたりからチラホラと街でマダムのように日傘をさす男性が目立つようになってきました。

日傘男子が生まれた背景は?

日傘男子が誕生した背景は、昨今の美白ブーム。
2000年代初頭から続くこの美白ブームは今や女性だけではなく男性にまで飛び火しているのです。

さて。
この美白ブームありきで考えていくと答えはおのずとでてきます。
美白の敵といえば紫外線。そこで注目されるのがマダムの手元。そこの先に伸びる日傘。このアイテムは漂白効果があるくせに人の肌をこんがり黒く焼いてしまう、なんともままならないビームから身を守るための盾なのです。

顔中を真っ黒に焼いて胸元をはだけたチャラい肉食男子がモテたのは、はるか昔。世紀末の混沌とした時代。汗水たらして働くのがカッコイイとされたのはそれよりはるか大昔の高度経済成長期。
今の日本ではそんなチャラ男やゴツイ体育会系よりも中性的な男の方がイケメンと呼ばれ女性にモテるという現状があるので、今、日傘に注目が集まっているわけなのです。

ようするにモテたい。それが思考のベースです。
モテる男というのは今の基準じゃ中世的な男性だ。それならまずは美白だろう。そんな思考と皮算用が、太陽熱でやられた頭に働きます。だってそう、いつの時代も男は女性にモテたいのです。そして、そういうモテるための行動をしている自分に酔いたいのです。

いいじゃん、だって、男だもん。
これが昨今、日傘男子が生まれた背景なのです。では……

日傘男子はどれくらいメジャーなの?

もちろん、単純にモテたいという理由がすべてではありません。
ファッション的な側面もありますし、メディアによるプロモーションなどから「日傘男子がアリかも」といった雰囲気になってきているという理由もあります。

もっともそれでもやはり根本には「モテるために美白になりたい」という部分があるのでしょうが。

そんな条件や理由もあり、今日では堂々と街なかで日傘をさす男性の姿がちらほらと目立ってきました。
どれだけ日傘男子がメジャーになったのかといいますと、酷暑といわれていた昨年(2014年)は、男性用日傘が前年の3倍以上も売れたというのですからその売れ行きや日傘男子の認知度自体に驚きです。

ちなみに……

そんな日傘男子ですが、じつは「日傘男子」という言葉が生まれるより以前から日傘を流行らせていた有名人がいます。

それは、作家のいとうせいこう氏。
かれは2010年の時点でTwitterでこのようなつぶやきをしています。

そしてそれだけにとどまりません。彼は口だけではなく、実際にアイデアをだし男でも持てる日傘をつくりました。さすが、いとうせいこう。カッコイイ。まじで好き。

出典 http://www.rakuten.ne.jp

いとうせいこう氏のつぶやきから生まれた傘(7300円)

現在の男性用の日傘事情は?

そんな背景がひとつずつ歴史を積み重ね、2015年の夏には「パラソル男子」という別称まで登場しました。

もちろん、名前だけではありません。
げんに男性用日傘が売れると踏んだ各メーカーは、それに続けと男性でも持てるさまざまな日傘をリリースしています。

定番の無地のものはもちろん、チェック柄など男性らしいデザインの日傘が増えているのが現在の特徴です。

日傘男子に対する街の女性の声は?

では、そんなモテるためにたゆまぬ努力をし続ける日傘男子ですが、街の女性の評判はいったいどんなものなのでしょうか?

ためしに検索窓に「日傘男子」といれてみてください。

すると……

ゴーン。
鐘が鳴り響きます。

予想検索でヒットするワードを見ていただけるとわかりますように、女性からの声はけっこう辛辣なようです。

「男子はちょっと日焼けしていたほうがカッコイイ」

「自分より女子力が高いのはちょっと……」

なんていう意見がちらほらと見えます。

やはり男性が日傘をさすということ自体に違和感があるようです。
それにしても、女性にモテるために美白を徹底して日傘をさしているのに、その女性に日傘をさす行為自体を否定されてしまっては、なんだか悲しくなってしまいますよね。

もっとも否定的な意見ばかりではありません。

「最近の日ざしは健康に害がでるレベルだから、むしろ男もさした方がいい」

「カッコイイ日傘ならアリ」

おそろいの傘でデートしたい」

などといった肯定的な意見もなかにはあります。
こればかりは好みの問題なのかもしれません。

まとめ

日傘男子。
流行ってはいるけれど、まだビッグウェーブではないというのが現状のようです。しかし、逆に考えれば「これから流行るまえの段階」ということでもあります。

膝うえ丈の半ズボンやソックスにスポーツサンダルという、ほんの最近まで違和感しかなかったファッションが現代では爆発的に大流行しています。

こういった流行りものは出始めのころはさんざんとマイナス方面のことをいわれてしまうのは、どんなものでもおなじなのです。

今年は百貨店も本気モードで夏の男性用日傘を揃えてきているそうですので、流行に敏感な人からすでにファッションとしてもとりいれています。

なんとなく気になる日傘。

いつさすか?

批判を受けつつも、わかる人にだけわかってもらい、今年さして流行をつくるのか?
あたりまえになってから遅れて流行にのるのか?

ぎらつく太陽のした、頭をフル稼働させて考えてみてください。

ぼくは……
うーん。

まだ悩もうかな。
うのたろうでした。

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