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記事提供:Doctors Me

Doctors Me 編集部です。
小さい頃は嫌いで食べられなかったものが、大人になって食べられるようになった。そんな経験はないですか? よく見られる現象だと思いますが、これには何か理由があるのでしょうか?

今回は、気になる味覚や好き嫌いの変化について、医師に聞いてみました!

■ 味覚のメカニズム

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まず、食べ物の味は舌でわかりますが、正確にいうと舌の表面にある「味らい」という器官で味を感じます。この味らいは、数がたくさんあればあるほどさまざまな味を強く感じることができます。

子どものときに味らいは発達し、大人になると減少していきます。30~40代頃になると、子どもの頃と比べて、1/3程度にまで少なくなると言われています。大人は、子どもよりも味に鈍感になるのです。

そのため、子どものときには苦味が気になって苦手だった食べ物が、大きくなると食べられるようになったり、むしろ刺激の強いものが好きになったりします。

■ なぜ、子どもは苦味や酸味がニガテなの?

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また、味らいが感じる味覚は基本的に5種類あります。「甘味」「うま味」「塩味」「苦味」「酸味」です。甘味や塩味、うま味を感じる力は、身体が必要とするたんぱく質などの栄養を感じ取る力と言われています。

一方で、苦味や酸味は、人が生きていくなかで、原始的に腐ったものや毒のあるものを感じ取るための力と言われています。そのため、子どもの頃は苦味や酸味を受け付けないものと判断することが多く、苦いものや酸っぱいものは小さいうちは苦手なことが多いのです。

■ 経験を積むことで克服できる!?

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しかし、成長していくとともに、様々な料理や味に触れ合う機会が増えます。苦味や酸味などの味覚も経験として覚えていき、食べることができるようになります。味らいが減っていくこともあり、苦味や酸味に対する拒否反応が消えていのです。

同様に、今まで体験したことのない味に対しては、ちょっとでも嫌な感情を抱いてしまうと、その後避けたいという思いが強くなります。子どものうちは初めて体験する味の食べ物も多いため、苦手な食べ物も増えます。これも、経験を積んでいくうちに大丈夫になることもあります。

【医師からのアドバイス】

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味覚は変わっていくものです。「食わず嫌い」などと言いますが、小さい頃に食べて苦手だと思い込んでいたものも、意外と食べられるようになっているかもしれません。
アレルギーでないのなら、一度試してみるのもよいのではないでしょうか。

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