ママ世代の頃の部活事情と、現代の学校での部活事情は、大きな変化が見られます。

学校側の方針、保護者側の思い。

もし自分のお子さんがレギュラーになれなかったら、あなたはお子さんを退部させますか?

かつての部活事情

ママ世代の頃の部活といえば、年功序列制でした。中学校でいえば、3年生がレギュラーになるというのが当然!

1,2年生は、地道な球拾い、3年生の練習の補佐などをするだけで、まともな練習さえさせてもらえなかった思い出があります。
その分、3年生になったら!という気持ちが強く持てたというのはありましたね!

現在の部活事情

現在、中学校の多くは、年功序列制を廃止し、実力制を推奨しています。ですから、3年生だからレギュラーになれる!とは限らず、1年生であっても、実力さえあれば、入学と同時にレギュラーの座を勝ち取ることができるシステムになっています。

このシステム導入に関しては、子供たちに「勝ち取る強さ」を持って欲しいという学校側の考えがあるようです。また、学校の名を上げたい!という学校側の思惑も絡んでいるように思います。

保護者の複雑な思い

年功序列制だったママ世代にとって、1,2年生がレギュラーになり、3年生である我が子がベンチで見守っているという光景は、納得できないものです。

昔に比べて、練習試合などでの遠征も多くなっており、保護者の送迎の機会も増えています。その為、レギュラーになれない3年生の我が子が、試合中、レギュラーの1,2年生のお世話をしているのを目の当たりにすることになります。

ママ世代の頃にはあり得ない光景であり、我が子が可哀相になって、ママたちは考え始めます。

「どうせレギュラーになれないのに、部活を続ける意味ってあるの?」

「試合に出ることもできないのに、遠くまで練習試合に連れて行くのもばかばかしい!」

「レギュラーになれないのなら、早く辞めて、受験の準備に入った方がいいんじゃないの?」

こうして、レギュラーになれないお子さんが、部活を退部・・・ということが増えています。

経験からの思い

実際、私の息子も、3年生になってもレギュラーになれることはなく、私自身、部活の遠征のたびにイライラした感情を持て余していました。練習は一生懸命しているのに、それらを評価してくれることはなく、実力のある子がレギュラーになってしまいます。

いくら学校の方針が実力制とはいえ、中学校の部活で、そこまで「勝ち」にこだわる必要があるのか?というのも疑問でした。

何より、一生懸命練習している我が子が不憫になってくるのですよね。こんなに練習しているのに、と。

ママが決めないで!お子さんは退部したいの?

私も経験しましたので、自分の子供がレギュラーになれないことへの不満、イライラはよく分かります。でも、ママの「可哀相だから」や「どうせ」という感情で、お子さんを退部させることは間違っています!

お子さん自身が「つまらない」「辞めたい」と訴えるならまだしも、部活を退部するかどうかは、ママが決めることではありません!

ママの感情ではなく、お子さんの気持ちが優先!

「レギュラーになれなくても、部活を続けるのか?」をお子さんと話し合ってみられてください。お子さんが「続けたい」と言うのであれば、ママは何も言わず、見守るのみです!

どの部活にも、レギュラーには定員人数があり、レギュラーになれないお子さんは必ずいます。そんな中で、レギュラーにはなれなくても、3年間続けるという根性は、ある意味、レギュラーになることよりも素晴しい力となります!

「3年間のレギュラー」にこだわらず、「人生のレギュラー」を考えて、答えを急がず、お子さんの気持ちを大事に行動されてくださいね!

3年間の忍耐の経験は、必ず未来の何かへとつながっていくはずです!

この記事を書いたユーザー

えるる このユーザーの他の記事を見る

フリーのライターとして活動しています。ほっこりするような、心がほわっと軽くなるような、それでいてパンチのある記事を書きたいと思っています。2人の息子のママでもあり、不登校問題、発達障害とも向き合っています。元保育士。特別支援学校児童クラブ勤務経験あり。友人に「普通の人より3倍濃度の人生送ってるよね」と言われています(笑)

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