記事提供:Doctors Me

Doctors Me 編集部です。

食事をした後って、すごく眠くなりますよね。そんなときに、す〜っと眠りにつくと、とても気持ちがいいもの。しかし、最近は食後すぐに眠ると体の負担になる、ということがよく言われるようになりました。一体、その理由とは……。

■ そもそも、なぜ食後は眠くなるの?

これは食べたものを消化・吸収するために、次のことが体内で起こることためだと考えられています。

1:消化・吸収のために胃腸に血流が集中し、脳への血流が低下
2:リラックスする時に働く、副交感神経が優位になる
3:食後に分泌されるインスリンにより血糖値が低下

膵臓から分泌されるインスリンは、体の中で唯一、血糖値を下げることのできるホルモン
 また、血液中のブドウ糖を体の細胞に効率よく利用できるような働きをします。このインスリンの働きが弱ってくると、細胞がブドウ糖をエネルギーとして利用しにくくなり、 細胞はエネルギー不足になります。また、血液中にブドウ糖が増えすぎると、代謝のバランスが崩れ、それも、食後の強い眠気やだるさの原因になっているのです。

■ 昼食後の眠気は、午前中の疲労も関係

また、昼食後の眠気の原因は、血流変化とインスリン分泌の他、 人のもつ半概日リズム(サーカセミディアンリズム、12時間毎の体内時計)と、午前中の疲労なども影響しています。 つまり、食後に眠たくなる事自体、生理現象であるともいえるのです。

■ 食後すぐ眠ることで、体に与える悪影響・2つ

1:眠りが浅くなり睡眠の質を悪化させる
食べ物の消化のために、胃腸が働いている間は、体が深い睡眠(レム睡眠)に入りにくくなるといわれています。

2:消化不良により下痢や便秘、逆流性食道炎などの原因に!?
睡眠中は脈拍や血圧が下がって、血流が抑制されるので胃腸の動きは鈍くなります。そのため、胃に食べ物が入ったまま眠ると消化・吸収の効率は低下。その結果、消化不良を起こして下痢や便秘を引き起こしたり、「逆流性食道炎」の原因にもなりかねません。

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■ 医師からのアドバイス

胃に入った食べ物は、覚醒時であればおおよそ2〜3時間で消化されるので、広く言われることではありますが、食事は就寝3時間前くらいまでに済ませると良いでしょう。 また、食べ過ぎるとそれだけ消化に時間がかかります。ゆえに、食べる量は腹八分目程度に抑えておくと消化にもよく、さらにカロリー摂取量も抑えられるので、体重が気になる人にとっては、ダイエットの助けにもなります。


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