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「まだ間に合う!」―男性が急いで階段をおり、電車に飛び乗ると、そこはなんと女性専用車両!冷ややかな視線を浴びた男性は、気まずい表情で隣の車両まで移動する…という光景は朝の出勤時では、お馴染みのひとコマです。

ネット上でも度々話題となる「女性車両」。実際に男性が乗車したら、罪に問われるのでしょうか?今回は弁護士の鈴木翔太先生に聞いてみました。

■女性専用車両に男性が乗車しても法律違反ではない!

Q.「女性専用車両」に男性が乗ると法律違反になってしまうのですか?

女性専用車両に男性が乗車することは、法的に禁止されていることではありません。

しかし、現実に多くの鉄道利用客の協力のもと女性専用車両が運用されていることを考慮すると、女性専用車両に乗車している男性客に対して、当該車両が女性専用車両であることを指摘することは問題ないと考えられます

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Q.「女性専用車両」に乗った男性客を強引に排除しようとする行為はどうですか?

単なる指摘を超えて、車両から男性客を突き出して降車させてしまうと、暴行罪(刑法208条)が成立する可能性があります。駅員が無理に男性客を引きずり出す場合も同様に、暴行罪が成立する可能性があります。

また、口頭での注意も度を超えてしまうと、侮辱罪(刑法231条)が成立する可能性があります。

女性専用車両を有効に活用するには、国土交通省の説明のとおり、「利用者の理解と協力」が欠かせないようです

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■男女ともにマナーを!

ここまでの話をまとめるとポイントは3つに絞られます。

・女性専用車両に男性が乗車すること自体は、法律違反ではない。

・「女性専用車両」へ乗車した男性に、指摘することは問題ないと考えられる。

・ただし、男性客を力ずくで降車させようとする行為や、度を越えた指摘は罪に問われる可能性がある。

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罵声を浴びせる・暴力を振るうことは当然、許されることではありません。男性と女性が協力し合い、節度ある利用が求められるでしょう。

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