当Spotlightで「笑えて心に響く攻めたお寺の標語13選」という記事を読んでいて、ふと目にとまった写真がありました。

そういえば手紙の返事など、1ヶ月も2ヶ月もたってから届く事もありましたね。たいていは「ご無沙汰してます。実はこうこうで返事がなかなか書けなくて…」と書いてあったりして、そうかそうか、大変だったんだねー、お互い忙しいもんねーと相手を思いやるゆとりもありました。

今はメールも海外からでも瞬時に届くし、それこそLINEなら、まるで隣にいるようにやり取りが出来ます。でもそれで時間が有効に使えているかと言うと、どうでしょうか。せっかくの友達同士、恋人同士が時空を飛び越えて関係が近くなりすぎて疑心暗鬼におちいり、壊れてしまうこともあるそうです。それでは有効とは言えません。

時短、生産性など、本来なら暮らしが便利になるはずなのに、かえって生きにくくなっているのは、効率重視のあまり結果的に時間をおろそかにしているのかもしれません。長い間かかって育まれた関係が壊れてしまったら、それこそが時間の無駄なのではないでしょうか。

そんなことから思い出した「時間の価値」という、以前チェーンメールでまわって来た一文を紹介させていただきます。よくある読み人知らずのもので、筆者が親しい人との関係を失って人生をも見失っていた時に、それでも過ぎて行く時間の価値を文字通り思い出させてくれたものです。少し長いですが、お付合い頂ければ幸いです。

The value of time 〜時間の価値〜

Imagine there is a bank which credits your account each morning with $86,400.
Carries over no balance from day to day, allows you to keep no cash balance, and every evening cancels whatever part of the amount you had failed to use during the day.


毎朝口座に86,400ドル振り込んでくる銀行があると思ってください。
毎日の繰越金は無く、現金で保管することも許されず、使い切れなかった残高は毎日清算されてしまうのです。

What would you do? 
Draw out every cent, of course! 
Well, everyone has such a bank. 
Its name is TIME. 
Every morning, it credits you with 86,400 seconds. 
Every night it writes off, as lost, whatever of this you have failed to invest to good purpose.


あなたならどうしますか?
もちろん1セント残らず引き出してしまいましょう!
実は誰もがこんな銀行を持っています。
その名を「時間」と言います。
毎朝あなたには86,400秒が加算されます。
毎晩その終わりに、有意義に使われなかったものは失われます。

It carries over no balance.
It allows no overdraft. 
Each day it opens a new account for you. 
Each night it burns the records of the day. 
If you fail to use the day's deposits, the loss is yours. 

繰り越しはありません。
借り入れ残も許されません。
毎日新しい口座を開きます。
毎晩その記録は残されます。
その日の入金を使い切れなかった時、失うのはあなたです。

There is no going back.
There is no drawing against the "tomorrow".
You must live in the present on today's deposits.
Invest it so as to get from it the utmost in health, happiness and success!
The clock is running. Make the most of today….

戻る事はありません。
明日への持ち越しもありません。
今日の入金のみで暮らさなければなりません。
その投資によって健康や幸福、成功がもたらされます。
時計は常に動いています。今日を精一杯生きましょう・・・

To realize the value of ONE YEAR: Ask a student who has failed his exams.
To realize the value of ONE MONTH: Ask a mother who has given birth to a pre-mature baby.
To realize the value of ONE WEEK: Ask an editor of a weekly.
To realize the value of ONE DAY: Ask a daily wage laborer.

1年の価値を実感するには落第した学生に尋ねましょう。
1ヶ月の価値を実感するには未熟児の母親に尋ねましょう。
1週間の価値を実感するには週刊誌の編集者に尋ねましょう。
1日の価値を実感するには日雇い労働者に尋ねましょう。

To realize the value of ONE HOUR: Ask the lovers who are waiting to meet.
To realize the value of ONE MINUTE: Ask a person who has missed the train.
To realize the value of ONE SECOND: Ask a person who has survived an accident.

1時間の価値を実感するには会うのを待ちこがれる恋人同士に尋ねましょう。
1分の価値を実感するには電車に乗り損なった人に尋ねましょう。
1秒の価値を実感するには事故で命拾いをした人に尋ねましょう。

To realize the value of ONE MILLI-SECOND: Ask the person who has won a silver medal in Olympics.
To realize the value of ONE MICRO-SECOND: Ask NASA's Team of scientists.
To realize the value of ONE NANO-SECOND: Ask a Hardware Engineer.

0.01秒の価値を実感するにはオリンピックで銀メダルに終わった人に尋ねましょう。
100万分の1秒の価値を実感するにはNASAの科学者チームに尋ねましょう。
10億分の1秒の価値を実感するにはハードウェアの技術者に尋ねましょう。

Treasure every moment that you have! Remember, time waits for no one.

一瞬ずつを大切に。時間は待ってくれないことを忘れずに。

検索してみましたら、現在では100万分の1秒と10億分の1秒の部分が無いものが主流のようです。筆者がこれを初めて読んだのは12年前のことですが、今でも読まれているというのは何かしら普遍的なものがあるのでしょう。

ただ以前はそれこそ「一瞬ずつを大切に」というメッセージが「時間を無為に過ごさないように」だと思われたのが、今あらためて読んでみると「一瞬、一瞬の長さをきちんと認識して大切に過ごそう」という意味に感じられてなりません。12年前と比べ、社会がより忙しくなってしまったからでしょうか。

長々と読んでいただいてありがとうございます。何かのお役に立てば幸いです。

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