記事提供:秒刊SUNDAY

2015年7月9日、毎年アメリカで夏場に開催されるサブカルイベント・Comic-Con(コミコン)の会場に、スターウォーズの登場キャラクター「ストーム・トルーパー」のコスプレをした男性が姿を現した。

男性の名は、ケビン・ドイル(57歳)。

マンガや映画の熱狂的なファンが集うこの祭典にコスプレイヤーが参加するのは珍しい事ではないが、なんとドイル氏はカリフォルニア州のペタルーマから会場のサンディエゴまで約1000kmの道のりをこの恰好のまま歩いてやってきたという。

一見ふざけたパフォーマンスにしか思えないが、実は彼の挑戦には涙なくしては語れない特別な事情があった。

ドイル氏は2012年の11月に、およそ1年間連れ添った妻のアイリーンさんを膵臓ガンで亡くした。

二人は大のスターウォーズファンで、帝国軍に扮して慈善活動を行う「501軍団」のイベントに参加したのが知り合ったきっかけだった。

プロポーズの際にはドイル氏がダース・ベイダーのコスプレをして臨み、結婚式ではR2D2ロボットに指輪運び係を担当してもらったというほどの筋金入りだった。

2015年初頭、カリフォルニアのスターウォーズ博物館を訪れたドイル氏は、コミコンへの参加を思いつく。

何気なくGoogleマップでサンフランシスコからサンディエゴまでの距離を測ってみると、その距離はちょうど501マイル。二人が出会った501軍団を連想させる数値だった。

これは天国にいる妻からのメッセージだと確信したドイル氏は、スターウォーズのコスプレをしてコミコンに参加することを決意。

6月6日に出発したドイル氏は、一日におよそ20~45マイル(30~70km)の距離を歩き続けた。そして約1か月後の7月9日に、見事踏破することが出来た。

しかもドイル氏はガン患者を支援するチャリティー企画を立ち上げ、道中募金活動も展開していた。ニュースを聞いた多くの人々はドイル氏を見かけると、水や食料、支援金を提供しながら励ましの声をかけ続けた。

「妻に先立たれてから毎日辛い思いをしてきましたが、家に閉じこもっているより遥かに心が癒される旅路でした」とドイル氏は満面の笑顔でコメントしている。

―海外の反応

・なんて感動的な話なんだ。
・これこそ真の愛だよ。
・泣けるよ…。
・炎天下の中、一日30kmも歩いてたのか?本当にすごい人だな。
・俺、この前この人が歩いてる所を見かけたよ!記念撮影を求めたら気さくに応じてくれたぜ。めちゃくちゃいい人だったよ。
・俺もエンシニータスの101号線近くで見かけたなぁ。写真を撮ってもらえばよかった。
・コミコンの会場で会えるといいね。
・みんな、ドイルさんに募金しようぜ!
・素敵な話だけど、ストームトルーパーは帝国軍側なんだよなぁ。(笑)
・彼にフォースのご加護がありますように…。

出典:reddit

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