日本郵便は8月1日から個人向けの宅配便「ゆうパック」の運賃を値上げします。平均4.8%値上げとなり、最低価格の60サイズは80円増の690円になります。

最大の170サイズでは240円増の2810円に。


運賃の値上げは昨年の消費税率の改訂以来となります。低価格が好評だったゆうパックがなぜ今年大幅な値上げに至ったのでしょうか?

理由は人件費や運送費の上昇

ゆうパックを含む日本郵便の郵便・物流事業は14年度に3期ぶりとなる103億円の営業赤字に転落した。取扱数の増加に配送体制が追いつかず、人件費もかさんだ。

出典 http://www.nikkei.com

基本運賃の値上げの理由について日本郵便では、「安定的サービス提供を維持していく上で、人件費の高騰、運送費の上昇などに対応して、適正なコストを反映した運賃体系とするもの」(広報)と説明している。

出典 https://netshop.impress.co.jp

海外では荷物の紛失や破損、配達日の遅延などの問題が多々ありますが、日本の宅配業者ではめったにトラブルが発生しません。

当日配達や翌日配達など顧客の細かなニーズに答えられるのも、高品質な日本の宅配技術があってこそです。

その一方で大手宅配業者の間では低価格競争が激化。配達コストや人件費で赤字の窮地に立たされています。

こうした状況を改善するため「ゆうパック」も値上げに踏み切ったようです。

値上げに伴い割引額も拡大。新たなサービスも

基本料金が値上げになる一方で郵便局やコンビニに持ち込むと受けられる「持込割引」は100円から120円に。1年以内に同一の宛先を記載した伝票の控えを提示すると受けられる「同一あて先割引」は50円から60円に増えます。

各種割引の拡大に加え、配達日時をメールで事前に告知する新サービスも11月から投入されます。

その他、代金引換の引換送金処理のスピードアップや振込先金融機関の拡大などで「ゆうパック」の利便性向上を図っていくとみられています。

「日本郵便」「佐川急便」「ヤマト運輸」どれがお得?

・値上げ後でもほとんどのサイズで日本郵便が最安値。
・170サイズを超える場合は佐川急便。
・サービスの充実面ではヤマト運輸。

3社とも定価のほかに様々な割引制度が用意されているので、取り扱いサービスの特徴を考慮すればよりお得に利用できるようです。

1つ例を上げるならば、ゆうパック利用の場合、切手払いが可能という特徴を活かすため、街の金券ショップで切手を購入し支払いに充てるという手段もある。これなら、例えば額面の98%で購入した切手払いをすることで、2%を削ることができる。年間で考えるとカナリ大きい。

出典 http://ecnomikata.com

「ゆうパック」の運賃がもともと安かったことから値上げに理解を示す利用者も。

パン、お茶漬け、ワインなど値上げラッシュの厳しい夏ですが、賢く節約をして乗り切りたいですね。

この記事を書いたユーザー

華蓮 このユーザーの他の記事を見る

子供の頃から不思議なものを見つけたら調べずにはいられない性格。ちょっと恥ずかしがり屋なのはご愛嬌。一般の人が知らない「面白い」を探すのが私の喜びです。

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス