記事提供:ガジェット通信

鬼才・園子温監督トリンドル玲奈さん、篠田麻里子さん、真野恵里菜さんのトリプルヒロインを迎えて新たに描く映画『リアル鬼ごっこ』が、7月11日(土)より公開されます。

キャストが全員女子!新たな標的は“全国のJK(=女子高生)”!という前情報でも話題沸騰中の本作で、ひと際異彩を放つのが女優の桜井ユキさん。

『みんな!エスパーだよ!番外編~エスパー、都へ行く~』(テレビ東京)、映画『新宿スワン』と立て続けに園子温監督から起用されている彼女は、福岡県出身、1987年生まれの28歳。24歳の時に女優としての活動をスタートした異色の経歴の持ち主です。

このたびガジェット通信では、劇中で物語の重要なカギを握る“アキ”役を怪演した桜井ユキさんにインタビューを実施。映画について伺っているうちに、演じる役からは想像できなかった本人の人柄を垣間見ることができました。

JK姿でキレキレのアクションを披露

――開口一番でスミマセン!まさか制服姿でお越しいただけるとは!

桜井ユキ:需要があるか分からないですけど、着てきちゃいました。

――劇中でも素敵なJK姿を披露していましたが、制服は何年ぶりですか?

桜井ユキ10年ぶりです。撮影現場で久々に着た時はソワソワしてたんですけど、今ではもうしっくり来てます。周りの意見は無視して、個人的な感想ですけど(笑)。

――そんなJKが大活躍の『リアル鬼ごっこ』は、園監督らしい世界観が爆発した作品でした。最初に脚本を読んだ時のご感想は?

桜井ユキ:脚本を読んでいても、疾走感やテンポの良さが凄く伝わってきました。

一気に読み終えたんですけど、出だしからちょっと衝撃的な展開だったので、もう割り切って読んだというか、こういう世界観なんだと自分の中で消化して頑張って理解しました(笑)。

あと、自分の役どころに関しては「これは大変そうだぞ」と…。

――トリプルヒロインのお三方に負けず大活躍の役どころでしたもんね。アクションも印象的でした。

桜井ユキアクション自体は初挑戦でした。撮影に入る前に2か月間ほどトレーニングをしたんです。

――相手の腕をバキバキ折ったり、結構ノリノリで酷いことをしていましたよね(笑)。

桜井ユキ:アクション監督さんが何というか…“ホンモノのような方”で、敵の息の根を止める時の意気込みについて上手にレクチャーしていただきました(笑)。

大人数を倒していると不思議と気持ち良くなってきて、徐々に自分なりの動きを加えたりもできたので楽しかったです。

――では現実世界で鬼が襲って来ても、桜井さんならもう大丈夫ですね!

桜井ユキ私は隠れます!戦わずに事が落ち着くまで逃げ切りますよ。

――そこは冷静なんですね(笑)。トリンドル玲奈さんの血まみれ姿もインパクトたっぷりだったのですが、ご本人はどんな様子でしたか?

桜井ユキご存知の通りふんわりした雰囲気の方なんですけど、凄く意思がしっかりしていると感じました。血まみれだったり少し負傷したりして周りが「大丈夫?」って心配しても、本人は笑顔で至ってひょうひょうとしてるんですよね。

イメージ通りではあるんですけど、芯が太くて奥行きが深い女性。ご一緒できてますます大好きになりました。

園監督に重宝される理由とは?

――園監督の作品へ出演が続いていますが、監督の作品は以前からご覧になっていましたか?

桜井ユキ:そうですね。『紀子の食卓』『愛のむきだし』などは以前から大好きでした。もちろん内容のすべてを理解できるというわけではないのですが、何だかドキドキする、心を動かされる作品が多いですよね。

最初から最後まで興奮したまま観てしまう映像とストーリーのパワーが園監督作品の魅力だと思います。

――園監督との最初の現場は?

桜井ユキ:『新宿スワン』の撮影です。

――某人質に「騒がない方が良いよ」って睨みをきかせるあの悪女ですね。

桜井ユキ:もともとは台詞がひと言くらいしかない予定だったんです。

でも監督が「君イイね、面白いね」って言ってくださって、「こういうのできる?次のシーンはこうしてみようか」ってリクエストが追加されるうちに登場シーンと台詞がその場で増えていきました。

――ご自身のどういう部分が気に入ってもらえたと思いますか?

桜井ユキ:自分では未だにまったく分からないんです。後日そのことについて聞くこともなく、ご本人は「ホントに良かったんだよ」としかおっしゃらないので。

でも私自身としてはかなり振り切った演技ができたので、何かを感じ取ってくれたんじゃないでしょうか。

――女優業を始められたのが24歳の時と知って驚きました。

桜井ユキ:小学生の頃から“役者”という仕事には興味があったんです。でも24歳までは漠然としていて特に動くこともなく、舞台や映画を観客として楽しむだけの悶々とした日々を過ごしていました。

事務所に入る頃にようやくお芝居のレッスンも始めたんですけど、それまでは他のことに対する欲があり過ぎたんですよね。24歳の時に自分に何が起こったのかは覚えていないんですが、「今、コレしかない!」と思った瞬間が確かあって…。

――園監督の作品をきっかけにさらに活躍の場をさらに広げた女優さんはたくさんいらっしゃいますが、もうその仲間入りを果たしたと言っても…?

桜井ユキ:全くないですよ!それは観た方が判断してくれることだと思うので、私は役をいただけるだけで本当に幸せです。

――謙虚ですね。失礼を承知で申し上げますが、『新宿スワン』も、『みんな!エスパーだよ!』のスケバン姿も、三池崇史監督『極道大戦争』の看護婦ヤクザも全部クセのあるキャラクターだったので、お会いするまでご本人も怖い方だと思っていました…。

桜井ユキ:そんなことないですよ(笑)。でも映画を観てから初めて会う方からは、「えっ?こういう人なんだ」って言われることはありますね。良い意味のギャップになってくれたらいいんですけど…。

――本作は「全国のJKのみなさん、あなたたちはちょっとふてぶてしいので、数を減らすことにします」というコピーが話題になっていますが、そんな桜井さんがお仕置きしたいタイプの人はいますか?

桜井ユキ:ウソをつく人と、歩くのが遅い人です。私、周りを気にしないでゆっくり歩きをする人が本当にイライラしちゃって。

狭い場所でスマホを見ながら歩いていて、自分のペースに周りを巻き込む人っているじゃないですか。もうトンッと背中を押したくなっちゃいます。

――もしくは、マシンガンをぶっ放したり?

桜井ユキ:そうですね(笑)!気を付けてください!

――桜井さんにならお仕置きされたい人も多いかもしれませんよ(笑)。最後に、読者に映画の見どころなどをお願いします。

桜井ユキ:最初から最後までドキドキしながら鑑賞できることは間違いない、心を動かされまくる映画です。トリプルヒロインの3人が物語でどのように繋がっていくのかも注目しつつ、女子のたくましさ、慌てぶりを楽しんでください!

――本日はありがとうございました!

<『リアル鬼ごっこ』ストーリー>

彼女たちの名前はミツコ、ケイコ、いづみ。全員、女子。3人は同じ学校のクラスメート?それとも、まったく見知らぬ女子高生なのか?

平和な日常は突如崩れ去り、“クライマックス”が一気に押し寄せる。木々の風。森の風。押し寄せる風。女子しかいない風景。女たちの通り。誰かがいつでも見つめている。いくつもの視線。それが風になり、凶暴な疾走となり、凶器となる。

いったい、何のために追われるのか?私は、何で、追いつめられるのか?私たちは、なぜ、追われる?女子高生だから?女だから?木々の風。森の風。破られる制服。引き裂かれるドレス。追ってくる鬼は何?隠れているのは誰?

一度乗ったら、降りられない!恐怖のジェットコースタームービー!

出典ガジェット通信

出典 YouTube

映画『リアル鬼ごっこ』公式サイト

(C)2015「リアル鬼ごっこ」学級委員会

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