記事提供:Doctors Me

Doctors Me 編集部です。
最近、コンビニでも、よく大容量のエナジードリンクを見かけますよね。
エナジードリンクを飲むと、眠気が飛んだり元気が出たり、CMでは翼が生えて飛んでしまったりしますよね。 しかし、元気を出さなければいけないときには、優れものですが、飲みすぎると死亡事故にもつながることもあるため、飲み方には気をつけなければいけません。今回はそんなエナジードリンクについて、医師の見解をうかがいました。

■ エナジードリンクで死亡事故!カフェインの過剰摂取は危険!

エナジードリンクが危険とされる大きな理由のひとつが、カフェインの過剰摂取による影響です。2012年にはアメリカで「モンスターエナジー」を飲んだ14歳の少女が死亡する事例も発生しています。 死亡した少女は700mlのモンスターエナジーを2本飲み、検視結果ではは「カフェインの毒性による心臓の不整脈」と判断されました。 カフェインは知っての通り、摂取すると脳が覚醒し夜更かしや疲れているときの起爆剤として役立っています。
適量を摂取する分には問題無いとされていますが、多量に摂取すると、動悸や心拍数と血圧の上昇の原因となります。最悪の場合、心臓発作や突然死を引き起こしかねません。

■ 知らないと怖い!急性カフェイン中毒とは?

急性カフェイン中毒は、一般的な成人では1時間以内に6.5mg/kg以上の摂取で約半数の人に、3時間以内に17mg/kg以上の摂取でほぼ全員に起きるといわれています。体重50kgの人なら「1時間に325mg、3時間に850mgが危険量」となります。

日本では、200mlから350mlの缶を中心に商品展開が行われおり、「1時間に4本、3時間で11本飲むと危険な量」となります。 エナジードリンクは割高なこともあり、ここまでがぶ飲みをする人は少ないでしょうが、カフェインは劇物にもなりうる、という認識を持つことは大切です。

■ エナジードリンクには1日分の砂糖が含まれている!?

また、エナジードリンクのもうひとつの注意では、砂糖が非常に多く含まれていることです。低血糖からくる脳の働きを活性化させるために糖分がたくさん含まれおり、エナジードリンク一本に含まれる砂糖の量は200mlのカンでおよそ24~26gです。1日の砂糖摂取量の目安は約25gとされていることからも、どれだけ多量の砂糖が含まれているお分かり頂けるでしょう。
毎日飲み続けると糖尿病や肥満につながることがあります。

【医師からのアドバイス】

最近では、エナジードリンクとアルコールを混ぜることが広がりつつあります。
覚醒効果を持つカフェインのマスキング効果により、知らず知らずのうちに許容量以上のアルコールを摂取する傾向が現れる危険性があります。エナジードリンクとアルコールを同時に摂取する際は気をつけましょう。
非常時には大変役立つエナジードリンク。適度に飲むように心がけましょう。

Doctors Me 編集部おすすめコラム】

エナジードリンクと滋養強壮剤の大きな違いとは?
生理痛悪化の原因は【コーヒーと○○】だった!?
《医師直伝》コーヒーって実際は体にいいの?
夏バテにも役立つ!? 甘酒の健康効果がスゴイ!

この記事を書いたユーザー

Doctors Me(ドクターズミー) このユーザーの他の記事を見る

Doctors Me(ドクターズミー)は、医師、薬剤師、歯科医、栄養士、カウンセラー、獣医に相談できる、ヘルスケアQ&Aサービスです。医師をはじめとする専門家が解説する人気コラム、病気・症状の体験談等を配信中!

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス