こんにちは、シノヅカヨーコです。わたしには、2歳のムスメがいます。

ムスメがまだ0歳児だったころ、外を散歩していると「かわいい赤ちゃんね」と、声をかけてくださる方が大勢いました。声をかけてもらえるというのは、あたたかくて嬉しいものです。しかし、モヤッとすることもありました。それは「かわいいわね」と言いながら、ベビーカーのなかの我が子に手を伸ばしてくる方の存在でした。

ムスメが生まれて、わたしは神経質になりました。

ムスメを産んで、わたしはとても神経質になりました。洗えるおもちゃは極力洗い、洗えないものはおもちゃクリーナーで拭き取りました。散歩から帰ってムスメを抱きかかえるときも、真っ先に洗面所で手を洗います。外出時には除菌用のアルコール、手洗いができないときに使うウェットティッシュ、欠かせませんでした。なんでも舐めて確認しようとするムスメ。口に入れるものは、なるべく清潔にしてあげたかったのです。

「過保護すぎる!」と言われれば、まったくもってその通りだと思います。しかし、はじめての育児です。加減なんてわからなかったのです。

我が子に触れようとするその手は清潔ですか。

ムスメをベビーカーに乗せて(もしくは抱っこひもで抱いて)散歩をしていると、たくさんの方が声をかけてくださいます。そしてそのなかには、いきなりムスメに手を伸ばしてくる方も、少なくありませんでした。ムスメの太ももをつかもうとしたり、無理やり手をつなごうとしたり。なかには、いきなりほっぺたをつまんでくる方もいました。

ムスメの手や顔に触れるその手、清潔ですか。どうしていきなり、手を伸ばしてくるんですか。あなたはいったいどなたですか。不快で、恐ろしくて、めまいがしました。

赤ちゃんだって、突然触られるのはこわいんです。

物心がついてくると、知っているひとと知らないひとの区別がはっきりとしてくるものです。知らないひとがいきなり手を伸ばし、体に触れてきたら、赤ちゃんだってびっくりします。ムスメはあまり人見知りをしない子でしたが、突然伸びてきた手に驚いて、泣きだしてしまうことは少なくありませんでした。

きっと悪意なんてない。だから「やめて」と言い出せない。

突然手を伸ばしてくる方に、きっと悪意はないのだと思います。好意をもって、我が子をかわいいねと言ってくださる方に、「触らないでください!」なんてなかなか言い出せないものです。家族以外の誰にも触らせたくないというわけではありません。どんな人なのかもわからない相手が手を伸ばしてくるということが、ただただ怖いだけなのです。

悪意を持った相手に、赤ちゃんの足が折られてしまった事件も…。

過去には、「抱っこさせて」と赤ちゃんを抱き上げ、母親の死角で赤ちゃんの両太ももを骨折させるという事件も起こりました。2010年、栃木県内の赤ちゃん用品店で起こった事件です。赤ちゃんに触れようとする人に悪いひとはいないと信じたいものですが、このように悪意を持って赤ちゃんに危害を加えようとする人間も、残念ながら存在するのです。

赤ちゃんに手を伸ばす前に、保護者に必ず許可をとって。

赤ちゃんにいきなり手を伸ばすのではなく、同伴している保護者と会話をし、「触ってもいい?」とひと声をかけてください。赤ちゃんの保護者には、あなたがどんな人物かわかりません。コミュニケーションも図らないうちに大切な我が子に手を伸ばされたら、警戒してしまいます。また尋ねてもらえれば、触るのを遠慮してほしいときに理由をつけて断ることだってできるのです。

「いきなり赤ちゃんに触らないで」なんて、図々しいお願いでしょうか。賛否ある話かもしれませんが「知らないひとにむやみに我が子に触られたくない」と思うひとは少なからずいると思います。どうか赤ちゃんに手を伸ばす前に、たったひとこと「触っていい?」と保護者に声を掛けるマナーが、もう少し周知されていきますように。

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家事が嫌いなぐうたら主婦。25年2月生まれのムスメと夫の三人暮らし。 育児、暮らしにまつわるネタを中心にライター業をしています。お酒とチョコレートが大好き。

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