香港はペニンシュラホテルやマンダリン・オリエンタルなど世界に名だたる最高級ホテルを生んだ街である一方、沢木耕太郎の『深夜特急』に出てくる「重慶マンション」のような一癖あるゲストハウスもあり、ピンからキリまでという言葉がぴったりくるほどホテルの選択肢がたくさんあります

ホテルの外観

「ハーバープラザ・8ディグリーズ」というホテルはこれまた一風変わったホテルです。ロビーに入った瞬間から「長旅のせいかな? 自分の平衡感覚がおかしくなった? なんかロビーが傾いている」と勘違いしてしまいそうなホテルなのです。それは階段、天井、エレベーターのドアの枠の部分やごみ箱までもが8度傾いているように設計されているからです。チェックイン・チェックアウトのカウンターも水平なのですが設計の妙で傾いて見えます。なぜ8度傾けたのでしょうか? 昔、このホテルの近くに香港の国際空港があったのですが、8度というのは飛行機が離陸する角度(もちろん飛行機は風の状態によって変化します)に倣って建設したからです。

実際にはカウンターは水平なんです

全704室あり大きさは26から58平方メートルです。部屋そのものを8度傾けてしまうとめまいを起こしかねませんので角度はついていません。室内はきれいですし、窓からの景色は当時使われていた空港の滑走路部分が海に突き出ていて、世界一着陸が難しいといわれた空港というのがわかります。

デラックス・ツインルーム

スーペリア・ツインルーム

夏の蒸し暑い香港滞在にはありがたいスイミングプールも完備しています。食事も朝昼晩のビュッフェのみならず、飲茶メニューすらビュッフェとして用意されています。また、カフェでアフタヌーンティーを楽しんでもいいですし、バーでリラックスするのもOKでしょう。

スイミングプールの様子

ビュッフェはこんな感じ

★Harbour Plaza 8 Degrees
住所:199, Kowloon City Road, Tokwawan, Kowloon, Hong Kong
アクセス: 九龍地区の中心地、尖沙咀(Tsim ShaTsui)までタクシーで20分
電話:+852 2126 1988
ウェブサイト:www.harbour-plaza.com/hp8d

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メディア業界で約20年の経験を持つフリーランス・ジャーナリストです。政治経済からスポーツ、グルメ、エンタメまで広くカバー。香港との関わりは2001年から。10年前からライフスタイル・ブランドLiucia(www.liucia.com)を共同で立ち上げ、経営もしています。

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