カキ氷シロップはじつは全て同じ味。違いは着色料と香料だったという事実にツイッターでは「衝撃的」「騙された!」という声が上がっています。

無果汁のシロップはどれも同じ味

ある食品メーカーが販売するかき氷シロップの原料はいちご味でもメロン味でもブルーハワイ味でも「果糖ぶどう糖液糖、砂糖、食塩、香料、酸味料、着色料」で、違いは着色料と香料の種類だけだった。

出典 http://www.j-cast.com

最近は果汁を使った無添加シロップなどもありますが、スーパーなどで販売されている一般的なカキ氷シロップの場合、違いは着色料と香料だけ。見た目と香りで脳が錯覚を起こしているのだそうです。

炭酸飲料「ファンタ」も味は同じ

ファンタには果実を粉砕した後に取り出したエキスが含まれているものの、原料はかき氷シロップとほぼ同じ。色と匂いで味の違いを作っています。

ということは・・・

視覚、匂い、味覚は三位一体

風味(フレーバー)という言葉は今では味を含んでいますが、もともとは「匂い」を意味していました。見た目と匂いが味に及ぼす影響は大きく、どちらかが書けても味に大きな変化をもたらすそうです。

「かき氷シロップが無色透明だと匂いを変えても、いちご味かメロン味か、レモン味かは分からないと思います」

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広い意味での「食べ物」のなかで、「におい」に関係する最も身近なものは「飲み物」です。酒、茶、コーヒー、紅茶などから「におい」を除いてしまったならば、それらの価値は半減、あるいはそれ以上の価値を失ってしまいます。

出典 http://www.fnsugar.co.jp

お茶は匂いの種類に僅かな差があるだけで価値が大きく変わります。ワインも匂いや色を楽しむもの。こうしてみると、私達は舌だけで味を感じているわけではないということがよくわかります。

目隠しされると味がわからない

テレビ番組で目隠しをした状態で何を食べたか当てるクイズがありますが、視覚が制限されてしまうだけで人間は食べたものが何なのかわからなくなってしまいます。

鼻についても同じことがいえます。風邪をひいて鼻詰まりを起こした時は鼻の粘膜が炎症を起こしているため嗅覚が一時的に麻痺します。

この場合は視覚が正常でも匂いがわからないので味覚が鈍ってしまうのです。

脳は食べ物の「見た目」と「匂い」のマッチングで味を判断している。外国や異文化の食べ物が苦手だと感じてしまう理由は「見た目とニオイが食べる前に想像していたものとかけ離れているから」だという。

出典 http://www.j-cast.com

生きるために必要な情報

では人間の味覚は簡単に騙せてしまうほど単純なのかというとそうではありません。

嗅覚や視覚の情報を必要とするのは口に入れるものが安全かどうか判断するためです。見たこともない食べ物が目の前にあった時、つい匂いをかいでしまうのは毒かどうかを判定しようとするからです。視覚や嗅覚も重要なセンサーの役割をしているのです。

みなさんがバカ舌なわけではありませんからどうぞご安心を。

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華蓮 このユーザーの他の記事を見る

子供の頃から不思議なものを見つけたら調べずにはいられない性格。ちょっと恥ずかしがり屋なのはご愛嬌。一般の人が知らない「面白い」を探すのが私の喜びです。

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