記事提供:Doctors Me

Doctors Me 編集部です。
先日イギリスで、「立っているだけで、健康になれる」との発表がありましたが、本当なのでしょうか。今回はこの“立つ”健康法について、そのメカニズムを医師に解説してもらいましょう!

■ 立つだけで本当に健康が保たれるの?

出典 http://www.gettyimages.co.jp

この発表がされた背景には、イギリス人の運動不足があります。イギリス政府は成人の運動を推奨していますが、なかなか果たされていなかったのです。

このような状況のなか、スポーツメディスンの専門であるマイクルースモア医師は、スポーツ健康学会で「週5日間、1日3時間立っていることは、年に10回フルマラソンを走るのと同じくらいの運動量である」と発表しました。立っていることが、大きな運動になるというのです。

■ 実はさまざまな筋肉を使っている!

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“立っているだけ”では何もしていないようですが、実は、姿勢をまっすぐ保つために、身体のさまざまな筋肉を使っているのです。特に、体幹のバランスをとるインナーマッスルを使うので、健康を保つのに効果的ともいえるでしょう。

定期的な運動は、高脂血症や糖尿病、心疾患といった生活習慣病のリスクを減らす効果があります。“立っている”ことを続けることが推奨される理由は、こんなところにあるのですね。

■ こんな人は、“立つ”健康法に注目して

〇 立ちくらみがする人
立つときの血圧のバランスがとれず、血圧が下がることでめまいなどが起こる「起立性低血圧」という症状を起こしていることがあります。交感神経や副交感神経のバランスをうまくとり、血圧を保てなくなるのです。
この治療のひとつとして、“立っていることに慣れる”ことが効果を発揮すると報告されています。

〇 朝起きられない人
〇 立ち上がるとふらふらするような症状がある人
このような人にも、“立つ”ことを続けることをお勧めします。ただ、その場合は倒れても大丈夫なように、人がいるところや、まわりが安全なところで行いましょう。

■ 医師からのアドバイス

運動することは大切と分かっていても、なかなか始められなかったり、続けられなかったりしますよね。でも、“立っているだけ”であれば、簡単です。
日常生活のなかでなるべく“立つ”ことを意識的に取り入れることで、健康を保ちましょう。

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