少しだけだから・・・炎天下に駐車した車内は人はもちろんペットにも危険な灼熱地獄!

気温が上がる5月ごろから秋口にかけて、車内に残された小さなお子さんが亡くなるという事故がアメリカでも日本でも、頻繁に起こります。

ほんの少しだから、窓を少し開けていたから、曇っていたから、と思う心の油断が取り返しのつかない事故につながります。ペットも同じです。

下のグラフを見てください。

駐車中の車の中はこんなに短時間で危険に!

出典 http://www.jaf.or.jp

5分後からすでに、安全ではない状況まで気温が上がり、10分も経てば厳重警戒に。

エアコン停止からわずか15分で、熱中症指数が危険レベルに達した。

乳幼児は体温調節機能が未発達で、高温下では短時間で体温が上昇し、死に至ることがある。寝ているからという理由で、車内に子どもを残すのは大変危険である。

また、高齢者も加齢に伴い、体温調節機能が低下するため、同じように危険である。

出典 http://www.jaf.or.jp

ぼくを残していかないで!

出典 http://www.gettyimages.co.jp

アメリカでは、全州で暑い車内に残されている子供を見つけたら、通行人や他人が、危険を回避するため救助活動をすることができるという法律があります。これは”Good Samaritan Law”(よきサマリア人法)と呼ばれます。緊急時に行った行為は、その行為に万が一過失があったとしても責任を問われることはない、のです。

今回テネシー州で施行された法律は、この法律に一歩踏み込み、ペットの救助も含まれることになったところが画期的です。16の他の州でも同じような法律がすでに施行されています。

たとえ救助するために、窓を壊したり車に傷をつけてしまっても、罪には問われないそうです。

ただし、誰でも車にペットが居るのを見つけたら、他人の車を壊して良いというわけではありません。いくつかのステップが必要です。

・大変危険な状態であり、緊急性を要するものであるかどうか。
・車(ペット)のオーナーを探し、連絡を取る。
・警察に通報する。

熱い車内から犬の命を守るための法律が施行されている州

出典 http://barkpost.com

皮肉なことに、夏気温が40度を上回る南部の州の大半で、この法律がまだ施行されていません。

日本でも、いち早いGood Samaritan Lawが望まれます。

これから梅雨があけて、ますます暑くなってきます。たとえ数分であっても、絶対に子供やペットを車内に置いていかないでください。眠っているから、起こしたくないという気持ちもわかりますが、ほんの10分で命に係わる危険な状態に陥るということを決して忘れないでください。

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公式プラチナライター。テキサス州在住。料理研究家でフリーランスのコラムニスト

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