発達障がいへの理解が広まるとともに、大人になった今、もしかして?と悩む方が増えています。

知らないままでもいいかもしれません。でも、診断を受けることで見えてくるものがあります。大人の発達障がいの診断を受けるメリットについてご紹介します。

自分の根底にあるものを理解し自分を肯定できる

発達障がいのひとつ、広汎性発達障がいに属する「アスペルガー症候群」は、知的遅れがない自閉症とされ、社会性の欠如、コミュニケーション、人間関係の構築への困難というものが見られます。

現代社会で生きて行くために不可欠なスキルが欠如しているため、どうしても生きにくさを感じてしまうことになります。「みんなが出来ていることが、なぜ自分には出来ないんだ!」と、自分を責めてしまうのです。「子供の頃から苦しかった」と言われる方もいます。

ですが、診断を受け、これらの困難さが、生まれながらの脳の機能性の問題であり、自分の性格のせいではない!と明確にできると、「だからか・・・」と自分の基礎の部分を理解でき、自分を肯定することへとつながっていきます。

実際、診断を受けたことで、これまでの自分の生きにくさが納得できた!という方もいらっしゃいます。

悩まれている方が、自分は自分。ありのままでいいんだ!と思えるようになるためにも、診断を受けることは、悪いことではないと思います。


自分に合った環境を選び生きて行くことができる

診断を受けることにより、自分の「特性」を理解し、自分に合う環境の選択ができるようになります。

例えば、人付き合いやコミュニケーションが苦手である、アスペルガー症候群の方に、営業の仕事を勧めても、困難を伴います。苦手なことを続けなければならないほど苦しいことはありません!

ですが、自分の「特性」を理解していれば、得意なこと、向いている職業に就くことも可能です。自分が好きなことであれば、多少の困難があったとしても、仕事を辞めようとは思わないはずです!

周囲に理解者を増やし生きやすい環境が整えられる

診断を受け、自分の「特性」が明確になっていれば、周囲へのサポートもお願いしやすくなります。自分の診断名を周囲の方たちに告白することは、とても勇気がいるこす。ですから、診断名そのものは伝えなくてもよいと思います。

ただ、得意なことと苦手なことを周囲の方たちに理解してもらえれば、日常も仕事もスムーズに流れるようになるでしょう。

これは苦手!そう伝えておくだけで、周囲の方たちに迷惑をかけることも少なくなり、サポートをしていただくことで、自分の能力を発揮できるようになるのです。

発達障がいと聞くと、なんだか悪いことのような気がされるかもしれませんが、悩まれていた霧を晴らすことで見えてくる未来があります。

もしかして・・・?と悩まれている方は、まずは、お近くの相談窓口に相談されてみてください。


この記事を書いたユーザー

えるる このユーザーの他の記事を見る

フリーのライターとして活動しています。ほっこりするような、心がほわっと軽くなるような、それでいてパンチのある記事を書きたいと思っています。2人の息子のママでもあり、不登校問題、発達障害とも向き合っています。元保育士。特別支援学校児童クラブ勤務経験あり。友人に「普通の人より3倍濃度の人生送ってるよね」と言われています(笑)

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