理想の賃金のあり方と「イケハヤ事務所9ヶ条」

この記事だけだと、ぼくがラディカルな成果主義者に聞こえてしまいそうなので、もう一歩深く考えてみます。理想の賃金のあり方とは、いったいどのようなものなのでしょうか。

実はある程度答えを見つけておりまして、理想の賃金方式というのは、「雇用者が十分に生活できるだけの報酬は保証しつつ、成果と努力に応じてフレキシブルに報酬を支払う」というスタイルだと考えています。

現状、高知在住のアシスタント・矢野大地さんには、だいたい下記のような感じで支払うようにしています。「イケハヤ事務所9ヶ条」とでもしておきましょう。

1. 正社員雇用ではなく、対等なフリーランスとして付き合ってもらいます
2. 対等とはいえ、ぼくの方が詳しいこともあるので、できる範囲でトレーニングは実施します
3. 生活状況を鑑みつつ、健康的に生活できるレベルの報酬は保証します
4. 体調を崩してまったく仕事ができないとしても、必要最低限の報酬は支払います
5. 「時給」で支払うつもりはありません
6. 時間と場所は拘束しません(指示を出すことはありますが、あなたの予定を優先します)
7. 健康第一なので働き過ぎは禁止です。ちゃんと寝ること!
8. 成果と努力に応じて報酬を上乗せします
9. いい事業企画には出資します。持ち込み大歓迎!

今のところ、この感じでうまくいっている…と思います。まだ関わり始めて3ヶ月ですが、もともと優秀な方なので、超スピードで成長してくれて助かっております。1年後には、自力で稼げるようになっているのでしょう。

というか、在学中にクラウドファンディングで120万円集めてますしね…。とても楽しみな人物です。ぼくと違って明るいエネルギーを発散しているのもいいです。

ただ、ぼくのやり方は、相手を全面的に信頼する必要があり(言い換えると不正に弱い)、支払い側の評価コストが乗ってくるのがデメリットです。

このスタイルで報酬を支払える人数は、せいぜい10人が限界かなぁ、とも思っています。人数が増えてきた場合は、また何か違う仕組みが必要になるのでしょう。

と、話を前の記事に戻すと、報酬を支払う側も、受け取る側も、「時給」からそろそろ卒業した方がいいと思うんですよね。

高校生のアルバイトとかならまだわかりますが、この時代において、いい大人が時給で働くというのは、なんというか誰にとってもハッピーじゃない気がしています。

生活保障賃金+フレキシブルな成果・努力報酬+働き過ぎを防ぐ労働時間規制」が当たり前になれば、日本はもっと幸せな国になるはずです。「脱時給」時代の報酬体系を、ぜひ一緒に模索していきましょう。

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