記事提供:ならいごとキッズ

よく親同士の会話の中で「うちの子の運動が苦手なのは遺伝」とか「運動神経がないから」なんていうことを聞きますが、これはどちらも間違いで、そのようなことはないと言われています。

それでも親御さんの中には「そうは言っても多少は関係があるはず」と思っている方も少なくはないでしょう。

そこでこちらではそんな運動が苦手な子供を持つ親御さんへ、どうしたら運動が苦手でなくなるか、またどんなことが大切かなどをご紹介します。

運動神経が発達する時期

運動神経と呼ばれる神経細胞が発達する時期については色々な見解がありますが、

大体3歳から小学校入学くらいまでに基本的な運動神経(走る・飛ぶ・つかむなど)が発達するので、この時期に運動神経が伸びる刺激を与えられることが重要だと言われています。

以前の記事「親子で一緒に出来る!幼児期の運動遊び」では、運動には大切な8つの運動能力(走る・飛ぶ・投げる・柔軟性・リズム・素早さ・力の入れ方・バランス)があるとご紹介しました。

その中で鉄棒のさかあがりは「力の入れ方+リズム+バランスの組み合わせ」、縄跳びは「跳ぶ+リズム+力の入れ方の組み合わせ」などという例をあげましたが、

はじめから鉄棒や縄跳びができてしまうという子どもは、運動神経が発達する時期にこういった基本的な運動能力が鍛えられており、自然とこれらの運動に必要な動作が身についていたからと考えられます。

ですから、運動神経が良くなってほしいというのであれば、家でも簡単にできるこの8つの運動能力が発達する親子遊びを子供と一緒にやってみることをおすすめします。

しかしなかなか親が一緒にやってあげられない、またはお稽古事などでプロの手を借りて運動神経を磨きたいという親御さんも多いでしょう。そこで次は体を動かすお稽古事についてご紹介します。

【体験談】運動が苦手な子供のためのお稽古事

現在運動が苦手な4歳の娘がいるAさん。娘さんは走るのはドタドタ、ちょっと高いところからは飛び下りようともしない…Aさんも「誰に似ても運動神経はないし」とあきらめていた親の一人だといいます。

でも何かきっかけを作ろう!と思って娘さんが4歳になった時に思い切ってスイミングの体験に行ってみたそうです。

娘さんはお風呂で顔にちょっと水がかかるのもダメなので、正直スイミングに行ったのは賭けだったといいます。

もしかしたらトラウマになってもう二度と泳がなくなるかも?という気持ちもあったそうですが、体験後には意外にも「楽しかった!また行きたい」と言ったのです。

今では娘さんはスイミングの日を楽しみにして、喜んで通っていると言います。水泳を続けているおかげで、お風呂で顔に水がかかっても動じなくなってきたそうです。

他には「体操教室」に通っているそう。通っている保育園で外部からの先生達が来て希望者のみに行ってくれているもので、今は走ったり、跳んだりということを主にやっているようです。

これは1カ月に一度保育内でも実施しているので、わざわざ通う必要はないかと思っていたのですが、本人が「体操教室もやりたい!」と言ったので始めたそうです。

先生にも慣れていることや、お友達も一緒なせいもあってかその日をとても楽しみにしており、それから少しずつ難しいことにもチャレンジする姿勢が見えてきたといいます。

運動系のお稽古事を始めて感じたこと

Aさんの家では今年度になって2つの運動系のお稽古事を始めたのですが、次のようなことを感じたことといいます。

1. どうせ無理だろうと親が決めつけない
(子供の可能性は無限大です!)

2. 楽しいと思った時点で始めさせてみる
(今が大事!来年は興味が無くなってしまっているかもしれません)

3. 自分から始めたいと言った時は頑張って続けることを言い聞かせる
(やめ癖をつけない)

4. 楽しんでやっていることが大事。無理に競技志向を持たない
(選手にしたい・1番にしたいなどはただの親のエゴかも?)

5. できるようになったことを見つけて褒める

褒めて伸ばすというのはよく聞く言葉ですが、この5つめの「褒めること」こそ、不得意を克服する一番の薬かもしれません。

実際に水が苦手な娘さんが飛び込んだ時に「いつから飛び込めるようになったの?すごいね!」と褒めたのはかなり効果的で、

それ以来娘さんは「今日はもっとすごい飛び込みするから見てて!」と得意げに宣言してプールに行くようになり、それまで全くできなかった飛び込みもできるようなったといいます。

楽しみながら運動するということを教えてみよう

運動が苦手だなと思う子には次のようなことが効果的ではないかと感じています。

・小さいうちは、まず親が一緒に楽しく遊びながら体を動かすことから始めてみるのがいい
・本人がやりたいと言うものがあればまずは体験させて、始める時は頑張って続けることを言い聞かせる
・親が選んだものは、嫌々やっているようであれば一度よく話し合う。無理に続けさせるとその運動自体が嫌いになったり、できないことがストレスになりますます運動嫌いになるかもしれない
・教室の先生との相性がいいものを選ぶことが大事

いずれにしてもその機会を与えられるのは親ですし、心から褒めてあげられるのも親なので、まずは運動が苦手な子にこそ楽しんでできるものを見つけ、できたことを褒める。

それが運動が苦手な子供の「苦手意識」を克服できる一番の近道なのかもしれません。

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