日本でも「彼氏にすっぴんは見せたくない!」という女性がいると聞いたことがある。日本の場合は、化粧前と化粧後が全く違う、まるで別人!?というような女性もいるため、いきなりすっぴんになろうものなら、彼氏も驚くとは思うが、そもそも、どうして別人に見えるほどの化粧をするのか?

イギリスでは3分の1の女性がすっぴんを見せない

出典 http://www.dailymail.co.uk

ボーイフレンドやパートナー、もしくは夫に、すっぴんを見せるのを嫌う女性はなんとイギリスでも3分の1にも上るそうだ。男性よりも早起きしてメイクアップをして、男性よりも遅く寝てからメイクを落とす、といった具合だ。

そして、女性の人口の3%がなんと夫にすっぴんを見せたことは一度もない、ということが調査で明らかに。そのうちの1人が、西ヨークシャーのウェイクフィールドに住むサマンサ・ミックルスウェイト(31歳)だ。

「僕、きっとすっぴんのサマンサの方が好きだと思う。」

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サマンサは夫のウェインと3年間の交際ののち、去年5月に結婚した。しかし交際中もすっぴんを見せたことがないというサマンサ。

「夫は化粧をしている私と恋に落ちたの。だからすっぴんになると、きっと魅力的じゃないって思われるわ。夫の私への興味がなくなったら怖いのよ。」

サマンサは、夜に目覚ましを2つセットして寝る。そして朝4時に夫の眠るベッドから抜け出しバスルームへ。バスルームの部屋に鍵をかけるのも忘れない。

一晩中化粧を落とさずに寝た顔を洗い流し、更に今日の為に新たに化粧をするのだ。そんな現実を今回知った夫は、妻の並々ならぬ?努力に驚きを隠せない。

「これまで何百回と、すっぴんでいいよ、化粧落とした方がいいよ、って言ってるのに、聞き入れないんです。僕は多分、サマンサがすっぴんの方が好きだと思うけどな。見たことないけど。」とウェイン。

サマンサのafter

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あまり変化がないではないか。なぜ、すっぴんを嫌がるのかがわからない。十分に綺麗だと思うが。

サマンサは13歳の時からメイクアップに興味を持った。元々そばかすを隠すために始めた化粧だったが、夢中になった。「化粧をすると自信が湧くの。」つけ睫毛もしているために2,3週間に1度の手入れは欠かせない。化粧品もすぐになくなるという。

「家に一人でいる時は皮膚呼吸させるためにすっぴんでいることもあるわ。でももちろん鍵はかけておくわ。夫が帰ってくる音がしたらすぐにバスルームへ走るの。いつもメイクには1時間はかかるけど、素早くする方法も知ってるから、急ぐ時はそれで。」

結婚記念日にスペインに行くという二人だが、サブマリンなどの海辺のレジャー時にも「絶対にマスからとアイラインは入れるわ!」というサマンサ。そしてプールには絶対は入りたくないという。「ウォータープループをしてるけど、それでも化粧が崩れるかと不安になるから絶対に嫌!」

こちら、なんと70歳のシルビアのafter

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こんなに若々しく見える70歳なのに、すっぴんを見せないなんて「えー!」である。この女性も十分綺麗だと思う。いったいすっぴんのどこが気に入らないのか筆者には理解できない。

ケント州出身のシルビアは、6年前に2度目の結婚をした。元夫との間には4人の子供と6人の孫がいるおばあちゃんだ。しかし「おばあちゃん」というには若くてとても綺麗だと思う。

サイコセラピストのシルビアは、2度目の夫ジェフとはオンラインを通して出会った。「最初のデートで、窓から光が差し込むレストランを選んだの。光が私の顔に当たって、すごく輝いて見えたみたい。ジェフに、私は完璧だと思わせたかったの。」さすがサイコセラピストだ。計算済みである。

2人の姉の影響を受けて、12歳の時からメイクをしているというシルビア。70歳というから、メイク歴は半端ない。「いつも夫が寝るまで待ってメイクを落とすの。でも彼はだいたい早くに寝るから何の問題もないわ。」

「メイクすると自分に自信がつく気分になるの。」シルビアもサマンサと同意見だ。20年間連れ添った夫とは10年前に離婚した。「もっと女として努力していたら、別れずに済んだのかしらね。」

ジェフと結婚して、今からちょうど4年前に額に悪性のほくろができたシルビアは、手術をして切除した。しかし、傷を癒すため、4週間はその部分は化粧ができなかった。

「ジェフに見られないように、前髪で隠してたわ。」というシルビアに、夫ジェフは「すっぴんでも全く気にならないって言ってるのに、聞かないんだ。化粧を落としたところなんて見たことないよ。喧嘩になるのは嫌だから、もう何も言わないけどね。」

スーザンのafter

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バーミンガム在住のスーザン・エヴァンス(46歳)のすっぴんも、色がついてないというだけでベースは何の変わりもないではないか。そう考えると一部の日本女子のあの、ベースが全く違うメイクアップは恐ろしい。

スーザンは6年前まですっぴんは平気だったという。しかし、6年間連れ添った夫と離婚して以来、すっぴんでいることをやめた。

「努力して、化粧したり綺麗にしてる方が、男性はより、女性をリスぺクトしてくれるように思うわ。肌のために高級ブランドしか使わないのよ。」

そんなスーザンに去年11月、新しいパートナーができた。カールトン(45歳)だ。彼はスーザンの化粧した顔が好きだという。

「最初のデートの時に、カールトンに言われたの。綺麗に見せる努力してる女性が好きって。でも努力だけじゃなくて、女性の特権だと思うわ。いつも綺麗だって思ってもらいたいから私は絶対に化粧を落とさないわ。彼、私を世界で一番美しいって言ってくれるのよ。」

カールトンは「女性にはいつも綺麗にしてもらいたいから、すっぴんになれなんて頼まないよ。高いコスメも僕の給料でヘルプするから、是非、化粧して綺麗でいてもらいたいね。」

出典 http://frockingcotton.blogspot.com

心理学者で、恋愛アドバイザーであるジョー・へミングスは言う。「ほとんどの関係において、どんな風に見えるかということよりも、どんな人間性か、ということに焦点が絞られてきます。」

「ですから、女性は、徐々にすっぴんになっていくといったケースが多いですね。マスカラをやめたり、リップスティックを塗らなくなったり、少しずつガードを外していくのです。」

しかし、長い付き合いになるようなパートナーや結婚生活の中で、全く化粧を落とさないとなると、健康的じゃないとも指摘する。

「化粧を相手に全く見せたがらないのは、身体醜形障がいに近いものがあります。整形を繰り返す人と同じ心理です。」

身体醜形障害(しんたいしゅうけいしょうがい、英: Body dysmorphic disorder; BDD)とは、極度の低い自己価値感に関連して、自分の身体や美醜に極度にこだわる症状である。醜形恐怖また醜貌恐怖とも呼ばれる。

出典 https://ja.wikipedia.org

「寝ている間も化粧をしていると、シーツについたりします。特にセックスした時なんて、化粧が剥がれて余計に酷い状態になるんじゃないでしょうか。」

セレブメークアップアーティストまで!

出典 https://www.youtube.com

今や売れっ子セレブメイクアップアーティストの、シャーロット・フォーブル(41歳)も、男性の前では一度もメイクを落としたことがないというから驚きだ。

元夫で俳優のチャールズ・フォーブルの前でも、そして去年6月に結婚した映画監督のジョージ・ウォードの前でも、決してすっぴんを見せないというシャーロット。

「母はいつも言っていたわ。女性は常にミステリアスな部分を持っておくものよ、って。だから夜、バスルームに鍵をかけて、化粧を落とすの。そしてマスカラとアイライナーを新たに塗るのよ。ベッドルーム使用のメイクアップってわけ。」

男性の前で、決して化粧を落とさないことが美しい、と思っている人に対し、「浅はかだ」と思う人も少なくないだろう。

しかし、やはりこういう女性は精神的に非常に不安定な部分を抱えているのではないかと筆者は思う。「綺麗でいてほしい」と思う男性も多いだろうが、すっぴんは絶対見たくない!という男性はあまりいないのではないか。

自然体を好きになってもらうために、もっとオープンになるべきだと思う。しかし、化粧を落とした顔にギョッとされることがないように、あくまでもBefore&Afterに激しい差をつけない方がいいとは思う筆者である。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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