来年、障害のある娘が小学校に進学をします。進路に関して悩んでいたら、yahoo知恵袋でこんな投稿を見つけました。

なぜ障害児が普通学級に入ってくるのですか?

出典 http://www.gettyimages.co.jp

質問には、「なぜ障害児が普通学級に入ってくるのですか?」とありました。

寄せられた回答は…

投票によりベストアンサーに選ばれた、障害のあるお子さんを持つ親御さんから寄せられた回答をご紹介したいと思います。

集団に向く子とそうでない子がいる

その子の障害特性により、集団での生活がストレスとなり問題行動が増え成長に差支えがある子と、大勢の中でこそ社会性を育てることが可能な子がいます。

出典 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

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障害と一口で言っても本当にさまざまな種類があるのですが、コミュニケーションが得意な子と苦手な子、ここで進路に大きな差が出ると思います。

早期発見・早期療育が以前より進んでいる

今は早期発見・早期療育が以前より進んでいて、小学校に入学する前に障害児療育をしっかりと受けてきた子も居て、上記の判断は以前より正確に判断できるようになっているのではないかと思います。

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障害のない子の場合、小学校に上がる前に「あなたの住んでいる場所だと、○○という学区です」と行政から通知が来て、よほど親の事情などがない限り、この学区内の小学校に行く形になります。

しかし、入学前から判明している障害児の場合、進学前に教育委員会や療育関連の先生方などとの話し合いを重ね、その子の状態に合った進路を模索していく形になります。

市町村によりますが、私の住んでいる市の場合、進学の1年前の春から、
教育委員会との面談→療育担当者との面談→教育委員会の観察(児童を直接、行政担当者が見に行って現状の把握)→教育委員会との最終面談。こういった色んなステップを踏んで、やっと進路が決まります。

つまり、障害児の能力と大きくかけ離れた進路になるということは、稀なケースだと言う事です。

もし、普通級に障害児がいるのであれば、その子は「普通級で過ごしていけるだろう」と、第三者に判断されたと考えて良いと思います。

今は障害児者を一般社会に帰す方向で進んでいる

今の社会は障害児者を一般社会に帰す方向で進んでいます。親の希望云々ではなく、国自体がそういう方向に目を向けているのです。

これは自然な形ともいえますが、また、障害者にかかる社会保障等の予算軽減を図るためでもあります。

つまり、日本の経済状況が悪化の一途を辿る限り、今後この流れはさらに強くなり、多くの障害者が、施設に入所し一般社会と隔絶するのではなく、住宅街にある普通のアパートや家をグループホームとし、町の中にある就労先で働き、一般社会に溶け込んで生活せざるをえなくなると思われます。

そのような未来を想定した場合、自分の住む学区で知った顔の中で育つことが将来のために有益だと思う親も増えるのではないかと思います。

そして、それぞれの子に何が最善かを判断することは、親に最終的な選択権があります。

親が子どもの障害を受け入れ切れていない例もあるかもしれませんが、障害を受け入れた上でそれが最善の選択だと信じて選んでいる親の方が多いと感じます。

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以前、成人した障害のあるお子さんを持つママから言われた言葉が今でも鮮明に記憶に残っています。「障害者だけの社会なんてないのよ」

なるほど、と思いました。障害を持つ子の場合、20歳で成人、親の手を離れて独り立ち、というのは難しいケースが多いです。

だからこそ、障害児の親はその子の死ぬまでを考えて進路を選んでいるんですね。集団が向かない、コミュニケーションがとても難しい、パニックがある、などの子の場合、見守りが多い場所、養護学校→グループホームなどを選択すると思います。

けれど、集団にとけ込める能力があるなら、その子の将来を考えて、社会に出て出来るだけ自力で生きていけるように、あえて集団の中にいれる選択をする親もいると思います。

普通の学校に入れるからには…

いずれにせよ、子どもたちは地域の中で暮らしていかねばなりません。

『うちの子は障害があります。理解をお願いします。』と誰かに頭を下げるとき、私は『ご迷惑をかけるかもしれないけれど許してね。』と思った事は一度もありません。

『社会のルールを他の子よりも時間をかけて覚えます。親が知らないところでルールを破ることがあれば、見ぬ振りはせずきっちり叱ってください。もし、よいことをすれば誉めてやってください。

地域の皆さんにご迷惑をかける大人にならないよう、他の地域の子どもと同様に、皆さんで一緒に育ててください。その為に、障害の特性を知ってください。』そういう気持ちです。

当然、私自身、よそ様のお子さんも我が子のように一緒に遊び、叱り、誉めるようにしています。

出典 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

私には、ダウン症の娘がいますが、現在市立の幼稚園に障害のない子に混じって通っています。

幼稚園の先生方や、市の療育担当の方と相談して決めたことでしたが、入園させる前は、人に迷惑をかけるんじゃないか、いじめられるんじゃないか、果たして受け入れられるのか、夜も眠れないくらい不安に思っていました。

ネットでは、障害児を普通の学校や幼稚園に入れるなんて、親のエゴだ、間違っていると書いている人もいて、入園直後は他のママに何か言われるんじゃないかとビクビクして過ごしていたことを覚えています。

今年、娘は年長になりましたが、周りのお友達や先生、ママが分け隔てなく接してくださったお蔭で、とても成長し、幼稚園生活を楽しんでいます。

幼稚園に入って知り合ったママからは、「気にし過ぎ!」と良く怒られました。心配もありましたが、障害があることをどこかで言い訳にしようとしていた自分もいたと、反省しています。娘は、人好きで集団の中で吸収できることも多いので、この環境を活かしつつ、慎重に進路を考えたいと思っています。

周りの方の理解がないと、障害のある子は生活していけません。そのために、障害児を持つ親である私は、きちんと説明し、理解を求めていく姿勢が大事だと感じています。

もし、我が子が通っている学校に障害のある子がいたら、そこには親の葛藤の末の将来を見据えた想いがあることを少しでも知って頂けたらと思います。

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主婦暦5年目の34歳。5歳のダウン症の娘、2歳のやんちゃ息子と旦那1人の4人家族。田舎育ち。実家は牛の放牧をしています。

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