記事提供:しらべぇ

もともと、クラス名簿や同窓会的役割を果たしていたFacebook。だが、今や会社の業務で活用されるケースも珍しくない。

そのため、Facebookのヘビーユーザーの中には、「友だち」一覧を眺めると「中学の同級生」の隣に「会社で隣のデスクに座る社員」のアイコン写真が並んでいるケースも出ているようだ。

こうしたFacebookの「電話帳化」は、LINEやメールなど、多様化するコミュニケーションツールを使い分ける煩雑さを解消し、一元的に人間関係を管理できる便利なものと捉えられがちだ。

だが、職場や学校、家族など振る舞い方がそれぞれ違う複数のコミュニティでの振る舞いを、Facebook上では「ひとつ」にする必要がある以上、それにストレスを感じる人も少なくない。

■約3人に1人が「Facebookの更新が困難になった」

本サイトが実施したアンケート結果によると、Facebookユーザーのうち、30.8%が「知り合いとつながりすぎた結果、Facebookへの投稿をためらってしまう」と答えている。

およそ3人に1人はリアルでの強固な人間関係によって、ネット上の振る舞いに何らかの制限をかけられているということである。

■「なぜオレを誘わなかった」という人が必ず出てくる

Facebookに4年前に登録したという上田さん(31才・男性・広告代理店)。現在「友だち」が1300人以上いる彼は、ここ1年ほどはFacebookの更新を一切していない。

Facebookを始めた当初付き合っていた彼女と1年半前に別れて、元彼女や元彼女の友だちに写真や投稿を見せたくない気持ちが出てきてからは、更新しにくくなりました。

この頃から、会社のメンバーともつながるようになって、さらに前職の上司なども「友だち」になりましたね。

出典しらべぇ

-複数のコミュニティのメンバーが「友だち」に並んでいるわけですね。投稿内容をコミュニティによってわける「限定公開」もありますが

当初はそれで対応していましたが、あまりにもその「コミュニティ」が増えすぎて分けることすら困難になりました。

楽しそうに旅行している写真をアップしても、「友だち」のなかに「いま仕事が忙しいのにそんなことしてる場合じゃないだろ」「なぜオレを誘わなかった」と言ってきそうな人がいる以上、投稿をためらうようになりました。

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-現在、ほかのSNSは利用していますか?

ごく一部の友だち同士でInstagramをやってます。こちらは写真メインかつ実名ではないのでFacebookほど利害関係が複雑になっていません。

でも、徐々にそういったしがらみが出てくると思います。そしたらまた別のSNSを使うのかもしれない。その意味で、SNSは常にスクラップ&ビルドを繰り返すのかもしれません。

出典しらべぇ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2015年5月22日~2015年5月25日
対象:全国20代~60代 Facebookユーザー男女575名

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