【1】(念の為に説明)ドラゴンボールとは?

「ドラゴンボール」を知らない…なんて人が、どれくらい存在するだろうか?。そんな人を探す方が難しいだろう。それくらい有名な作品だ。
連載開始が1984年なので、もう30年以上が経過しているが、漫画・アニメ・ゲームなどなど、今なお新作が出ている。

さて、もし知らない方がいるといけないので、ザックリと内容を説明しておこう。

世界のどこかに存在するという「ドラゴンボール」という球。全部で7つあり、全ての球を集めると、どんな願いでも1つだけ叶えてくれる龍が現れる…と伝えられている。主人公の「孫悟空(そんごくう)」は、西の都からやって来た「ブルマ」という天才少女と共に、ボール探しの旅に出る…というシーンから始まる漫画だ。

ボール探しばかりをしているワケでも無く、武術大会でのバトルが繰り広げられたり、世界を恐怖に陥れる魔王と闘ったり、活躍の舞台を宇宙に広げたり…などなど、強い相手と出会い・戦っていく。少年漫画の王道そのものと言っていい作品だと思う。

日本のみならず、海外でも人気が高く、様々な国で購読・視聴する事ができる。しかし、とある地域で、意図的に「見る事を禁止」している場所がある…という話を聞いた。

ドラゴンボールの内容を考えるに、スプラッター要素が強いワケでも無く、お色気要素がきついワケでも無い。禁止しなければならない様な描写は見当たらない。半ば都市伝説と化しているこの話、果たして本当なのだろうか?



【2】その場所は、アメリカのとある州

ドラゴンボールが禁止されている…と言われている場所はどこか?。それは、アメリカ合衆国のハワイ州である。

ハワイと言えば、グアムと並び、日本に近いアメリカとして有名である。日本人観光客も多く、人気の観光地だ。正月には、芸能人が多く訪れる場所として、お昼の情報番組などで特集が組まれる事もある。



【3】ハワイで禁止? その理由は?

日本に最も身近なアメリカ「ハワイ州」だが、なぜ「ドラゴンボールが禁止」という話になっているのか?。その理由は、主人公「孫悟空」と仲間達の必殺技にある…とされている。

「かめはめ波」という光線技がある。全身のエネルギー(作品内では「気」という)を一点に集中し、絶大な攻撃力のビームを放つ技だ。孫悟空と仲間達は、この技を使う事で、幾度と無く強敵を撃退してきた。

この「かめはめ波」だが、似た名前の偉人が存在する。それが、ハワイの英雄である「カメハメハ大王」だ。(似ていると言うよりは、恐らく作者の鳥山明先生が、名前を頂いたのだろう。)

優れた戦士であり、外交家であり、リーダーでもあったカメハメハ大王は、長年に渡る戦いの末、1810 年にハワイ諸島を統一して王国を築きました。カメハメハがオアフ島征服に重要な役割を果たしたヌウアヌ・パリの戦いの現場は、現在ではヌウアヌ・パリ展望台と姿を変え、訪れる人に当時をしのばせています。

それぞれの島に統治者が存在する状況では、西洋の圧力にさらされてハワイが分裂していたかもしれません。カメハメハ大王による統一は大きな功績です。ハワイ最初の王、カメハメハ大王の像は現在4ヶ所にあります。

出典 http://www.gohawaii.com

ハワイ州観光局のHPより。これによると、ハワイを統一した偉大な人物らしい。現在でも、観光地に像が建立されているそうだ。日本で言う所の「徳川家康」の立ち位置だろうか。ともかく、かなりの有名人である事に間違い無いと思われる。

その「カメハメハ大王」をパロって「かめはめ波」という必殺技を考えたとするならば、「偉人をバカにするな!」って怒る人がいたとしても、まあ分かる話ではある。



【4】本当に、ハワイでは見れないのか?

カメハメハ大王をパロった技があり、それに対して立腹する人がいる…という状況は、無いとは言い難い。しかし、それが「ハワイでドラゴンボールが禁止」という状況には直結しない。

逆に考えると、「何かしらの形で、ハワイでもドラゴンボールを購読・視聴できるならば、ハワイでドラゴンボール禁止…という都市伝説がウソになる」という事だ。

本当に禁止されているならば、販売記録・放送記録・上映記録などの記録が一切残っていないハズだし、場合によっては、当局による検閲が行われていた…という記録が残っていると思う。その辺りはどうなのだろう?。



【5】記録を追跡してみた

【6】ネット時代では、検閲は難しい

現代はネット全盛期である。動画配信サイトも多い。そこを遮断するとなると、かなり大きなニュースになると思う。どこぞの共産圏国家ならともかく、アメリカでそういった行為が行われた…というニュースは、筆者は聞いた事が無い。

【7】筆者の結論

●「カメハメハ大王を侮辱した」という理由で、ハワイではドラゴンボールが禁止になった…という話があるが、ウソの可能性が非常に高い。

●そもそも、ネット全盛期のアメリカに於いて、アニメの検閲をするという事は、かなり難しいと思われる。


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